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【雑記】ヨーロッパS近況報告

  そろそろ「お前偉そうに能書き垂れやがって。さぞかし上等な車に乗ってるだろうな?」と突っ込まれそうなので、改めて(初めて)愛車紹介。

  個体は「ロータス・ヨーロッパS  LX(タンレザー)」。購入時総走行距離2万キロ以下と極上車でした。…今はボロボロのズタボロですが。

純正からの主な変更点は以下です。

・RSワタナベ特注ホイール。
・純正タイヤからサイズ変更。
(F:175/55r17→205/45r17、R:225/45r17→235/45r17)
・ブレーキパッドをフェロードDS2500に交換。
・SPIRIT製ヨーロッパS特注サスペンション。
・ウィッシュボーンブッシュをPowerFlex(紫)に。
・イケヤフォーミュラ製ナックルアーム。
・K&N製純正交換タイプエアフィルター。

  目立った所ですと、ひとまず足回りを刷新。勿論、ホイールを変更したのでタイヤサイズをアップ。タイヤの選択肢が広がりました。(16インチにすれば良かったかも、と若干反省中)
エンジン周りはひとまず吸排気を弄ろうと画策中。エアフィルターだけは安いのでサクッと交換しましたが、マフラーが高いので保留中。マフラーまで交換したらECUですね。240馬力まで行けたら御の字です。
  交換した部品の中で、1番効果があったのが「サスペンション」。純正サスペンションはバネ自体は柔らかいものの、ショックアブソーバーのガス圧を高く設定されており、その固さで「スポーティさ」を演出しているとのこと。(受け売り)
自分が運転していても、やけにロールする癖に設置感は無い上に突き上げ感はとんでもなく強烈、とサスペンションが死んでるも同然の乗り心地でした。
現在はSPIRIT製のサスペンションに交換。まるで別の車になったかのような乗り心地になり、20段階の減衰力設定内3段目に固く設定しても、純正サスペンション以上の硬さとトラクションを稼いでいます。コーナー中にギャップを踏んでもハンドルが取られることも無く、マイナスの情報をほとんどシャットダウンした上で確かなハンドリングが可能です。

  2番目に威力があったのは「タイヤ交換」。これは2つ経緯がありまして「ホイールはそのままにサイズ変更、ハイグリップ化」と現在の「ホイールそのものを交換し、タイヤも交換」なのですが、どれも威力は絶大です。
まず、1点目の「ホイールはそのままにサイズ変更」ですが、これは純正タイヤである「RE040」のグリップが無さ過ぎて「生命の危機」を感じ、苦肉の策として講じた一種の応急処置的な判断でした。175→195とややサイズアップ。そしてグリップ力と価格のバランスから「DIREZZA ZIII」を選択。フロントだけ。その圧倒的な(040と比べ)グリップからブレーキ能力の向上、更にサイズが大きくなった分轍にハンドルが取られにくくなる、タイヤ全体が柔らかくなった為乗り心地・ハンドリングの向上といい事づくめでした。
2点目の「ホイールごとサイズアップ」は将来的に考えてやらなければならない事であったため、実施は必須でしたが効果はやはり絶大。現在履いているタイヤは「ハンコック V12EVO2」と、1本1万円以下のアジアンタイヤですが、1本2万円以上する040と比べ「静粛性」「乗り心地」「グリップ力」と全てが向上。改めて純正タイヤは「ゴミクズ」であると認識しました。というか、ハンコックが優秀過ぎるんですよね。ここからステップアップするのが楽しみです。こういう「選択肢」が広がったことも、ホイールを交換したメリットです。(主目的)

  まず、現在の車としては購入時と比べ圧倒的に「乗り心地が向上」しました。これは、「スポーツカーなのだから、乗り心地は二の次」という意見を封殺出来るレベルの「怖い乗り物」であるヨーロッパSの「自動車としての改善」を意味します。
自分が乗っていた「走行距離2万キロ以下」「製造から1年以内の純正タイヤ装着」の状態のヨーロッパSは、まず間違いなくこの2018年以降では「良好なコンディション」の車であったと思われます。しかし、そのコンディションの車において「国産乗用車以下の制動力」、「公道走行時ハンドルが完全に路面に取られる」、「時速80km以上で設置感が無くなる」と言った【どうしようもないマイナス面】が如実に現れていた事は事実でした。いやいやそういう面も「味」であるというならば、そんな「味」は全て台無しにしてやる、という気概で車をアップグレードしてきた次第です。

  現在は「ギャップ」「轍」「強風」「水溜まり」と言った状況にハンドルが殆ど取られず、それでいて高速走行時もコーナリング中もはっきりとした設置感があり安心して運転出来ます。また、乗り心地が向上したことで、Gの変化によるアクセルやシフト操作への影響が無くなり、確実な操作を行う事が出来ます。もはや購入時と比べ、「全く別の車」と言える程に性能が向上しており、今の状態をもって「ロータス・ヨーロッパS」が手に入ったと言えます。

  今後はパワーの向上を狙っていく予定ですが、様々なトラブルが出てくるタイミングでもあります。引き続きこの車を「維持」していくことを目的に、更なる情報の収集、開示を続けて行きます。

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