海外ドラマ「アスリッドとラファエル 文書係の事件録」-欠けている部分を補うバディによる巧妙にしくまれた犯罪へのアプローチが面白い-

フランス(2019年)　France 2 Channel,制作:JLA Production,フランステレビション,Be-Films,RTBF 脚本:Alexandre de Seguins,Laurent Butin 主演者:サラ・モーテンセン ローラ・ドヴェール

シリーズ1を見ました。パリを舞台にした事件の捜査を描いたドラマです。見どころはパリの街並みと暮らす人々の描写、また、登場人物の豊かな個性です。

主人公のラファエルとアスリッドもとても個性的で、色々な問題を抱えています。役どころは警視のラファエルと犯罪資料局のアスリッドです。特徴的なのはアスリッドが自閉スペクトラム症であり、犯罪学の才能を父親からの教育で身に着けているところでしょうか。

このアスリッド役のサラ・モーテンセンがすごく演技が上手なんです。自閉症の役を演じる事はすごく難しいと思うのですが、まるでそのような障害を患っている人本人が演じているかと錯覚してしまいました。

インスタグラムより

普段の当人はこんな感じのおちゃめな人みたいです。

色々な楽しみ方が出来る海外ドラマです。NHK総合にて5月から第2シーズンと第3シーズンが放映されるらしく、楽しみにしております。