Sunday Night LCK 第1回(2/23)にて、SBのメンバーへの質問をいくつか抜粋して翻訳しました

※2/23よりスタートした『Sunday Night LCK(以下SNL)』に出演したSB GorillA&OnFleekがいくつか質問に答えていたので、その中でも試合に関係するものを中心に抜粋して翻訳しました。

■出演者

・メインキャスト:
ソン・スンホン[LCK実況]
キム・ドンジュン[LCK解説]
イ・ヒョヌ(=CloudTemplar)[LCK解説]
パク・チソン[LCK英語放送の韓英通訳]

・ゲスト:
SB GorillA & OnFleek

■翻訳文

ソン・スンホン[実況]「この番組についてあまり説明されてないまま出演することになったと思うけど、事前にどういう説明をされてたの?」
G「今日もし勝ったらこの番組に出演することになると聞いて、その時は分かりましたと答えていました。幸い今日勝つことができて、(新番組の初回という)特別な場に出演することになって…嬉しいです(笑)」
O「昨日聞いていました。でも実際に会場に来て、辛くも試合に勝った後にこれから更に1時間掛かると聞いて『おっ…?(マジで!?)』ってなってて…」
一同「www」
O「1時間掛かるとはいえ、素敵な人たちと共演できて…(嬉しいです)」
ソン・スンホン[実況]「遅くなるほど、帰りの車が早く着きますよ!奇跡の論理でしょう!?」
イ・ヒョヌ[解説]「今帰るのと同じ時間に到着しますよ!」

キム・ドンジュン[解説]「宿命のライバルであるDWGに対して、2-0での完勝です。今日の試合の感想は?」
G「僕は今シーズンからLCKに帰ってきたので、DWGとライバルという感じはしないけど、勝てて嬉しいです(笑)」

ソン・スンホン[実況]「嬉しいとはいえ、2勝目を挙げるのに少し時間が掛かったけど、複雑な心境だったんじゃない?」
G「最近試合をしていて、『年を取ったな』と感じることがよくあります(笑) 試合が長引くと混乱したり…でも幸い今日はチームメイトたちが勝ってくれて、2-0で勝てたのでより嬉しいです」

キム・ドンジュン[解説]「先ほども言った通り、久しぶりの勝利の美酒でした。連敗中は『1勝4敗?これが本当にSBの成績か?』という話もありました。連敗してしまった事情について簡単に教えてください」
O「正直、僕たちもスクリムでは悪くない手ごたえでした。試合をしながら何度も『なんでこうなるんだろう?』と思ってたけど、ただただ僕たちが相手より紙一重の差で下回っていたんだと思います」
ソン・スンホン[実況]「そういう時ってとてももどかしいと思うけど、一体誰のせいだと思う?もしくはもののせい?」
O「それはちょっと…(笑)」
G「観客がいないせい」
一同「おおおおおおお!!!」
G「気分を盛り上げなくちゃいけないのに、観客がいないから…」
ソン・スンホン[実況]「ファンたちと一緒ならSBはもっと上に行けるということですね!」

イ・ヒョヌ[解説]「数時間前に使ったオーンは美味しかった?」
O「甘かったです(笑)」
ソン・スンホン[実況]「じゃあなんでこれまでピックしなかったの?」
O「甘すぎて糖尿病にかかるんじゃないかと思ってたけど、そういう訳じゃなかったみたいです(笑)」

パク・チソン[通訳]「他のチームはスタメンとサブがはっきりしているけど、SBはBOTデュオを流動的に起用しています。BOTの選手起用は相手チームに合わせてるのか、直近のスクリム成績で決めているのかどちらですか?」
G「スクリム成績も関係あります。ただ、僕たちは紙一重の差で負けるじゃないですか。なので、誰がスタメンで出場するべきかが曖昧なんです。もし大敗したならスタメンも決まっていただろうけど…今はそういう”成長痛”の段階だと思います」

キム・ドンジュン[解説]「パッチ10.3になってJGは生きていけそうですか?今日の試合を見て『OnFleekが帰ってきた!』と感じましたが、全世界百万人のJGに向けて自分の考えを話してください」
O「パッチ10.3の経験値バフのおかげで、少し生きやすくなったのは確かだけど、最近またエズリアルが台頭してきたせいでJGチャンピオンが制限されてると感じるので、これからどうなるかは分からないです」

パク・チソン[通訳]「OnFleek選手は大学2年生まで通った後、休学してプロ選手に転向したと聞きましたが、なぜその決断をするに至ったんですか?」
O「正直、大学の単位はしっかり取れてたんですけど、2年生になってから突然『普通の大学生活を送っていていいんだろうか?』という気持ちになりました。前は普段LCKをあまり見ていなかったんですけど…」
キム・ドンジュン[解説]「なんで見てなかったんですか?」
ソン・スンホン[実況]「誰のせいですか!?…すいません、続けてください(笑)」
O「…ある日LCKを見た時に『もし僕があの場所にいたら…』と思って、それからは振り返らずに挑戦してきました」
一同拍手
ソン・スンホン[実況]「ちなみに学科は?」
O「行政学科(※)でした」
※行政学科とはどうやら公共経営について学ぶ学科のようなのですが、日本語でのふさわしい訳が分からなかったので直訳です。

キム・ドンジュン[解説]「オフシーズン中、GorillA選手とMSFの契約が意外なタイミングで終了したので、選手以外の道に進むのではと噂されていましたが、SBに選手として加入することになった理由はなんですか?」
G「MSFからの退団はタイミングこそ半端だったけど、円満でした。今もオーナーと連絡しているし、MSFに新加入した韓国人ADC(Bvoy)は僕が推薦したんですよ(笑) 現在1位らしいので、僕が問題だったんじゃないかとも思うけど…(笑) オフシーズンに韓国に戻ってきてたくさん悩みました。自分の執着でプロを続けるのと、解説やコーチに転向するのとどちらが正しいのか。でも一度転向してしまったら、選手として復帰するのは難しいと思いました。元ROXのチームメイトたちも何人かプロを続けているので、彼らに後れを取るのも嫌でした(笑) 彼らより先に辞めたくはなかったんです」

イ・ヒョヌ[解説]「GorillA選手と言えば2016年のMFSUPが有名ですが、最近何か斬新なSUPを考案してたりしてますか?」
G「MFなんかは最近よくピックされるじゃないですか。それで、最悪僕が使おうと思う時もあります。例えばADCがMFを上手く使えない時は、『俺がMF使うからお前がSUPやれ』って冗談を言ったり(笑) 最近はユーミがバフされたり、今日セナがピックされたように、ハラスSUPがよくピックされてるけど、頭の中では僕も色々考えています。あと、僕の永遠のデュオであるPraYから試合の度に連絡が来ます。引退したとはいえ、心の奥底ではLCKが気になってるみたいです。彼と一緒に知恵を振り絞れば、(斬新な)秘策がひらめくんじゃないかと思ってます」

イ・ヒョヌ[解説]「LCKの試合時間が延びた、ルーズになったという意見については同意?」
O「とても同意見です。個人的に、パッチ10.2ではJGが一度腐ったらリカバリー不可能なので消極的なプレイが多かったと思うし、今のメタではさっき話したエズリアルが台頭しているので…エズといえば良い集団戦の構図を作るのが大事なので、少しずつ時間を引き延ばしてる部分もあると思います」

キム・ドンジュン[解説]「試合時間が長引くと集中力を維持するのが難しくなり、ほんの僅かな差でも敗北してしまうものです。特にSBはそういう敗北を多く経験したと思います。チームとしてそういうフィードバックがあっただろうなと容易に予想できるほど、今日のパフォーマンスは素晴らしかったですが、実際にどういう話し合いがありましたか?」
O「正直、ただただオーンに尽きると思います(笑)」
キム・ドンジュン[解説]「オーンがいなかった2試合目は?」
O「どういう形で集団戦に繋がるかをイメージして、チャンピオンをピックして構成を作る訳だけど、どうやら僕たちのこれまでの方向性は間違っていたみたいです」

ソン・スンホン[実況]「本来行われていたはずのMVPインタビューでは、感謝してる人にコメントしたりできますが、今日の試合を終えて誰かに伝えたいことはありましたか?」
O「それじゃあSBの事務スタッフの方々に。KeSPA Cupで準優勝してたくさん期待されていたのに、良くないパフォーマンスを見せてしまって残念でした。でも今日をキッカケに、これからは良いパフォーマンスを見せられるように頑張るので、心配は…ちょっとだけで大丈夫です」

・”主観週間ランキング”のコーナーにて、SUP部門の週間MVPを決める話し合い
O「僕もLehendsに1票です。正直JGの立場としては、Lehends選手のプレイはとても助けになると思います」
キム・ドンジュン[解説]「GorillAへの間接disですか?(笑)」
G「僕は、自分がそばを離れた隙にADCがデッドしちゃうんじゃないかと思うと、怖くて自由にロームできません。もちろんJGも大事だけど、僕にとってはADCの方が大事です」

ソン・スンホン[実況]「今日の番組の感想をお願いします」
O「とても楽しい雰囲気を作ってくれてありがたかったです。”ソンケショー”(※)という言葉もある通り、盛り上げてくれて楽しかったです」
G「久しぶりにインタビュー以外の場でみなさんと会うことができて嬉しいし、試合に勝った後に出演する番組なので、まずは勝ったことが嬉しいです。また第1回放送に呼んでいただいて光栄です。長く続いてくれることを願ってます」
※ソンケショー:[ソン]・スンホン [ケ]スター [ショー]の略。キャスターの発音は韓国語だと”ケスター”になります

今後の活動の励みになります! もし翻訳文を気に入ってくださったなら、ぜひ無理のない範囲でサポートをよろしくお願いします。