【フォモール族】よそ者を嫌い、神にも挑んだ巨人
ケルト神話に登場する巨人族。
太古の時代からアイルランドに棲みつき、西方からくる他種族の侵入を阻止した。
それだけではなく、島を支配しようと神々と何度となく戦ったという。
フォモール族は、山羊や牛などを頭部に持つ醜い姿の巨人族であった。
フォモール族のなかには、胴体しかないキコルや足のないケンコスなども含まれていた。
神話時代の後まで生き残った者は、スコットランドで妖精に姿を変えた。
しかし、今でもよそ者を見つけては石を投げて拒むという。
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