見出し画像

霊障による性格の豹変(24/7/27)

皆さんは、ある日突然自分の知り合いが、まるで別人に変わってしまったみたいに、性格が豹変してしまった、という場面を見たことはございますか?
もちろん見たことがない方がいいのです。それが一番平和です。しかし世の中、そういったことも起こってしまうものなのです。
今回のお仕事依頼は、そのような一件でございました。


人が変わってしまう霊障


今回、とある方のお父様の「人が変わってしまった」一件に遭遇いたしました。
依頼人様のお話では、「いつもは乱暴な性格ではないのに、ここ最近家に帰ると豹変してしまう」とのこと。
普段はお酒を飲んでも陽気で、乱暴なそぶりなんてしないから、何か霊障なのではないか、と思い至ったそうです。
確かに、様々な話で「霊に憑かれると性格が豹変してしまう」という話は聞いていました。が、その多くが何かしらの精神的・肉体的変調だったりするものです。

とはいえ、霊障である可能性ももちろんあります。私は依頼人様のお父様の霊視を試みました。

その結果として、案の定、と言いますか。何かが憑りついているのが見えました。

どうして霊は人に憑りつくのか

霊が人にとりつく理由は数ありますが、多くの場合が「人が持っている力を吸って自分の存在を維持するため」です。つまり、人に害を加えようという目的が一番にある霊は比較的少数派です。
今回お父様に憑りついている霊も、そのたぐいの存在であるようでした。自分の存在を維持したいがゆえに、ただ人から力を吸い取っている、そういった存在です。

ここで、敏い方は疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。

「どうして力を吸われているだけなのに乱暴な性格になるのか」

皆さんももしかしたら、経験があるのではないでしょうか? 疲れている時、体調がすぐれないときに、より負荷のかかる勉強や仕事を強いられ、嫌な気持ちになったことが。

今回もそれと同じで、いつもなら耐えられる力を持っているのに力を吸われているせいで、耐えることができなくなってしまった、ということです。

ただ、こういったパターンは基本害意で憑りついているわけではなかったので、対処は比較的簡単。
そうして、私は普段通りの対応を試みました。

お仕事遂行

私が霊と対峙する際、その手法はいくつかありますが、その中に相手との対話を試み、説得をして離れてもらい、代わりにその霊の願いを出来る限りかなえてあげる、というものがあります。
お話とかでもよくありますね。霊の願い事をかなえることで問題を解決する、という感じのものが。それが一番平和的ですからね。私もよくやらせていただいております。

今回の霊は、自分の存在を維持できるだけの力が欲しい、ということでした。
本来存在は、大きな存在に身を委ねて維持をするものです。そのことを伝えつつ、私の持っている力を軽く渡して、依頼主様のお父様から離れていただき、おかえりいただきました。

その後、依頼主様のお父様は以前の状態に戻り、乱暴な様子もなくなったとのことでした。普段のどことなく気の大きな、見慣れたお父様に戻ってくれたとのことでした。
依頼主様はとても気をもんでいらっしゃったので、性格がもとに戻って本当によかったです。

もしもの時は

霊障は時として、人の心さえもすっかり変えてしまいます。
霊にその気がなかったとしても、力を吸われて性格が豹変してしまうこともあり得ます。

もし周りに、最近様子が明らかにおかしくなった、という人がいらっしゃったら、どうか選択肢の一つとして、私を思い出していただければ幸いです。🐺

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?