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ソロキューに最適な『GODS』を使おう!O編【LOL】

GODSをチャンピオンプールに加えよう企画、二回目となる今回はGODSのO、オラフ編になります。
メタチャンプじゃない感を出しているGODSの中でオラフに関してはわりとプロシーンに出てくることが多いので、それほど珍しいピックではないような気がします。
世界大会でも何度かピックされていました。
現在統計サイトを見ても勝率53%を超えるかなり高い数字が出ており、かなりパワーが高い状態にあると言えます。

そういうわけで普通に強いチャンプなので特に何を言わなくてもピックする価値を感じていただけると思うのですが、今回オラフについてお伝えしたいのはあなたが低レベル(と言うのはちょっと嫌らしいのですが)なゲームを破壊して勝利したいと考えた時、それに最も適した性能を持っているのがオラフだということです。
他レーンがボコボコにやられてしまったがために何もすることが出来ないまま終わってしまうゲームを何度も続けて経験してしまうとイラついてしまい、リスキーであろうと序盤から対面をキルして強引に勝ってしまおうという気分になるものです。
そんな時に最も頼りになるチャンプがオラフなのです。

どのようにプレイしてゲームを破壊するのか、それが何故そんなことが可能なのか。
今回はそういった部分をお伝えしていこうと思います。
ストレスは真っ当な方法で解消すべきです、そのためにオラフをピックプールに加えましょう。

オラフの強み

オラフの強さがレベル1からQのCDが良く回ることによるDPSの高さにあることは広く知られているものの、同じようにレベル1から強いダリウスやジャックスほど警戒されることはまずありません。
それはいくらQが回るとは言ってもダリウスのようにとんでもないADを得るわけでもジャックスのようにAAを無効化して殴り合えるわけもなく、ステータス的には平凡なものだからです。
Qの強さは重いスローをいつまでもかけ続けられることにあり、サモナースペルを使ってさえ時には逃げ切ることが出来ないという所なので実は最序盤のインベードくらいでしかその脅威は発揮されないのです。
レーンのオラフがレベル1から優位を取れる相手は限られていると言っていいでしょう。

では、オラフはセーフなレーニングをすべきなのかというと、それは間違いです。
勝てなくとも積極的なダメージトレードを行うことが非常に重要で、それはオラフのパッシブスキルによって、体力が減少するほどASとライフスティールを得ることが出来るためです。
これは最大でASが50%も上昇する序盤最強のパッシブであり、また他のチャンプと違って時間によってリセットされることがありません。
イレリアがずっとフルスタックを抱えているようなものなので当てやすく連発も出来るQに当たるとキルラインですので対面はレーニングの継続が非常に難しい。
少し手間はかかりますが、こうした状態を作るのにダメージトレードをしても良いし、Qを何度か当てるだけでもいいので再現度が高いというところに強さを感じていただけると思います。

逃れられない早期からのゾーニング

上記のような状態を作れたらキルを狙ってもいいのですが、対面がしっかり警戒して下がるようならゾーニングをしましょう。
ミニオンよりも前に立ち相手にウェーブを触らせず、経験値すら吸わせない位置まで下がらせてレベル差をつけることを狙う動きです。
無理にキルを狙いに行くとガンクを受けてしまう危険もありますし、こうしたローリスクな方法でまずは明確な差をつけてから動いた方が確実でしょう。
オラフは他のどのチャンプよりこの状態に持ち込むのが容易です。

理解度の高いプレイヤーであれば殴りかかられると厳しいマッチアップになったとき、経験値さえ吸えれば良しと考えある程度は自分のファームを捨てる選択が出来ます。
皆まで言う必要は無いと思いますが、かなり多くのプレイヤーはそれが出来ません。
オラフの強さを理解していて、殴りかかられるとレーニングが困難になることまで理解していてもメレーミニオン数体のCSを捨てられないし、殴り合いの末お互いの体力が残り僅かになるとワンチャン勝てるかも的な感じで殴り合いを継続します。
瀕死のオラフがパッシブでAS50%とライフスティールを得ている事なんかはギリギリの殴り合いになると意識できなくなるのです。

これは上手いとか下手とかいうことではなく、人間ってそういうものなんだと理解してください。
振り返ってみると自分も同じことをしたことがあるんじゃないでしょうか。
ソロキルされたわけでもないのに経験値すら吸えないような状態になっている事を受け入れることは想像以上に難しい事なのです。

なので相手が立ち位置をミスったところに斧を当ててキルしてください。
レベル3か4あたりの時間はガンクを呼ばれている可能性も考慮した方が良いのでワーディングはしっかりと行うべきです。
それ以降は対面にフラッシュインしてキルした後にジャングラーもキルする方向で考えてください。
ゲームを破壊するつもりならそのくらいしないといけません。

アイテムビルド

オラフで初手に持つべきアイテムは何でしょうか?
ラヴァナスハイドラか、ストライドブレイカーか、まともに考えるならそういう選択になってきます。
しかしよく考えてください、ゲームを破壊しようと考えているのにまともなアイテムビルドをすべきなのでしょうか?
私はそうは思いません、ゲームの破壊者となるには相応のやり方が必要になるものと考えます。

私はよく初手でハルブレイカーを購入します。
貰えるステータスが高く、タワーの破壊に有効で1対複数の戦いに勝つためにも効率が良いからです。

ファーストアイテム候補としてラヴァナスやストライドは確かにオラフにマッチしていると言えますが、コアアイテムが完成するような時間にしっかり有利を作れているのであれば相手はタワー下から出ずに最低限のファームだけを取る、ガンクはミッドレーナーを寄せて三人で行うというくらいの警戒心を持たれているはずです。
そのような状態を打破するのにスキルセットにアウトプレイを生めるようなものがないオラフには限界がありますから、もっとシンプルな方法を用いて解決する必要があるワケです。

ハルブレイカーはバランスよく高いステータスが得られるだけではなく、タワーを削るスピードも底上げすることが出来ます。
絶対に積みたいというアイテムが特にないオラフであればこれで不自由を感じることもないでしょう、その後はラヴァナス、サードのミシックはストライドもいいですがジャックショーの方が対複数では頼りになる気がします。

レーンスワップは状況による

早期からのゾーニングは受け入れられない。
初手ハルブレで対処される前にタワーを進める。
ここまでの記事はそうしたゲーム理解度の低さを利用してゲームを進めることを推奨してきました。
しかしそうした知識のギャップというのは利用できるものばかりではなく、例えばタワーを折ったから今度はボットレーンのタワー攻略を進めたいと味方に提案した時
「嫌だ、ボットのタワーゴールドは俺のものだ」
という皮算用でしかない考えを持つ味方からの反発があったりするわけです。
外国からアクセスしていて日本語が分からないプレイヤーもいることでしょう、ともかく味方の同意が得られなかった場合はすぐさまレーンスワップを諦めてください。
トップをフリーにしてしまうと油断した隙にセカンドまで折られて叩き潰したレーナーが復活してしまうのでそれだけは避けないといけません。
トップサイドでヘラルドを確保したりジャングルに潜んでジャングラーをキルしたりして出来るだけ多くの相手プレイヤーをゲームから除外することを考えた方が良いです。

一人では勝てない

すでにお気づきの事とは思いますが、どれだけ上手くやっても一人でできるのはサイドレーンのゲームを破壊するところまでで、勝利にまでは届かないというのが実際のところです。
どこかのレーンがとんでもない勝ち方をしていると最終的に勝ちやすいってだけの事なので、いくらオラフが強かろうとも1v9で勝ってやるぜみたいな馬鹿げた願望を持つのはやめましょう。
ただ、そういうことにチャレンジしやすいチャンプではあるのでダメそうな時はダメなりに自分の限界にトライして楽しんでください。
最終的に討伐されてしまってもトップサイドの暴君として振舞うのは非常に面白いゲーム体験です。

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