𝕃𝕠𝕦𝕚𝕤 =ルイ=

外資系コンサルを経由して、企業案件中心のフリーランスです。大学生〜大学院生のころに経験…

𝕃𝕠𝕦𝕚𝕤 =ルイ=

外資系コンサルを経由して、企業案件中心のフリーランスです。大学生〜大学院生のころに経験したできごとを、フィクションを織り交ぜつつ創作として書いていきます(注意!ほとんどの記事がR-18です!)。あと、この名義でのXはいろいろ面倒なのでやめましたw

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episode 0 : プロローグ

大学生だったころの話をしたい。 僕は大阪にある大学の学生で、それなりに勉強をしながらも、気分的にはふらふらと過ごしていた。 入試に合格し、1週間ほど浮かれた後に出てくる、どうでもいい感じ。 それをずっと引きずっていた。 一応授業には出る。きちんと単位は取る。でもそれだけ。 そんな人は今も多いんじゃないだろうか。 僕はいつしか二つの顔を使い分けるようになる。 一つはとりあえず大学で単位を取るために、真面目に講義に出席するときの顔。 度の強い眼鏡をかけ、とぼとぼと

    • ハシヤスメ(vol.3)〜Xやめました〜

      ルイです。 そろそろお仕事も忙しくなってきました。 記事更新のペースは少し落とし気味ですが、できるだけコンスタントに更新できれば、と思っています。 本日のBGMさて、今回は特に選曲のテーマを設けているわけではありません。 強いて言えば、今晩BGMとして聴きたい曲です。 まずはDÉ DÉ MOUSE & 一十三十一の「Love Groovin’」。夜にぼーっと聴くのにぴったりです。もしくは夜のウォーキングのお供にもよさそう。 同じくDÉ DÉ MOUSE絡みでこの曲も。

      • episode3-7:なぐさみもの(7)<欠落>

        (6)からの続きです。 僕は、自分自身の立ち位置をどのように説明していいのか、わからなかった。 たぶん、女性は僕が普通の学生だと思っている。 そうでなければ、声なんてかけてこないだろう。 でも、僕のレイさんとの関係は普通は理解してもらえるようなものではないことぐらいはわかっている。 そして、その関係を終わらせるということも考えていない。 それだけではない。 女性から性欲以外の興味を向けられることに慣れていないし、何より欠落しているのは「好き」という感情だ。 人

        • episode3-6:なぐさみもの(6)<困惑>

          (5)からの続きです。 レイさんとの話とは別に、僕には頼まれていた案件があった。 僕はだいたい3週間に一度くらい、心斎橋のサロンで髪を切ってもらっていた。 そのサロンでカットモデルを頼まれていたのだ。 僕としてはカットの代金が無料になるわけだから、条件などつけようがない。 できれば秋になる前に・・・と言われていた僕は、いそいそと指定されたスタジオを訪れた。 いつもより時間をかけて髪をセットされ、スタイリストさんがあらわれる。 そしてメイクに入った。 それまでメ

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        episode 0 : プロローグ

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        • episode 1
          7本

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          episode3-5:なぐさみもの(5)<狂宴を終えて>

          (4)からの続きです。 ふだんレイさんとセックスするときには、一晩で3回ぐらいはこなす僕なのに、今日はたった2回でぐったりしている。 呼吸を封じられた状態での行為が続き、身体にかかった負担が相当大きかったのかもしれない。 「3Pに対応するには、こういった場面にも慣れておく必要があるんだな・・・」と僕はぐったりとした中で考えていた。 そして、呼吸で得られる酸素が少ない中で無理に動いたからなのか、ふだんはセックスで感じることのない筋肉痛をこのときに感じていた。 しばらく

          episode3-5:なぐさみもの(5)<狂宴を終えて>

          episode3-4:なぐさみもの(4)<僕はおもちゃ>

          (3)からの続きです。 レイさんが僕の唇を塞いだのをきっかけに、レイさんとミカさん、そして僕の3Pがはじまった。 レイさんは得意のキスで僕を溶かしにかかる。 最初は柔らかく、そして徐々にレイさんの舌が僕の口の中に侵入してくる。 口の中がほどよく気持ち良くなる、マッサージのようなキス。 僕がレイさんとキスをするときはいつもそうだ。 たとえ僕が最初に主導権を取ったとしても、徐々にレイさんに溶かされてしまう。 知らず知らずのうちに唾液を交換するディープキスになる。

          episode3-4:なぐさみもの(4)<僕はおもちゃ>

          episode3-3:なぐさみもの(3)<成り行きまかせ>

          (2)からの続きです。 ミカさんは徐々に興奮を高めていく。 これまで正常位だった僕たちは、ここで体位を変えた。 ミカさんを四つんばいにして、バックからの挿入に変える。 そしてお尻をつかんでより奥の方にペニスを当てていく。 子宮をより深く突かれて、ミカさんのあえぎ声がより低いものになっていく。 「オッ、オッ」という声が時々混ざるようになってきた。 そして、その様子を見ていたレイさんの声も響く。 レイさんは一度イッていたようだったけれど、まだ満足できていないらしい

          episode3-3:なぐさみもの(3)<成り行きまかせ>

          episode3-2:なぐさみもの(2)<嫉妬と興奮>

          (1)からの続きです。 僕とミカさんが愛撫の密度を高めていくのを見ながら、レイさんの息遣いが荒くなっていく。 そしてレイさんは下着を脱いでいく。 一方で僕たちもお互いに来ている服を脱がし合っていた。 その場にいる3人がみんな全裸になっている。 僕はひとまずレイさんの存在を見ないことにした。 ミカさんへの愛撫に集中する。 キスを繰り返したあと、胸、そして女性器へと舌を這わせていく。 そして女性器周りが十分に濡れていることを確認しながら、指で刺激を与えていく。

          episode3-2:なぐさみもの(2)<嫉妬と興奮>

          episode3-1:なぐさみもの(1)<寝取られ好き>

          僕はその晩、指定された10時よりも少し早く、レイさんの家に向かった。 ほかの女性も来るのに、あまりギリギリの行動を取るのも気がひけたからだ。 レイさんの家のチャイムを鳴らす。 すると、いつものようにレイさんがドアを開け、 「入って」 とほほえみながら僕に声をかける。 僕は 「うん」と返事をして、部屋に入る。 そこには、レイさんの他にもう一人の女性がいる。 レイさんはわりとカワイイ系の見た目だが、その女性はちょっと大人っぽい。体型も胸の大きさが目立つ。言ってみ

          episode3-1:なぐさみもの(1)<寝取られ好き>

          ハシヤスメ(vol.2)〜サイト運営の方向性〜

          ルイです。 色々あってX(twitter)はお休みしています。 本日のBGM ここ数年、邦楽でよく聴く2人のアーティストから1曲ずつ取り上げてみましょう。この両アーティストはウォーキングの際、BGMに最適だと僕は思っています。 まずはKan Sano。何度も繰り返し聴いても飽きないんですよね。 ハシヤスメvol.1で取り上げたぷにぷに電気とタッグを組んだ作品もあります。そのうちにご紹介すると思います。 こちらはTENDRE。おしゃれなだけでなく、一筋縄でいかない構成

          ハシヤスメ(vol.2)〜サイト運営の方向性〜

          episode2-8:調教(8)<転調>

          (7)からの続きです。 朝、強烈なだるさを感じながら、起きる。 レイさんも同じようなタイミングで目覚め、 「おはよう」と声をかけた。 僕は「あ、おはよう」と返事する。 なんだか「おはようございます」と返事する感じではなくなってきた。 レイさんと僕は、寝起きのキスをする。 そして、とりとめもない話をする。 きのうの昨日のセックスの話。体調の話・・・。 小一時間、ゆったりとした時間が流れた後に、レイさんが、 「実は、ちょっと考えていたことがあるんやけどさ」

          episode2-8:調教(8)<転調>

          episode2-7:調教(7)<本能>

          (6)からの続きです。 バックから挿入する前に、僕はレイさんのお尻をしっかりつかんで、左右にグッと開いた。 アナルが丸見えになった。 僕は「アナル丸見えだよ、レイ」 とレイさんに低い声で伝える。 レイさんは挿入前から女性器をヒクヒクさせている。 僕は2、3秒挿入するまで時間をあけた。 するとレイさんは首だけこちらに向けて、 「はやく挿れてよ!」 と顔を真っ赤にして、泣きそうな表情と声で訴えてきた。 その言葉が終わってから僕のペニスが入るっていうのは予定調和

          episode2-7:調教(7)<本能>

          episode2-6:調教(6)<回復>

          (5)からの続きです。 当時僕は19歳だったし、2日ぐらいひたすら眠ればひたすらセックスした分の体力は回復する。 それ以上に必要だったのは脳の疲労を取ることだった。 数日、泥のように眠る日々が続く中で、脳の疲労が徐々に回復してきた。 回復してきた頭で改めて自分自身について考えてみる。。 セックスそのものは楽しい。 なぜ脳が疲れたのか?それはレイさんという「他者」が主導権を「常に」握っていたから。 でも、僕はレイさんにセックスを教わっている立場だ。 できることは

          episode2-6:調教(6)<回復>

          episode2-5:調教(5)<セックス・マシーン>

          (4)からの続きです レイさんからは、だいたい2日に一度のペースで連絡がきた。 そのたびに、僕はその時知らされた時間にレイさんの家に向かう。 多くは22時ぐらいで、それから夜が明けるころまで、営みを続ける。 丁寧なキスは毎回求められる。 そして僕は徐々にハグの大切さも知るようになった。 そのときのシチュエーションで、正面からそっと抱きしめるハグや、後ろからしっかり抱きしめるバックハグ。 いろんなハグの仕方を試していた。 ハグがレイさんにとって弱すぎるときもあっ

          episode2-5:調教(5)<セックス・マシーン>

          episode2-4:調教(4)<ようこそ新しい世界へ>

          (3)からの続きです 目が覚めた。ソファーの上だった。 爽快な気分。 レイさんの家だ。 時計を見るともう11時。 レイさんはパジャマを着てもうコーヒーを飲みながらトーストを頬張っていた。 「あ、起きた?おはよう。なにか食べてく?」 僕はこの家の雰囲気に慣れてきたのか、すこし図々しくなっていた。 「おはようございます。すみません、なにかあるものでいいんで食べさせてもらっていいですか?」 レイさんは、 「オッケー。コーヒーとトーストと、目玉焼きでいいかな?」

          episode2-4:調教(4)<ようこそ新しい世界へ>

          episode2-3:調教(3)<Practice>

          (2)からの続きです。 「レイさんはどちらのタイプなんですか?」 レイさんは、 「わたしは、指1本でしばらくしてほしいほう。 で、指は第2関節より少し深く挿れて、一呼吸でいから、ストップさせて、指をあそこになじませる。 で、指を少し曲げる。少しずつ手前側に動かしたら、少し凹んでいるあたりがあるんよ。 これも女の子によるけど、わたしの場合は分かりやすいと思う。 ちょうどクリトリスの裏側ぐらいにあたるんだけど、そこをまず探してみる。Gスポットとかって聞いたことある?そこがG

          episode2-3:調教(3)<Practice>