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勝手に翻訳シリーズ:EVO「チューナーが作った『Thorney EuropaR』」

エミーラのGT4コンセプトが発表されたようですね。実はエヴォーラもGT4モデルがあり、LotusCUPではKOMO-TECで武装したエヴォーラがトップを独走しておりますが、まぁウチは関係無いです。

さて、何時もの通り海外のweb記事を機械翻訳に通して、意訳を交えつつまとめました。
今回は海外の中古車及びチューニングを専門にやってる所の過去記事です。
ではどうぞ

『ロータス ヨーロッパS』を覚えていますか?
トルクフルなターボエンジンを搭載し、GTの名を冠したより運転しやすく、より文化的なロータスのことを? 
見たことが無い?なるほど?
スーツを着た裕福な人々が、ポルシェ・ケイマンのライバルとしてリリースした『ヨーロッパS』に乗って快適に過ごしている様子を…
あぁ見たことが無い?
むしろロータスに乗ってる人はBluetoothヘッドセットに向かって叫んでいる?
エリーゼ・エキシージで?
というかエリーゼ・エキシージしか見たことない?
そうですか…

いえいえ、私たちもそうです。実際、会社の簡単なアンケートによると、半数以上の人が昨年の発売以来、実際に『ヨーロッパS』が道路を走っているところを見たことがないそうです。
それはまずい…
 エキシージのようなセクシーさや集中力、エリーゼのような純粋さやシンプルさはありません。 
また、ロータスが何をコンセプトにして、誰をターゲットにして、何と言おうと『ヨーロッパS』はポルシェではありません。快適なGTを作るには、小さくて低過ぎるのです。おまけに、『ヨーロッパS』はエンジンマッピングがひどく、パワーの「カーブ」がギザギザのエッチャ・スケッチのようになっていました。

Thorney Motorsportは、『ヨーロッパR』を作成する事ででこれらの問題を解決しようとしました。 最大で70mm低く設定されたナイトロンのサスペンション(1500ポンド)に、Team Dynamics製のホイール(タイヤ込みで約1000ポンド)を装着したこの車は、エキシージと同レベルのアグレッシブなドライブが出来ます。Miltecのフルエキゾーストシステムにより、サウンドもかなり良いものになっています。
この優れた燃焼状態を利用して、ECUリマップ(2500ポンド、エグゾーストを含む)を行い、出力を240bhp、トルクを270lbftに向上させています。これは標準車に比べて43bhpと70lbftの大幅な向上です。これらのパワーアップの効果は明らかであり、『ヨーロッパS』は格段に速くなりました。

Thorneyのチューンがもたらしたのはパワーアップだけで無く、デメリットも生んではいます。
パワーカーブは素晴らしい滑らかなカーブを描いていますが、4,200rpmでの息継ぎ症状やターボラグがより顕著になりました。ですがそれは些細な不満でしかありません。改良されたサスペンションは、標準のものよりもはるかに硬く、おそらくサーキット走行に特化したエキシージよりも硬くなっています。 決して乗れないものではありません。本当に荒れた道では、おそらく標準のサスペンションの方が速く走れるでしょうけど。
ハンドリングのバランスは素晴らしく、ほんの少しのアンダーステアはスロットルを踏み続けているとすぐに中和され、穏やかなオーバーステアに変わります。 しかし『ヨーロッパR』のブレーキは鋭く、進入を見誤るとすぐに後ろが流れてしまいます。

Thorney Motorsportのアップグレードは、基本的に『ヨーロッパ』に真の強みを与えています。 純正状態の、コンセプトがあやふやな『ヨーロッパS』よりも、よりエキサイティングで、より魅力的な車になっています。
唯一の問題は、そもそもの車があまりにも希少なため、誰もその価値を認めてくれないのではないかということです。

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