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【幻の生き物を紹介】アルゴス


アルゴス 百眼を宿したヘラの忠臣

ギリシャ神話に登場する巨人で、アルゴリス地方の番人のような役目をしている。
全身に百の眼を持ち、その眼は交代で眠るために、アルゴス自身はずっと目覚めていると言われた。
アルゴスはゼウスの妻ヘラの忠臣だったことでも知られる。ある日、ゼウスがイナコス河神の娘イオを愛してしまう。ヘラから隠すためにイオを一時的に雌牛にするが、それを知ったヘラは雌牛を奪ってアルゴスに監視させる。しかし、ゼウスから命を受けてイオを助けにきたヘルメスによって、アルゴスは殺されてしまう。アルゴスの死を悼んだへラは、自分の鳥に彼の眼を写し取り、それが子雀の模様の由来となった。

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