第5話⭐どうする⁉️きみの心を掴みたい‼️⭐

・・・2004.7.10
 運命の出会い⁉️から5日後、結局この5日間気持ちが薄れることはなく、れんの事をずっと考えることになり、途中からは諦めて、どうしたら付き合えるかや、どうやって連絡先を聞き出すかなど、シュミレーションを重ねる始末だった。
ラブ「あ~💦どうシュミレーションしても上手いこといかへん😨何でや?」
 そう、今までの俺をみてると、勢いで会話しているように思われがちだが、実は場面が想像出来るものに関しては事前のシュミレーションで、最善と最悪を想定してどう話を進めるかを変えているのだ。
 だが、この時はどうやっても最善がでないでいた。
ラブ「も~、何でや⁉️何回やっても途中までいくとイメージがブレよる💦」
トントン
ラブ「⁉️は~い」
れん「入りますよ~」
ラブ「は~い」
れん「帰ってきました~🎵」
ラブ「お帰り~🎵」
れん「はい、お土産(笑)」
ラブ「お~‼️ホンマにちんすこうひとかけ⁉️っておい❗」
れん「冗談ですよ😁はい、誕生日兼ねてちんすこうです。」
ラブ「シーサーではないのね(笑)」
れん「ホンマに欲しいです?(笑)」
ラブ「困る・・・ありがとー😆💕✨」
れん「どういたしまして😁」
ラブ「沖縄楽しかった?」
れん「それがね~、タクシーの運転手さんが、めっちゃエエ人で、5,000円で色んなとこ連れていってくれはった🎵」
ラブ「そぉ~なんや~🎵楽しかったならよかった~♥️」
れん「ありがとうございます🎵じぁあまた来ますね。」
ラブ「は~い🎵」


・・・翌日
トントン
ラブ「は~い」
マスター「元気か~?」
ラブ「お~マスター🎵お見舞い来てくれたんや~♨️ありがと~😁」
マスター「大丈夫なんか?」
ラブ「まぁ~痛いけど死ぬわけじゃないしね~♨️ってか水曜日に手術やねん。全身麻酔で5時間、意外とビビってる💦」
マスター「ほぉ~お前もビビることあんねんな~(笑)いつもひょうひょうとしてるから、今回も能天気にしてんのか思てたわ😜」
ラブ「人をなんやと思とんねん🌀」
マスター「そぉいや、何で足なん?ラブの病気は血が止まりにくい血友病とか言うやつやろ?」
ラブ「あ~、ちゃんと説明してなかったな~♨️いちから話したらちょっと長くなるけどエエか?」
マスター「こんなゆっくり話せる機会もないから聞いたるわ😁」
ラブ「俺の病気はマスターも知ってるとおり血友病で、これは遺伝性の病気やねん。俺の場合は母方のおじいちゃんが同じ病気で、おかんは遺伝子の半分が欠損してる状態やねん。この病気は遺伝子のYにくっついてんねんけど、男はXYで女はYYやから、男が病気を持ってる場合に男の子が出来るとXを渡すから遺伝しない、女の子が出来るとYを渡すから遺伝するのよ。ただ、女の子の場合は母親から正常なYの遺伝子を貰うから遺伝子欠損にはならずにすむねん。ここまでは大丈夫?」
マスター「💦何とかついていってる。んで?」
ラブ「じゃあその、半分遺伝子に欠損のある女の子に子供が出来た場合はどうなるかというと、男の子、女の子両方半分の確率で遺伝するのよ。その半分に入ったのが俺ってわけ。」
マスター「良いのか悪いのか💦血友病については解ったけど、それと足に何の関係があるんや?」
ラブ「そこなんよ。半分の確率って言うたやん。」
マスター「そやな~、運の悪いやつやめ😜」
ラブ「そこじゃなくて💦半分ってことは、血友病かそうじゃないかを検査する必要があんねんけど、俺の場合初めの検査で見逃されてん💦」
マスター「医療ミスか?」
ラブ「当時は検査技術もそこまで正確ではなかったし、しゃ~ないみたいな感じやったんかもな?」
マスター「かもなって💦」
ラブ「当時は赤子や😂んで、血友病には血が止まらないのともうひとつ症状があって、それが関節が弱いから出血を繰り返すことやねん。当時の俺は結構暴れまわるタイプやったみたいで」
マスター「今も一緒やな(笑)」
ラブ「😡3歳くらいにそこらじゅう痛がるし何や⁉️ってなって調べたら血友病がわかってん。でもその時には既に関節内でたまった血が軟骨を溶かしてしまってて、めでたく軟骨のない右足ができあがっわけよ。これを血友病性関節症といいます。」
マスター「・・・お前、幼少期運悪すぎひんか?」
ラブ「そこ👆かわいそうとかないのか⁉️」
マスター「いや‼️完全に運が無いだけやな(笑)」
ラブ「確かに(笑)まぁその分今運がいいし、帳消しやな🎵」
マスター「そやな😅お前の引きの強さ並みじゃないもんな(笑)」
ラブ「自分でもビックリしてます😁」
マスター「んで、メールで言うてた運命の人はどれや?」
ラブ「そろそろ巡回の時間やし来んのちゃうかな?」
マスター「マジか‼️待っとこ❤️」
ラブ「見せもんちゃう😡」
マスター「でも入院して担当看護師に恋をするって・・・ドラマか⁉️」
ラブ「え~、自分でもそう思ってます✨」
マスター「"りく"の件といい、お前の人生ドラマ化したら売れるんちゃうか?」
ラブ「その話は無しや💦思い出すと辛いしな。」
マスター「すまんすまん💦」
トントン
ラブ「は~い」
れん「入りますよ~」
マスター「は~い🎵」
ラブ「💢」
れん「こんにちは、お知り合いですか?」
マスター「初めまして、こいつが通ってる店のマスターです✨」
れん「そうなんですね。ラブさんお変わりは無いですか?」
ラブ「このおっさんが邪魔な事以外なに問題なし‼️」
マスター「おい、こら❗見まいに来てやってる人間になんて事言うねん❗」
れん「そぉ~ですよ、せっかく来てくれてはるのに😡」
ラブ「シュン( ´-ω-)」(だってそんなこと言うても邪魔やし・・・)
れん「ほら、あやまる❗」
ラブ「ごめんしゃい」
れん「よろし~🎵」
ラブ「🎵」
マスター(こいつが飼い慣らされてる⁉️この子可愛い顔して結構やるな(笑))
れん「じゃあ元気そうなので、これで。あっ!明日と明後日は手術の説明があるので、よろしくです。」
ラブ「は~い🎵」
れん「では、失礼しました。」
ラブ「またね~👋」
れん「はいはい(笑)」
・・・
マスター「・・・💦お前大丈夫か?」
ラブ「😍・・・ん?なんだ?」
マスター「そんな顔してるお前見たの初めてやわ💦目の前に女の子いんのにいつも違うとこ見てたもんな。出会えて良かったな🎵」
ラブ「自分でもそう思うわ🎵あのこの前やと素直になれるし、悩んでることどうでもよくなるんよ💦」
マスター「エエこっちゃ😁まぁ頑張って落とせよ👍️」
ラブ「ん?帰るんか?」
マスター「お前のいい顔見れたし、満足したから帰るわ😏」
ラブ「ありがとうね🎵」
マスター「退院したら快気祝いで飲みに来いよ~👍」
ラブ「へ~い、おごってや(笑)」
マスター「おう❗おとなしゅうしとけよ。じゃあな👋」
ラブ「👋」

入院生活は暇なものだと思っていたが、意外と暇しない入院生活を送ることになった。

つづく
第6話⭐好きな子にされるのは恥ずかしすぎる😳⭐
執筆速度が遅くなってすいません💦頑張ってカキカキします❗

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