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脂漏性皮膚炎で試したもの⑦〜薬編〜

こんにちは、いむです。

ここまできて初めて言うことになりますが、私は脂漏性皮膚炎を最終的にお薬で治すこととなります。

それも、一番嫌いだったステロイドです。

何故ここまで言わなかったのかと言いますと、ステロイドは簡単にお勧めできるものではないからです。

ステロイドを使うならば先生、皮膚科、ステロイドの強弱、そしてステロイドの使い方 が確実に大事となってくるからです。

単にステロイドだからお勧め!というわけでも、ステロイドだからダメ!というわけでもありません。

わたし自身、ステロイドは劇薬となることもあれば、神薬となることもあると思っています。

その詳しいお話はまた後日したいと思います。


そのステロイドで治すまでに試したお薬です。↓



※⑥のみステロイド、⑥以外非ステロイド



①ニゾラール

脂漏性皮膚炎が出たての頃に試したお薬です。

一回治り、半年後再発。

その後は何回塗っても効かなくなってしまいました。



②抗生物質

浸出液を止めるためにと皮膚科からもらったお薬。

実際、1ヶ月浸出液は止まりました。

ただ1ヶ月が過ぎたあたりからまた少しずつ出始めます。

何より、抗生物質で抑えているので、いつか浸出液が出てくるのではないかという恐怖が強かったです。

ただ、そこまで期待していなかったニキビは全滅しました。

脂漏性皮膚炎特有の黄色いニキビがなくなり、飲み終えたあとも3ヶ月くらい新規ニキビが出来なくなったので、ついにニキビ肌とおさらばか?!と思いきや、3ヶ月後にまた新しいニキビちゃん達とご対面しました。

でも、前と比べると新規ニキビも少なくなったような気がします。

特に辛いのは、脂漏性皮膚炎は関係ないのですが、顎のこもりニキビです。痛いし痒いし痛い。

またこの顎のこもりニキビも別のお薬で今撃退中です。(ニキビに効果あったお薬ランキングも公開を予定しています)


③プロトピック

浸出液を抗生物質で抑えている間、顔の赤みとガサガサが止まりませんでした。

その炎症を抑えるためにと抗生物質を頂いた同じ病院でプロトピックを頂きます。

赤みガサガサ系炎症はプロトピックでかなりすぐ(2日くらい)に治ります。

ですが、すぐにまた違うところに炎症が出て、プロトピックで抑え、同じところにまた出て、また抑え、というのを何回も繰り返したのでプロトピックはあまり良くなかったです。

ステロイドもではありますが、プロトピックは危険とか劇薬だと言われているのもあり、毎回緊張して塗っていました。




③クロマイ-N

Twitterにて、クロマイ-Nで脂漏性皮膚炎を治したというツイートを見かけたのが購入した理由です。

このお薬はニゾラール以外で肌の常在菌を殺してみようかなと思って試してみた商品です。

とにかく肌が赤くて痒くて痒くてしょうがないときで、菌殺せばいけるか?!と思いました。

抗生物質、抗真菌成分の入っているお薬です。

ジュクジュクした患部にもいいそうです。


塗ってみて、痒みが収まることもジュクジュクが収まることもありませんでした。

わたしの肌は慢性化しすぎていたので、市販のお薬では対処できなかったのかもしれません。



④ムヒS

ただのムヒです。チューブ状の。

これもまたTwitterで見かけたのです、ムヒで脂漏性皮膚炎が治ったというツイートを…。

でも実は、ムヒって効能の欄に皮膚炎も入ってるんです。

ムヒ万能です。

虫刺されには何回もお世話になりました。すぐに痒み飛んで行きますよね。脂漏性皮膚炎の痒みはスースー消えたらすぐに戻ってきましたが( ˃ ˂ )

一瞬だけ快適でした。その代わり、肌が快適な間は目がスースーして痛かったです。


⑤パルモアー

パルモアーは、非ステロイドですが、第二類医薬品になります。


瘡蓋が剥がれてしまったところって浸出液の出てくる穴が見えるくらいの未熟な肌でビニール肌なんです。

浸出液が出る=丈夫な肌が生成されていない

ということなので、そんなときに思いついたのがが皮膚の肉芽形成を助けるものをつければいいのではないか?!ということ。

パルモアーには、プラセンターリキッド(皮膚の新陳代謝を高め肌を保護し、潤いを与える)、ジパルミチン酸ピリドキシン(脂溶性のビタミンB6で皮膚に栄養を与える)がはいっています。


パルモアーって、脂漏性皮膚炎や酒さの人にあまり知られていませんが、効果の欄に脂漏性皮膚炎、酒さと、バッチリ書いてあるんです。

これが非ステロイドの中だとなかなか珍しいと思います。

わたしも効果の欄で脂漏性皮膚炎という単語は初めて見ました。


使ってみた結果は、多少良かったです。

瘡蓋が剥がれてしまったところに沢山塗り込んでいましたが、浸出液が多少抑えられている感じがしました。

あの独特な浸出液の匂いが薄かった気がするんです。

本当、気がする程度ですが。

軽い皮膚炎ならもしかしたら効果があるかもしれません。



⑥セロトピー軟膏

もう何塗っても治らない。2年間放置しても治らない。

でも皮膚科に行けばこの酷い肌を見せなければならない。

皮膚科に行ったって治るか分からないのにわざわざ見せたくない…。

皮膚科では勝手に写真を撮られたことがあり、かなり皮膚科への不信感と恨みが募っていて足を運ぼうとも思えませんでした。


それなら、眉間だけ炎症が起きていることにして、見せるのも眉間だけにして薬局で第2類医薬品(薬剤師のいる店舗でないと購入できない)をもらってみようかなと思いました。

正直、この薬局へ行く前にはステロイドを勧められることも期待していました。

あんなに嫌いだったステロイドを。

それはなぜかというと、何塗っても治らない+自然治癒でも治らないわたしの肌で、

他に残っているのってもうステロイドしかなくないか?!と、思ったからです。

そう思ったら急にステロイドへの興味が湧いてきました。

それに、今まではステロイドの怖いところや悪いところしか見てきませんでした。

ステロイドについては避けて通ってきたので、改めてステロイドを知りたいと思いました。


そして、ステロイドについて調べて、ステロイドには良い使い方と悪い使い方があるということを知ります。(このお話はまた明日お話しします)

この良い使い方もあるということを知ってから、ステロイドへの興味から実際に使ってみたいと思うようになりました。


セロトピー軟膏を実際に使用してみて、浸出液が出ていると説明したら結構重症であるのでステロイドのセロトピー軟膏をオススメされ購入。

でも先生に指導されながら使用するわけでなく、1人で使わなければならなく怖いので、とりあえず3日くらい塗ってみました

そして…あんなに出ていた浸出液は止まります。

ただ、3日しか塗っていないのでまた7日目辺りから出始めます。


やはり、ステロイドは効くのだと思いました。

ただ、皮膚科へ通わなければ自分の判断でステロイドを使わなくてはいけなくなります。

そこはやはり、プロの元で安心して使用したいという思いが強くなっていきます。

そして、皮膚科を探すことに。



明日は、ステロイドの使い方についてです。












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