【新型コロナ】ノーベル受賞・日本の治療薬「イベルメクチン」がコロナに有効
世界各国で新型コロナウィルスのワクチン接種がすすむにつれて、接種後の死亡例も報告されるようになってきました。
以下のブルームバーグ記事によると、 ワクチン接種後に亡くなった方は、いずれも高齢者で基礎疾患を持っており、ワクチン接種は直接死因に関係したものではない、としています。
また、一時的な発熱などの副反応が容体を悪化させる可能性もあるのだと。
このような状況について、世界保健機関(WHO)は、コロナワクチンは特効薬ではなく、ワクチンに依存することは害を及ぼすと述べています。
WHOの緊急対応チームのリーダー、マイク・ライアン氏によると、
・「感染のかなりの部分が、物理的距離が縮まったことで発生している」
・「ワクチンの供給は限定されているため、全世界の普及は遅くなる。ワクチンは完璧ではない。あらゆる状況で全てを保護してくれるわけではない」
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このように語っています。
ワクチンの副作用で亡くなったというエビデンスの有無は置いておいても、コロナ感染を防ぐためにワクチンを接種したにも関わらず、感染したり死亡する例が出ているというのは何とも残念なことですよね。。。
遺族にしてみればいたたまれない思いに違いありません。
ワクチンの情報については以下のブログでも随時更新しておりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
▼コロナ治療薬として有望視される国産薬「イベルメクチン」
そのようなワクチン接種が進む一方で、ここに来て日本製の薬「イベルメクチン」がコロナ治療薬として脚光を浴びています。
イベルメクチンは、北里大学の大村智特別栄誉教授(2015年にノーベル医学生理学賞を受賞)が開発した薬。
1970年代に静岡県の土壌から発見した細菌から開発され、頭ジラミなどの治療薬として世界的に使用されています。アメリカの救命救急専門医の団体、FLCCCアライアンスによって作られた動画では、その40年近くに渡って使われてきたイベルメクチンの歴史が語られています。(自動の日本字幕も出せます)
英リバプール大学のウイルス専門学者アンドリュー・ヒル博士が分析したところ、この薬を使用することで以下のような結果が明らかになったそうです。
・新型コロナウイルス致死率を最大80%まで減少させる
・イベルメクチンが投与された患者573人の中では8人、プラセボ(偽薬)が投与された患者510人の中では44人が死亡したことがわかった。
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こうした結果を受けてヒル博士は、イベルメクチンは患者の身体でコロナウイルスが除去されるのにかかる時間を大きく短縮させると説明しています。
また、エジプトで行われた臨床試験では、
・症状が軽症の患者200人のうちイベルメクチンが投与された100人は5日で新型コロナウイルスが消えた反面、プラセボが投与された100人は10日かかった
・重症患者200人を対象に進行された臨床試験では、イベルメクチンが投与された100人は6日間、プラセボが投与された100人はウイルスが消えるのに12日間を要した
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この臨床試験は世界保健機構(WHO)からの依頼で行われたものひとつでした。
ブラジルやフランス、南アフリカ、韓国では、イベルメクチンをコロナ治療薬として推奨する投稿や記事が増えているそうですが、この薬の使用について反対する科学者も存在します。
・医学界の一部では臨床試験が大部分の参加者数が少なく、使用されたイベルメクチンの容量がそれぞれ異なり、さらに他の薬と並行して投与されたケースもあるとして、結果に疑問を投げかけている。
・研究者らは、イベルメクチンを支持する誤った研究が闇市場での売り上げを増やし、さらなる科学的調査を妨げてコロナ流行への政府の対応に影響を与えていると指摘
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また、イベルメクチンを使っている人は非常に多いため、そのような人はコロナに対するイベルメクチンの効果を調べる臨床試験に参加することができないという問題点もあるそうです。
イベルメクチンは他の薬と並行して投与された場合、急激な血圧低下、肝臓の損傷、嘔吐、下痢、腹痛、めまいなどを引き起こす可能性がある
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そして、現在のところ、WHO(世界保健機関)もイベルメクチンのこれまでの臨床試験結果からみた致死率や入院、ウイルス除去にもたらす効果について「証拠が非常に不確実」だと指摘。
治験以外では「症状の内容や期間にかかわらず、いかなる患者にも使用すべきではない」としています。
▼インドではコロナ感染激減の事例も
そのWHOのイベルメクチンによる不推奨のあおりを食ったのが3月からいわゆる「デルタ株」の急増に見舞われたインドでした。
もともとインド最大の2億1700万人の人口を抱えるウッタル・プラデシュ州では、2020年7月ころからコロナ感染者が急激したため、8月からイベルメクチンを治療・予防に使用を開始。これが功を奏したのか、9月から感染者数は急減していました。
しかし、WHOはイベルメクチンの使用に対して慎重で、今年3月31日に「証拠が非常に不確実」であることを理由に「新型コロナにイベルメクチンを使うべきではない」という指針を発表した。
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このWHO指針にインド連邦政府や多くの州政府は従っていましたが、感染急拡大を受けていくつかの州政府は治療基準を改訂し、イベルメクチンの本格的な使用を踏み切りました。
その結果、北里大学教授・大村智記念研究所感染制御研究センター長の花木氏によれば、
投与を見送ったタミル・ナードゥ州では感染者数が増加を続ける一方、投与をしているゴア州では感染者数が減少しています。感染状況に大きな差が生まれているというデータが出てきました。
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また、花木氏の話ではインドだけではなくペルーでも、イベルメクチンが投与された州と投与が遅れた州とでは、発生数と死亡者数に歴然とした差がつき、投与後はコロナ新規感染者が最大で15分の1まで減少した例もあると言います。
もともと、イベルメクチンのコロナへの効果が注目されるようになったきっかけはアフリカ諸国でした。
医療体制が先進国に比べて貧弱な国が多い割にコロナ感染者数が増えていない要因を見てみると、イベルメクチンを投与している国では感染者が少なく、していない国では感染者が多い傾向が見られたそうです。
アフリカで「投与ありの国」の感染者数は、10万人当たり131人で、「投与なしの国」が925人。死亡者数は、投与国が10万人当たり2.1人で、投与していない国は28・4人と、13倍以上の開きがあります(馬場錬成先生のデータ)。差は歴然です。
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▼国内でも使用に向けて臨床試験が進んでいるが…
2020年から北里大学大村智記念研究所 感染制御研究センターでコロナ治療薬としての臨床が進められているイベルメクチン。
・ウイルスの遺伝子であるリボ核酸(RNA)の複製やたんぱく質生成を阻害するほか、サイトカインストーム(免疫暴走)を抑制する作用が期待される。
・イベルメクチンは駆虫薬として、19年には世界で4億人以上に投与され、大きな副作用は確認されていない。
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寄生虫によって引き起こされ、目のかゆみや発疹などが生じ、失明に至ることもある「オンコセルカ症」の治療に使われることが多いそう。このイベルメクチンの成分となる化合物の発見によって、大村教授は2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞しています。
しかし、2021年3月に終わる予定だった臨床試験は資金不足と被験者の患者不足のために、まだ終了していません。
多くの資金と被験者を必要とする臨床試験を早急に行うことができるのは、巨額の開発費を投じた新薬を世に出そうとする大手製薬会社だけ、というのが現実で、北里大のように医師主導で臨床試験を行うのは「無謀」と言う製薬関係者もいる。
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すでにイベルメクチンは特許が切れ、インド、中国などでジェネリック薬剤が大量に製造されているのですが、この薬を最初に開発したメルク社は、イベルメクチンをコロナ治療薬として適応するための臨床試験をやらず、別の新薬開発に取り組んでいるといいます。
・わざわざ新薬を開発するのは、特許権のなくなったイベルメクチンをいまさらCOVID-19の治療薬として適応を取り付けても、経済的なうまみは何もないという側面もあるのではないか。
・体重70キロの患者の治療に必要なイベルメクチン(日本では「ストロメクトール」)の薬価は、日本では約3500円だが、世界的な相場は数百円といわれる。メルク社にとって、イベルメクチンは、もはや利益のない薬剤なのだ。
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そんな中、医薬品大手の興和がイベルメクチンがコロナ治療に効果があるかを検証する臨床試験を始めると発表。早ければ年内にも結果をまとめて、薬事承認を申請する予定としています。
・興和の臨床試験は、800~1000人の軽症患者を対象に、症状の改善などの有効性や、安全性を確認する。
・(興和の)三輪芳弘社長は1日の記者会見で「約30年にわたって使われている薬で、安全性にはほとんど問題がない」と、すでに承認を得ている抗ウイルス薬のレムデシビルや、開発が進む新薬との違いを強調した。
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興和のある名古屋市では、2022年はじめから市内の宿泊療養施設で軽症患者へのイベルメクチンの治験も開始されています。2021年末には、名古屋市立大学病院など医療機関でも治験に協力すると発表しました。
ちなみに、名古屋市の河村たかし市長は2022年1月の記者会見で以下のように話しています。
「若年においてはワクチン後遺症が深刻であり、自分は2回接種しているが、コロナ死よりワクチン死の方が多いのではないか?イベルメクチンが有効ではないか」
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また、大阪大学医学部附属病院では人工呼吸器をつけたコロナ重症者にイベルメクチンが使用され、有効との結果が出ているようです。(英語論文あり)
2020年から当ブログでもツイッターでも言及していますが、これまでの統計データとして、欧米と比べて日本でのコロナ感染者・死者数は桁違いに低いという事実があります。
それにも関わらず、テレビやSNSを通じて毎日絶え間無くコロナへの恐怖は煽り続けられている。その結果が、数字としても現れてきていますね。
・令和2年の自殺者数が2万919人(速報値)に上り、元年の確定値から750人増え、11年ぶりに前年より増加したことが22日、警察庁の自殺統計で分かった。
・女性が6月から7カ月連続で増加するなど過去5年で最多となり、小中高生は同様の統計のある昭和55年以降で最多となった。
出典
厚生労働省の担当者は「女性の増加はこれまでにない状況」と話しています。
人口10万人当たりの自殺者数(自殺死亡率)の速報値は、16・6人(0・8人増)で、男性が22・7人(増減なし)、女性が10・8人(1・5人増)となった。
出典
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)も発表しているように、50歳までの人でのコロナ致死率は0.02%という数字です。
とは言え、コロナによる重症化リスクの高い高齢者でのコロナ死亡率の高さは無視できるものではありません。前出のワクチン接種後の死亡例の頻発に加え、ワクチン自体の供給も遅れており、「ワクチンによるコロナへの免疫獲得」という戦略に狂いが生じてます。
さらに言えば、なぜ通常は開発に数年かかるワクチンでコロナを封じ込めるという話が進んでいるのか、治療ではなく「ワクチンありき」なのか、という疑問もあります。
重症化した人を重点的に治療する薬を開発することに力を注いだり、既存の薬から有効なものを見つけ出す方が現実的な手段ではないでしょうか。
そのためにも、イベルメクチンのような有効なコロナ治療薬の承認が待ち望まれます。
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