また年が

また年が明けた。また年が暮れた。生まれてきて何度目か。
そりゃ生きてるからそうなる。そうなることを望んだことは1度もないけど時間は平等であるので、とりあえず年は暮れるし明けるので、なすがままにするしかない。

昨年のことを今更言うのもなんだが、昨年は全体的にしんどくて前後不覚になった。それはもう世界がぐるぐる回り続けていて自分がどこにたっていたのかよくわからない。
別に昨年に限らず前後不覚になりやすいたちだと思うけれども、昨年は特にそうなった。
他者との関係や自分自身との向き合いかたから、すべてがはちゃめちゃで最悪だったとも言える。
他者との関係についてはあまりよい距離感を築けなかった人が多い。いつも見誤ってしまう。
誰かを傷つけることでしか自分を満たせなくなってしまった。(本当は満ちてないのに)

自分自身との向き合い方も最悪で、ずっと袋小路にいたと思う。というか今もいる。自分がどんどん嫌いになる。
正解は無いのだろうが、それっぽいものを見つけたかった。年が明けるまえには。でも、見つける前に年が明けたので私は全てを放り出して大掃除をして、スッキリした気になっている。別になんにもスッキリしてないけど。見つけてないし。

書くこともしんどかった。何も書けなかった。書けないからどうということは何もないけど、自分がただ何か苦しかったし、書いている人を見るとみっともなく嫉妬したし焦った。
競い事ではない。ただ、自分が持っていた夢をちゃんと大切にして努力できなかっただけだ。
誰も悪くない。私は、違う道を歩いた。それだけだ。それはそれで、そうして楽しむ道もある。
でも、今のところはあまり楽しくなかったりするから、悔しいし焦るのだと思う。

今のところは楽しくないとか、自分が選ばなかった方の道が楽しかったかもとか、そういうことはほんとうに愚かだし醜い。分かっていても言いたくなるのが私という人間なのだけど。

こんな生産性のないことを書いていても時間は平等に流れていくので私の睡眠時間は無くなっていく。
ほんとうに不思議な仕組みだ。時間って誰が考えたんだろう。

こんな気持ちで年が明けるとは、と思う反面、時間は誰にでも平等だから、当然のこととも思う。別に私の気持ちも彼らの気持ちも汲みはしない。
星はめぐり太陽は昇る。
そうして360日ぐらいしたら、また年が明けるんだし。