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脅しじゃないよね~二つの記事のいやらしさ~

 ラブを連れて生活雑貨の店に出かけましたよ。ラブは嬉しそうにリュックに入りましたが、いざ店に着きカートに出してあげると不安だったのでしょう、震えてました。私があちこち回るのでラブはキョロキョロ落ち着きませんが、吠えたりはしません。遠くからペットショップの犬の声がします。買い物をし、ペットショップも覗きに行きました。ラブは固まってました。3年前に、ここではありませんが同じ系列のペットショップに保護犬として出されていたラブは、かつてのことを思い出したのでしょうか。緊張してる様子なので、長居はせずにすぐに離れました。会計を済ましリュックを広げると、さっと中に入りました。ラブにはストレスにはなっても楽しくはなかったようです。

昨日の記事で、少しふれた天皇不在の文言が気になる、という話を中心に
今日は書こうと思います。

この記事の最初は、究極の緊急事態として、
昭和時代に当時の皇太子が沖縄訪問の際に火炎瓶を投げつけられたことや、安倍元総理やトランプ氏の暗殺事件を例にあげ、
男性皇族が少ない今、天皇不在が起きる可能性が高まっており日本が機能しなくなる、と心配しています。
その理由は国事行為を行うものがいない、というものです。

だから、緊急事態条項に天皇不在時のことを盛り込んだほうがいいとし、
昭和天皇がかつて大正天皇の摂政を務められた例を出してます。

更に女性皇族は摂政になれるとし、一気に論理が飛び、だから女性皇族の確保も大事だ、旧皇族の復帰も考えられてるが現実味がなく、
現在の皇族数を考えると女性宮家創設が必要とし、これを可能にするのは
小泉進次郎君が総理になるのがいい、と書いてます。

この記事を書いた島田氏が、男系男子派で女性宮家押しだからと、読み飛ばすことはできるでしょうが、どうにも引っかかってしまうのです。

赤坂はよく観測気球というか、
事が起きる前に匂わす記事を御用学者や御用記者を使い、記事を書かせて
世論の誘導を謀る、と私は思っています。
そうした私の考えから読んでいくと、
単に女性宮家創設の話だけではないのではないか? となります。

キーワードは『天皇不在』と『摂政』でしょう。

腹に据えかねるのは、宗教学者という島田氏ですが、
天皇陛下の役割に 国事行為以外書かないというのはいかがなものかと思うのですよ。
いくら神事にかかわることが私的行為とされてるにしても、
多くの時間を日本や日本国民、ひいては世界の安寧と平和を祈っておられるわけです。
記事で言いたいことから外れるにしても、役割というならば、きちんとそのことにも触れておくべきでしょう。
そしてまた、皇后陛下や敬宮様の存在などないかのように書き進めるのは、果たしていかがなものかと思うわけです。

特に摂政のくだりでは、女性が摂政になれると書きながら、
いちばん可能性として考えなくてはならないのが皇后陛下でしょう。
それを無視して、女性皇族確保と女性宮家に話を持って行くというのは、
いかがなものでしょうか。

記事の中でも、摂政について書かれてますが載せておきます。

もう一つのことですが
『天皇不在』と表現は柔らかくしてあるものの、取り上げた例などから考えてもわかるように、テロや暗殺を念頭に書いてるのでしょう。
いきなり記事の冒頭に天皇不在の不穏な文言を入れたのは、記事の食いつきをよくするためだけでしょうかね?

赤坂の思惑の中に、こうした不穏な考えがないと言えるでしょうか?

私はふと、高円宮さまの薨去が頭をかすめたのです。

女性宮家やそれを可能にするのが進次郎君だと言いたいにしては、
随分と不敬、不穏な書き出しで、例としても不適切でいやらしさを感じるのは私だけでしょうかね。

こうした私の不安をあおったものの記事に、下の記事もあります。
一週間の間に、天皇の不在、崩御を題材にした記事が出たのですよ。
明治天皇に仕え『女官 明治宮中出仕の記』という本を書いた女官の記録を題材に記事が書かれています。
明治天皇崩御の時の皇后の様子や宮中の様子が、抜粋して書かれています。

うがった見方をすれば、こうした記事を出すことで
今上陛下に圧力をかけ、脅しに近い手法を用いてもいる、とも考えられるのですが、思い過ごしであって欲しいものです。

今日はここまで

       今日も読んで頂きありがとうございます。❤️

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