見出し画像

ウミネコmini文庫🐦️2羽の衝撃✨️

先日、わが家にもウミネコmini文庫が仲良く2羽一緒に舞い降りて来てくれました。
ほのラジさんの『moon river』と、NNさんの『KUNIBIKI』の2冊です。

↑↑ こちらの記事にも書いたように、ウミネコmini文庫はとても手に馴染みます。
美しい表紙&裏表紙の絵にまず感動し、それを包む半透明の繊細に見えて実は丈夫な紙(紙の名前出てこんくてスミマセン)は、まるで手作りの焼き菓子を想起させ、砂糖沼の住人としては胸高鳴る手触り。

そして、厚みも良い! 親指の指紋に引っ掛けながらワンハンドでページをめくることも可能な厚みと重さなのです。

しかし、文庫本のビジュアルと質感もさることながら、なんといっても衝撃だったのが、この『moon river』と『KUNIBIKI』という物語の内容でした。

※これから読まれる方のために、極力ネタバレしないように、ご紹介したいと思います。


🌕️🐱


『moon river』
を読んでいると、足を取られて沼にズブズブと引きずり込まれる感覚になります。
不気味なものと対峙しているのに、なぜか掴みたくなる。やがて、そいつがまた出てこないかなって、欲している自分がいます。

同時に、ものすごく崇高で青い世界に放り込まれるのです。
シーンシーンと月の光のスポットライトに照らされているような気分にもなります。

おそろしく不思議。お洒落。哲学的。
自分は一体どこを旅してるんだろう? 時間か? 概念か? はたまた誰かの記憶を旅しているのか?

体験したことのない読書体験が、あなたにも訪れるはずです。


🗺🏆


『KUNIBIKI』とは何なのか? と、最初にタイトルがものすごく気になる。……気になっていたのに、読んでいくうちに、あれよあれよと主人公とともに巻き込まれてゆきます。
スピード感、半端ないです! それがまたすごく痛快なのです。

そして、「マシン系」、「強化系」、「サダリホ」、「サダルフ」。日常で使ってみたくなる用語が目白押しで、ひょっとしてその時が来るのではないか? と思ってしまうほどこの世界にハマってしまいます。

それに、推したくなる魅力的なキャラクター達。実に多彩な面々です。ちなみに私はメサ推し。

やがて主人公が辿り着いたKUNIBIKI の意味とは?
読んでいて手汗と震えが止まりませんでした!


🐦️🐈️

moon river』と『KUNIBIKI』は現在、ウミネコ制作委員会さんのストアからご購入できます。
また、来る5月19日文学フリマ東京38 ウミネコブースでも販売!

そして、また別記事にてお知らせする予定ですが、不肖わたくし六太めも、5月15日(予定)にウミネコmini文庫から本を出していただく運びと相成りました。

タイトルは『花屋の葉子さんとシークレットガーデン

今回ご紹介させていただいた『moon river』と『KUNIBIKI』、ウミネコ童話集小雑誌ウミネコ、そして発売されたばかりのRyéさんの『USB』をネットでお求めになるご予定のみなさま。どうか、送料対策でも構いませぬ。ポチッと、あ、ポチッと! していただけましたら光栄の極み!😭💖

noteのとは一部変更したお話(箇所)もございますので、お楽しみいただけましたら幸いでございます。

↑↑ 穂音さんの記事で、文学フリマ東京38ウミネコ制作委員会のPR動画と、名曲『ウミネコぶんたった1-5楽章』がご視聴できます!とっても踊りたくなるぶんたった🐈️🎶

最後までご覧いただき、ありがとうございました🍀


この記事が参加している募集

文学フリマ

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?