【法学部生向け】 教科書って必要?レジュメで全部やっちゃダメ? 水曜夜はわかめ
こんばんは。わかめはそんなに食べないlotterです。
今日は勉強方法のそもそもの話。若気のいたりでレジュメで全部済ませようとしますよね?あとは講義ノートとか、いわゆる予備校本の後ろについている論証集とか。
できなくはない。というか、やれる。やれます。
しかし、あえて問おう。
何のために法学部にきたのか(煽)
という冗談は炎上しそうなのでやめておいて、真面目口調に戻ると、冒頭の勉強法はそれがどうというより、少しもったいないということです。
以前、法学部で学ぶべきこととして「優しさ」と「表現力」ということを書きました(優しさ編はコチラ・表現力編はコチラ)。
これを身に付けるためには、やっぱり教科書、それも定評のある教科書を読むということがどうしても必要です。
レジュメや論証集では、肝心の「何でそうなるのか」というところが十分に埋まりません。もちろん、講義で100%完璧じゃ!という方はそれでいいと思いますが、そういう方は普通ではないので・・・すみません、おいときます。
この「何でそうなるのか」が定評のある教科書では、論理的かつわかりやすく、そして他の見解も紹介しながら書かれています。そのやりとりや論の進め方自体が学ぶべきポイントです。
全ての授業で教科書を買う必要はさすがにないと思います。司法試験とか予備試験とか目指すなら別ですが。
なんでもいい。なにか一冊でもいい。最初から最後までじっくり読み通せる教科書を買って、読み込んでみてほしいなと思います。
これ、嘘だと思うかもしれませんが、大人になってからとても重宝する副産物をくれます。それが「字を読む」という能力です。もちろん、単に読むだけではなく、読解力というやつです。
わたしは普段小説を全く読みません。新書やビジネス本も読まないです(いや、読めよ)。世界情勢はネットが教えてくれるので(ダメやろう)。
それでも、周りの人(会社の方とか)よりもいろんな資料を早く正確に読解している自信があります。これは体力に似ているところがあって、鍛えて絶対値を上げないとなかなか難しい。趣味で読む本ならいいのですが、いかんせん仕事に使う資料ですから読み間違えられません。読み間違えたらクビになりますんで(大げさ)。
これは絶対、法律の教科書を読み込んだおかげです。しかも、多読というよりは精読。理論的に書かれた本を読むと、それだけで論理性が高まる気がします。刃牙を読んで強くなった気がするのと同じです。
この「気がする」というのがとても大事で、気がすればその力で前に本を読み進めていけます。
なので、図書館に行ってパラパラとめくってみて、読みやすそうなものを選びましょう。図書館がまだ開いていない学校もあるかもしれませんが・・・
わからなくてもいいんです。むしろ、わからない方がいい。その方が精読に意味が出ます。試験で点数は取れないかもしれませんが・・・(試験勉強とのバランスは考えて)
読解力はここ最近注目されている能力のひとつだと思います。AIとかで。バッチリ鍛えましょう。それができれば「優しさ」と「表現力」も身についてくるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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では、また。
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