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【観劇録】音楽劇「秘密を持った少年たち」によせて

2023年11月17日〜23日、日本青年館ホールにて上演された音楽劇「秘密を持った少年たち」を7回観劇した龍宮城のファンである私が、大千秋楽のライブ配信を見ながら書き連ねた感想をここに残したいと思います。
レポートのような感想のような、とんでもなく長い文章になってしまいました。
最後までお付き合いくださる方がいれば幸いです。

スタンプカード。リピーター特典がもらえました。


観劇まで

私にとっての初回、11/18マチネは最前列やや下手寄りという神席だったので、緊張しながら日本青年館へ。
会場に入るとリピーター特典、FC特典、物販それぞれ待機列ができていたので物販以外はこなし、ホールの中に。入ったらBGMとしてボーカル無しの曲が流れてました。バイオレンスもある?
開演直前、天音役至さんと黒瀬役大東さんの元気で楽しい開演前アナウンス。パトランプって本当にパトカーのあれですね🚨舞台のかなり端にあるから、最前中央付近だと見えないかも。2人の話し方が毎回同じだったから、これは録音かな?

1. オープニング

暗転、重厚なオープニングが流れ始める。
徐々に増えていく青いライトと共に404メンバーが登場。白で統一されたライブ衣装。
彼らのたたずまいが既にドラマで登場した404のメンバー達でしかなくて圧倒される。

玲矢のことをとことん心配して静かに話を聞く慎一郎と、完成した歌詞を葉に見せる和馬(笑顔めちゃくちゃかわいい)。
「夜行狩りの人たちのことを考えてたんだ」玲矢の言葉で、顔をそちらに向けたスー。夜行狩りってワードに反応する理由…この動きに気付いてから、毎回ここでスーを見るようになってしまった。
雅人の顔つきが雅人でしかなくてすごいよ春空さん。
事件の話を聞いた反応、葉とおびえる和馬が真逆すぎ。

事件現場のシーンをはさみながらヒカルが事件について語る場面。一瞬でメンバーそれぞれが違う人物になりきって走り回る。あとから見返すと、このあと出てくるあの日の様子を完全に再現していた。

2. 登場人物紹介〜導入

ストーリーテラー・ヒカルのセリフから始まるSHORYU(→↓↘︎+P)のイントロ、大画面に映し出される。

キャスト紹介。ここ音量と振動がものすごくて、毎回ゾクゾクして鳥肌立ってた。
学生証に所属、今回の映画の配役まで書いてあるの芸が細かい。助かる。
新聞の記事風の文字、全滅がやたら強調されていてこの事件の悲惨さを嫌でも想像させられる。

平和な霞ヶ丘高校の生徒や教師たち。不穏な赤ライトに照らされ、1人が夜行として覚醒、暴走。噛みつかれた者は夜行になり、止めようとする周りの人間に凶暴に襲いかかってどんどん仲間を増やしていく。
逃げるよう生徒を誘導する先生もまったく間に合ってないのがつらい。
最初に夜行になった人は、噛まれた自覚あったんだろうか。高校の制服じゃないけどどこから来たんだろう…今となってはわからないけれど。
あといつの間に段くん登場してた?通りすがり?なんとか巻き込まれず逃げていった…
この惨状に駆けつけた夜行狩りの黒瀬。ドラマと同じ、それ以上に力強い目つき。

SHORYU(→↓↘︎+P)のアウトロに合わせて登場する霞ヶ丘高校の生徒たち。荒い呼吸をしながら顔を上げ、スポットライトに照らされキメポーズ。ヘアメイク乙女ちゃんの変身できそうなポーズ大好き!
ここで観客からの拍手、これって最初から起こってたっけ。途中から?

3. 文化祭を控えた霞ヶ丘高校

ここからの日常パート、毎回目が足りなくて困ってた。
乙女→白崎を呼び、ヘアメイク開始。
小鳥遊→TikTok用の動画撮影中
柳楽→バスケボールで遊んでる
水城→データ?を渡して天音にチェックを頼み、照明とビデオカメラの準備。
百瀬→テニスラケットを手に演技のイメトレ中?
白崎→乙女と相談しながらメイク中、台本の確認
天音→1人黙々とデータのチェック中

主に動きの大きい小鳥遊ばっか見てた。
メイク中の白崎に近付いて撮影しようとする小鳥遊、最初は顔隠されたりしてたけどのちの公演では普通にポーズしてもらえたりしてて反応が可愛かった。「いや(今日は)やってくれるんかーい」
小鳥遊、リアクションでかすぎてかわいすぎない?ラケット持ちの百瀬の良さに崩れ落ちてみたり。
「〇〇ちゃん」呼びの柳楽先輩の良さ。
ここでメインビジュアルのセリフ出ましたね!?「映画の宣伝しなきゃなんで!」
ホール満員にする話題で盛り上がる乙女・小鳥遊・柳楽、元気な普通の男子高校生。
百瀬先輩の演技に注目するみんなの反応!ラケットの美しい振り方さすがです。崩れ落ちる乙女ちゃんを見逃さなかった。配信で気付いたけど水城先輩も笑ってるね!?
なぜ主人公とその幼馴染が違う部活なのか聞かれて真剣にこだわりを話す天音(最後ニコニコしてたの配信で気付いた!)を撮影する小鳥遊、近づきすぎて絶対ウザいよあれ。かわいいね。
監督のこだわり理解してくれてる水城先輩…
白崎も台本読み込んでたから同じ疑問持ってた。のと対照的に、改めて台本で設定確認してる柳楽先輩。百瀬に教えてもらってる。
後ろで自然にバット振ってる白崎、野球部でしかなくて最高。
柳楽先輩からボールパスされた乙女ちゃんは腰が引けてる…文化部…

4. 突然の訪問者

段くんがインパクト強い登場、君は黒瀬のなんなんだ。
黒瀬にめちゃくちゃ反応する乙女ちゃん。(黒瀬は学園の超有名人なので、その有名人に名前で呼ばれた天音にびっくりしたらしい)
久しぶりに会えた黒瀬にすごく嬉しそうな笑顔の天音。
みんなを脅して回る段くんの迫力、毎公演増していた気がする。最初は天音のネクタイまでは掴んでなかった。乙女ちゃんへの突っかかり方も。乙女ちゃんを庇うように声をかける百瀬先輩、この反応最初からあったっけ。
黒瀬は段が突っかかったみんなに謝って回ってる…
白崎は最初から段のこと超警戒してる。
段をたしなめる黒瀬のセリフ、毎公演ちょっとずつ変わってた。「お前、言い方が悪いんだよ」「言い方ってもんがあんだろ」「みんなを傷つけてどうすんだよ」みたいな…
黒瀬に声を掛ける天音。また一瞬で形成される2人の世界。
天音の言葉に被せ気味の黒瀬の「嫌なわけないだろ、友達なんだから」、クソデカ感情の波動を感じる…

5. 天音と黒瀬

ケツメイシ「トモダチ」

天音がキレキレのダンスしてる、うつくしい…黒瀬と2人、見せる笑顔が眩しい。
後ろでへなちょこサーブしてみせた乙女に拍手を贈る百瀬先輩。
集合写真撮る映画研究会の面々かわいいよ。その写真あとで見せてほしい。
天音と黒瀬、しばらく会っていなかったのかもしれないけどお互いを大切に思う気持ちはこの曲で痛いほど伝わってきた。苦しいほどやさしい。

6. んじゃ、諦めちゃう?

天音を諌める乙女ちゃん、冷静に現状を考察する水城先輩。
ここで自分の持ってるバットを預ける白崎と嬉しそうな柳楽、2人のやりとりが可愛かったです。
柳楽先輩のメインビジュアルセリフ「んじゃ、諦めちゃう?」ここで制する白崎、空気の読める野球部。
一応撮ってるけど使えるか心配になっちゃった小鳥遊。水城先輩、「いや」って何言おうとした?やめた方がいいって?

乙女ちゃんの「バンッバンッ」の勢いにびっくりする柳楽。
勢いにのせられて同意しちゃう百瀬先輩と大喜びの乙女ちゃん。
まだホールを諦めようとしてる天音に「僕は譲りたくないよ」、乙女ちゃんのメインビジュアルセリフ。自分の考えをわかってほしい強い気持ちを感じる。
ここで走り去る乙女ちゃんの気持ちにいつもついていけない。追いかける小鳥遊、優しいね。

台本読み込んでた白崎の気付きと、しっかり同意する天音。
帰り支度してる柳楽、カバンに台本しっかり入れてバスケボールも詰め込んでるのなんか見ちゃう。
自分の考えを話す白崎、とても表情豊か。あと洞察力がすごい。そっか…ってなる天音の表情、配信でようやくしっかり見れた。
柳楽が帰ろうとしたタイミングで何か割れる音、走ってくる2人。

7. 事件発生

オーイシマサヨシ「死んだ!」

この曲大好きすぎて毎回沸く。全員歌うますぎ。
1人ずつはじめて夜行と対峙するけど、まずは防戦一方。
3人でくっつきながら背後をなくして警戒するの賢くてかわいい。
水城、百瀬、乙女、白崎の4人がこの歌詞を歌う意味。特に百瀬、乙女は普段自分を押し込めて生きているところがありそうだからめちゃくちゃハマる。
だんだん逃げるだけじゃなく、攻撃もできるようになっていく面々。最後殴った後、自分の手を痛そうにする百瀬先輩。人を殴ったことなんてなかったんだろうな。

2階部分でなんとか部屋に戻ってくる柳楽、小鳥遊、天音。手に持ってるのがホウキって、弱そう…

8. 状況把握と絶望

慌ててバリケード作成、これさっき見たやつ。大声で「日向ーー!」って呼ぶ白崎、好き。この中で小鳥遊を日向と呼ぶの、従兄弟の君だけでは?
ドアの向こうからの音にビビる小鳥遊と追いかける白崎。相手が黒瀬たちとわかった天音、有無を言わさない行動力がさすが監督。無事を喜ぶ黒瀬と天音。

状況説明する段、その言葉の中の"野球部"にひどく狼狽える白崎。仲間が夜行に噛まれたと聞かされればそりゃそうなる。
助けに行こうとして止められ、抵抗する白崎。小鳥遊の「叔父さんと叔母さんになんて言えばいいんだよ」悲痛すぎる。
黒瀬から「あいつらはもう間に合わない」と聞いて絶望する白崎。回を重ねるごとに増していった感情。
脱出を提案する水城先輩、頼りになる。
夜行遺児の天音と黒瀬、急に夜行有識者としての知識を披露してくる。でも今、日が沈んだばっかりなのか…
かなり怖がってる乙女ちゃんと小鳥遊が目立つ。でも柳楽もわりと参ってますよね、同じクラスのやつが夜行になってたんだもんね。
「夜行って、人の血を飲むんですよね?」のセリフ、吸うんですよね?バージョンもあった気がする。

携帯がなくて落胆する乙女ちゃん。静かに携帯取り出した段くん、君持ってるよね?
「小鳥遊、あります!」かっこいい。でもTikTok優先なのが小鳥遊らしさなのか?
通報を勧める水城先輩、さすがすぎ。でも懲りない小鳥遊。
「もー、優先順位」の百瀬先輩、諌め方がかわいい。
携帯あるの気付かれた段、君は何がしたいんだ。そいつ呼ばわりする水城先輩。

図書室に夜行の本があったかもと聞いてノータイムで取りに行こうとする天音さん、性急すぎ。そんなに動いていたいのか。
ガチでやばそうと思ったのか通報を申し出る段。一応心配なのか少し近寄る白崎。
「もう嫌なんだよ、夜行にやられっぱなしは。悔しくないの?」天音、思ったより勇敢というか、考えなしというか。「あいつらを倒すためならなんだってやる」目が夜行狩りの黒瀬のようにキマっている。
「そんなネットで出るくらいの知識ならもう知ってる」、過去に散々調べ尽くした人の言葉だ。ここかなり早口だけどどんどん安定感増していったよね。
さすがに親友の「お前まで失うわけにはいかないんだよ」に沈黙する天音。
乙女ちゃんじゃなくてもたしかにこれは気が滅入る。ここ音楽室なんだ。そして乙女ちゃん「ボケェ」とか言うんだ。
テンプレみたいに本気だと思ってもらえない段、パート1。
ここで運命、笑っちゃった。そして柳楽先輩、ちゃんと曲名知ってるんですね。まあこの旋律は有名だから。
いつの間にかいなくなって避難はしご見つけてきた水城先輩、やっぱり頼れる。
「夜行も空を飛ばない」、それはそう。
一番に「僕も行くよ」してくれる百瀬先輩、みんなが行くならついていく柳楽先輩、みんな行くのと不安そうな乙女ちゃん。
止めたい黒瀬と言いくるめる天音。とにかく自分にできることは何かしていたいんだろうな。
テンプレみたいに本気だと思ってもらえない段、パート2。オレオレ詐欺の典型で、本人必死なのに悪いけど毎回面白すぎる。白崎は座りこんで仲間のために自分が何もできない現実に打ちのめされている。

9. 図書室へ

百瀬先輩の後ろにつく乙女ちゃん、キュート。
柳楽と小鳥遊の図書室はじめてトーク、毎回自然で可愛い。「小鳥遊1年なんでぇー」があんまり言い訳になってないぞ。
この2人、夜行に囲まれてびっくりはするけどわりと俊敏に動けてる。

黒瀬に野球部のことを聞く白崎。残されたことを「運が悪かった」と言う黒瀬。「残されてるのがラッキーだなんて俺は思わない」、重すぎる。白崎、理解できない顔の「そう…っすね」
焦りながら帰ってくる小鳥遊、乙女ちゃんと柳楽先輩。冷静な水城先輩と百瀬先輩。
はしご落とせって水城に言われて素直に落としちゃう柳楽。
なんでこんな慌てた様子なのかわかってない黒瀬と白崎のびっくり加減がかわいい。夜行に襲われたに決まってるじゃん。
ここで下手から天音が出てきて、まだ1人図書室の棚漁ってる。

「吸血鬼伝説とかファンタジーみたいな本ばっかり」と嘆く乙女ちゃん、最初は「くだらない本」とまでは言ってなかったよね?より辛辣になっている。
医学書持ってきた水城先輩、さすが医学部志望。従兄弟ペアの喜び方、運動部。
不在に気付かれた監督、新聞を漁ってる。はしご落としたって言われて「えっ…」って表情。
柳楽、自分のした行動にへこんでるな…
乙女ちゃんはさっきから黒瀬拓実をフルネームで呼ぶの、何?
天音のこととなるとすぐ熱くなる黒瀬を追いかける段。
3人の夜行に襲われてる天音、意外と俊敏に避けるし反撃が強い。手に持ってるの新聞紙なのに。
「探せ!」とか言ってるあたり、夜行って意外とチームで動けるのか?わりと理性ある?探すというより隠れてますけどね。

夜行に待ち伏せされた柳楽と小鳥遊。さすがパワータイプ、どっちも殴り掛かる。

10. 夜行との邂逅

Da-iCE「スターマイン」

がなりと裏声の差が気持ち良すぎる。小鳥遊も柳楽もこの曲に声質が合いすぎ。2人とも攻撃を食い止めながら冷静に武器を奪って、殴りながら歌うの最高。
歌の難度かなり高いと思うのに、それを殺陣しながらってどれだけ練習したの。
バット片手に加わる白崎と段、ホウキ片手の黒瀬。白崎のがなり大好き。
白崎、仲間だった野球部に真っ向から挑みに行ってる…
この5人、かなりの武闘派集団だ。黒瀬と段、本当に美術部か?
黒瀬の高音綺麗。
一度に2人を相手取っていた白崎、1人をいなしてその隙に背後に迫った野球部に気付けず、噛みつかれる。誰にも気付かれてなくてしんどすぎる。その後反撃するも、自身の傷から吹き出た血を見て絶望。この表情が真に迫っていて忘れられない。何度見てもつらい。
とにかく傷を隠すようにポケットから慌ててタオルを取り出し、首に巻く。残った夜行をなんとか振り切り、逃走。
ここの歌詞がトラウマになるくらいつらい。「人生は七転び八起き 急展開」

11. 天音と黒瀬の過去

天音と黒瀬の回想シーン。苦しむ黒瀬に寄り添う天音。額を寄せ合って目を閉じたり、遠くから駆け寄って抱きしめたり、ひたすら愛で包み込む。初回最前列で見た時はどうしたらいいかわからなくなった。君達の関係はあまりにも切実すぎて、はたして友達と形容していいのだろうか。
黒瀬の絵が評価されるたび、離れていく天音。彼の心の距離を表しているのだろうか。
賞を取ってフランスに招待された黒瀬、本当に嬉しかった?
「お前だけ遠くに行って、俺だけ置いてけぼりみたいだ。」まんま映画のセリフですね。

また3人の夜行に取り囲まれる天音を助ける黒瀬。危うく噛まれそうになるが天性の回避スキル発動。
せーので夜行をグーで殴る百瀬、本で殴る乙女、蹴る水城先輩。

12. 黒瀬は夜行化するか

いつも気になってたけど「音楽室!」って説明のセリフ?

真っ先に黒瀬を心配しにくる小鳥遊、優しいけど噛まれたって聞いて飛び退きすぎ。
端で1人階段に寄りかかる白崎。辛そうだし、しきりにタオルで首を隠している。
冷静に黒瀬の状況把握に努める水城と百瀬。

「俺のこと守ったから」と言う天音に黙って首を振る黒瀬。ここの黒瀬の表情、配信で気付いた。
それでも突っかかっていく段。唾が飛ぶ。天音は抵抗できずじっとしているのに、「やめて」と言う小鳥遊。
さすがに命の重さの話をしている段を見過ごせず、会話に入ってくる白崎。メインビジュアルのセリフ「じゃあ、あんたの命は軽そうだな」こんな重い場面なの…
白崎、千秋楽は段にタオルの片方掴まれててヒヤヒヤした。噛まれた側じゃなくてよかった。ここでも小鳥遊が心配してるいるいって声掛けてる。
そこでそういうこと言える柳楽ちゃん、さすがすぎ。横たわる天音を心配して駆け寄る小鳥遊。
あくまでも気に食わない段。

黒瀬が夜行化したらみんなで止める百瀬の案に、迷った挙句嫌ですと発言する乙女ちゃん。さっき夜行を殴るのに使った本を握りしめてる。暴力とか無理、そっか…

13. 見つけたヒント

冷静な水城先輩の言葉に気を取り直し、小鳥遊の動画を確認する天音。
夜行に噛まれたとき牙が伸びたと聞いて「ヘェーっ!?収納できるってことですか!?」の小鳥遊のジェスチャー、どう見てもコミカルで大好き。
天音の見つけてきた新聞、この舞台のメインビジュアル載ってますね。
超早口の真剣な天音。早口のセリフの運び方、どんどん上手くなってく。
「準備ができるから」百瀬先輩のジェスチャーがキュート。
黒瀬の対応についてみんなに意見を求める水城先輩、乙女ちゃんにも改めて確認する百瀬先輩。
放送室から音楽流すことを提案する黒瀬。天音にCDを託す。
「機械強いんでしょ?監督」って言われた天音にうなずく小鳥遊と乙女ちゃん、配信で気付いた。

SUPER BEAVER 「ひたむき」

振り付けの疾走感!天音の体の動きがうつくしい。
自分が飛び降りた段差、後に続く天音に手を貸す黒瀬。黒瀬の目のキラキラとした輝きがえぐい。

14. 不穏

白崎に駆け寄る小鳥遊の「るいるい!調子悪いまる?」何度聞いても謎語尾すぎて謎だったけど、たぶんこれで合ってる。
おもっきしタオルに血が滲んでるの見えてるけど、小鳥遊には見えてないんだよね…逃げるように美術室に向かう白崎…
何か声を掛けたいけど…な百瀬先輩。
TikTokに結構コメント来てて喜ぶ小鳥遊のマリオジャンプ!毎回かわいすぎ。

乙女ちゃんの謝罪。本気で何が?って思ってそうな百瀬先輩。本音を話す姿、ものすごく人柄の良さが伝わる。そしてそんな百瀬に憧れる乙女ちゃんの姿、眩しい。「(幻滅)しません!あいや、多分、ですけど。」これ、本音なのかな。後半は照れ隠し?
自身を臆病者と話す百瀬、弟ばかり見ている父への憤り(最初はここまで怒りを感じなかったかも)
親の前では優等生ぶっていると話す乙女と意気投合。
ここで巧妙な白崎の呼び出し…1人だけ誘い出す方法を考えられるあたり、まだギリギリ理性が働いているのか。誰にでも優しい百瀬先輩。白崎がタオルを落としていく。
"野球部くん"呼びの乙女ちゃん。最初白崎くんって呼んでなかった?タオルの血に気づいて百瀬先輩の危機を察知。でも遅かった。

15. 狂気と暴力

もう完全に夜行として狂った白崎、百瀬を襲う。追いかけてきて躊躇なく殴る乙女。もう完全に百瀬を襲うことしか考えられない白崎。その叫びに理性がカケラもない。
逃げて!って言われてるのに白崎に向かっていく乙女。

RADWIMPS「五月の蝿」

ペンライトを許されない楽曲。猟奇的すぎる歌詞とそれを歌い上げる豹変した乙女に度肝を抜かれた。
暴力とか無理って言ってたのに、ガラスをブチ破る。殴る。首を絞める。薬品を掛ける。持っていたハサミを心臓に突き立てる。でもそこで百瀬先輩が止めに入る。自分が襲われているのに…
「死体になった君を見たい」目つきが…
客席に逃げるように降りていく白崎。足取りがおぼつかず見ているのが本当に苦しい。途中遠くから乙女に指さされ、苦しげな表情を見せる。
ひたすらバイオレンスな乙女を止めようとしているような百瀬。
ロープで首を絞めようとしたあと取っ組み合いになり、白崎は下の階に転落。音と重いものが落ちた振動がリアル。

16. 増えた犠牲者

顛末を見てしまった小鳥遊…血のついたタオル持ってる。
夜行になってしまった百瀬。柳楽と段を振り払う。
自分の血を捧げようとする乙女、止められる。ネクタイが外れてる。

校内放送で流れてきたボレロで動きが止まり、正気に戻る百瀬。殺してくれないか…「黒瀬くんと違って僕はもう完全に夜行だから」少し嘲るような、打ちのめされた言い方がしんどい。
ホース?ロープ?で百瀬を縛る柳楽と段。叫び方が似てるね君たち。
天音、どこで話しかけようかタイミング計ってた?だいぶ前に到着してたよね。
「どんどん腹を空かせてんだろうな」ここの水城先輩、腕時計で時間確認してたんですね。
客席に降りてくる夜行達。結構迫力あった。回を増すごとにパワーアップしてたかも。
小鳥遊がるいるいのタオルの話してる。一人称小鳥遊なんだ…白崎が夜行に噛まれていたことを気づけなかった後悔。
「このまま小鳥遊達も…」自分たちも噛まれて夜行になっていくのかもって考えた?
前向きに見えて実はメンタルギリギリの柳楽。から元気だよね。
客席中央で急に出てくる夜行達にお客さん達びっくりしてた。

17. よーい、アクション!

ヘリに沸く一同。手分けして夜行を撒くことに。
「それは、いけっかなあ。」柳楽先輩の言い方、最初は無理だろってニュアンスだったのに、軽く笑う感じに変わってた。
「これが映画だったらよかったのにって」この状況でそんなこと考えられるなんて、生粋のクリエイターだよ天音さん。
「一躍天音監督大フィーバーだわ」あんなに目の敵にしてた天音を認めるような発言を段が???皮肉?
「手分けして屋上で集合。あとはアドリブで!」
「みんな。絶対食われんなよ!」黒瀬のセリフに毎回強く頷いてしまった。結末はわかっているのに。
「よーい、アクション!」映画撮影時のセリフじゃなかったんですね。

King Gnu「千両役者」

あまりに耳馴染みがあったので知ってる曲だとは思ったけど、King Gnuと気付けなかった。
みんな夜行と戦っている。百瀬を支えようとする乙女ちゃん、振り払われる。でも追いかける。
戦いに行く者の顔をしている天音、水城、柳楽。夜行化した百瀬が暴れ、振り払われる。
小鳥遊にスマホを借りに行く乙女ちゃん。頭を下げる。
もがく小鳥遊の背後、紗幕越しに現れる白崎。ここ毎回好きすぎた…
「無意味から眺める意味を 死から眺めた生の」歌詞が、死に向かっている白崎から見た、まだ生きている小鳥遊を連想させる。
気付いて駆け寄る小鳥遊、お互い伸ばした手は当然届かない。膝から崩れ落ちる。

スライディング登場する黒瀬かっこよすぎる。ここの段、黒瀬の相棒感つよめ。
百瀬は暴れて周囲に襲いかかりながらも片手で自身を抑えようとするような素振り。夜行としての本能と戦っている。襲われた者はみんな座り込む。そんな彼に唯一掴みかかり「ただ生きるための抗体を頂戴」乙女ちゃん…
最後の天音の超低音ゾクゾクした。最初誰が歌ってるのか疑問だった。
ロープを手に派手に暴れ回る百瀬。振り回し方が好き。
決めポーズの小鳥遊・黒瀬・段、急に3人ユニット結成してる。

18. 助けは来ない

屋上でヘリを見つけるも、マスコミと判明。ここで流れるドビュッシーの月の光。おしまいの空気。
「優人達は!もうどうすんだよ!」優人を連呼し出す黒瀬。
段の「なんか呼べ!救助ヘリ!呼べー!」輸送ヘリバージョンと半々だった。
タオルを持ちつつ立ち上がる小鳥遊、よく聞いてくれた。あまりにも黒瀬と天音の関係性気になるよね。
黒瀬、天音とは兄弟みたいなものって自覚あるんだ…
かくれんぼのエピソード始まったあたりで下手袖にいる天音、完全にかくれんぼの時の動き再現してる。かわいい。

19. 会えなくなってしまう前に

天音の映画が好きという話をし出す黒瀬。天音は「僕、拓実の絵好きだよ」って言葉にしてくれたことあったんだね。じゃあ黒瀬も言葉にして伝えなよ。
さっそく話すことを勧める小鳥遊。タオルをギュッと握る。るいるいとは会えなくなってしまったから…
目の前の小鳥遊のタオルが目立つからか、奪う段。ヘリに猛アピール。タオル奪われてちょっと焦る小鳥遊。
「効いてくれよショパンちゃーん、もー!」とか言うあたり、柳楽ちゃん意外とクラシック詳しいな?
黒瀬との話をしたんだね、天音も。涼しい顔をしている大東くんの顔から汗が垂れるの、配信で初めて見た。
天音のことを気にかける黒瀬に気付いていた水城と柳楽。こっちもちゃんと話せよって言ってくれてる。なんなんだ君たちは。

案山子「真生活」

小鳥遊の透き通った歌声が染み渡る。水城も柳楽もまっすぐな声が合う。
「バスタブ モルヒネを1000cc」大好き。
後で会おうなんて馬鹿みたいって歌詞を小鳥遊が歌うの本当にやめてほしい…
ここで何やら話している演技の天音と黒瀬、中身が気になる。
至近距離で見つめ合いながら扉閉めるの何!?

20. 最後の電話

ショパンの別れの曲流れてきちゃった…登場するよろよろした歩き方の百瀬。夜行の本能と戦いすぎてだいぶ消耗したのかな。
お父さんに電話をかけられるよう、借りてきたスマホを差し出す乙女ちゃん。一応そのあと縛れるようにロープ持ってる。
「お父様への電話」っていうあたり、品が良い。
ここでまだステージ上にいる水城、柳楽、小鳥遊の3人、百瀬が電話を掛け始めるとそれぞれ電話を耳に当てるようなポーズをし、1人ずつ去っていくんだけど何?

しんどそうだけど電話をかける百瀬。取り次いでくれる人にしっかり話をしてる。お父さんに敬語で話し出す百瀬…お父さんの声を聞いたら最初から泣いてしまってる。お仕事中申し訳ありませんって、そんなこと言ってる場合じゃないだろうに…普段の距離感を感じる。
話しながら泣いてしまうところ、最初からすごかったけどさらに凄みが増していた。お父様から父さんへ呼び方が変わる。でも上手く言葉が続かなくて崩れ落ちる。電話をおろして片方の手で電話を切ろうとする。
それを見てたまらなくなった乙女ちゃん、百瀬の手から携帯を奪い取って話し始める。2回目以降はこのあたりで行け!乙女ちゃん!ってめちゃくちゃ応援しちゃった。
乙女ちゃん、急に大声+まあまあ早口で話し出すから勢いすごくてお父さんびっくりしない?あの、って間がリアル。泣きながら百瀬のことを褒める乙女ちゃんと、そのことにさらに泣く百瀬。
「その息子さんがあなたに今、今しか伝えられないことを」ここのニュアンス変わった回があった。あなたに、で切ってた回だったかな?タメが少なかった。
百瀬の言葉を最後まで聞いてもらえるようお願いした乙女ちゃん。献身。
百瀬にスマホを渡す手が震えている。泣いてるからね。

21. 伝えられた気持ち

川崎 鷹也「ぼくのきもち」

百瀬改め春空の声が会場を震わせる。あなたの声の真価はここにあったのか。ロープを舞台袖にぶん投げて一緒に歌う乙女ちゃん。
体制を崩す百瀬を支えながら歩く乙女ちゃん。
サビの歌声の力強さで、これは泣いてしまう。泣き崩れた百瀬を励まして一緒に歌う乙女ちゃん…歌い終わった百瀬を抱きしめる。
「夜行になったことは言えなかったなあ」
笑い泣きバージョンと、もう少し静かなバージョンがあったけど。笑い泣きの方がやさしい百瀬らしくて好きかも。

22. パトカー?

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲第一楽章。何かが始まる予感。
パトカーを見つける一同。柳楽と段は高台でパトカーに笑顔で手を振る。
白崎の死体がなくなっているのに気づく小鳥遊、狼狽える。
合流した乙女ちゃん、その「すぐ行く」は絶対来ないやつでしょ。知ってるよ。運命を百瀬と共にする覚悟を感じる。

23. 覚悟を決めたバイオレンス

乙女ちゃん、「待ってるぞ」って言われてから泣きそうな顔をしながら「はい」って言うまでの間が気になってたけど、バイオレンスに入るための間だったんだね…
「全部、夢だったら良いのになあ」
こんなにバイオレンス前に似合うセリフある?

女王蜂「バイオレンス」

龍宮城メンバー5人(天音、乙女、小鳥遊、水城、柳楽)だけでいつものフリ。でも龍宮城の時とは少し違って、それぞれのキャラが生きている。特に至さん、少し弱そうな天音の顔をしている。
バイオレンスと歌う乙女ちゃん、百瀬に自身を噛ませる。そして自身も百瀬を噛む。どこか恍惚とした様子、これこそ2人だけのバイオレンス。
バット片手に警戒しながら進む小鳥遊を後ろから追いかける白崎。獲物だと思ってる?
かくれんぼしてるところが好き。
白崎、襲いかかりながらも相手が小鳥遊と気付き、迷い。小鳥遊に追われる。
黒瀬を守るように得物を持って現れた天音、戦ってる!
大東くんの踊るバイオレンス、貴重。
冨田の歌い方、完全にバイオレンスという曲をモノにしている。がなりがアヴちゃんに近い。
客席まで降りてくるキャストに気を取られる。苦しそうな白崎…小鳥遊はずっと白崎探してる。
2小節ぶんくらい、客席通路で踊るキャストたち。下手通路側の席の時は黎くんが間近で踊っていて、ありえないくらい手足が長かった。

24. 最悪の覚醒

小鳥遊に見つかって逃げ出す白崎。
警官を見つけて駆け出す柳楽。私は下手通路側の席の時、横を駆け抜けていく彼のあまりのスピードに髪の毛を揺らされて愉快な気持ちになりました。
様子のおかしい警官2人に見事に噛まれる柳楽…最悪すぎる。武器を手にした段が応戦しようとするが、拳銃を出されてしまう。勝ち目がないと水城は咄嗟に逃げる判断をするが、それは柳楽を見捨てることと同義だった。置いて行かれた柳楽の悲痛な叫び。こんなん聞いてたら夢に出そう。
冨田の演技やばすぎる、一番驚いた。傷が治ってることに気付いてもう疲れたと笑う柳楽、痛々しい。最後の叫び、最初の方は生声じゃなかった気がする。迫力が増してた。

死にたがっている白崎…小鳥遊の血は飲みたくないんだね。
柳楽の「みっけー!」前は「みーつけた」でしたよね。ずいぶんかわいくなってる。そしていつもとあまり変わらない調子の柳楽に警戒できない天音。ここでも黒瀬の回避スキルが光る。
柳楽、パワータイプすぎて誰も敵わない。果敢に立ち向かうけど噛まれる小鳥遊。白崎、小鳥遊を助けようとボロボロなりに動けてる?

「無事なやつだけでも生きないと!」セリフ返しする小鳥遊…
必死で狂った柳楽を止める小鳥遊。
「行けない!行けないよ」天音の言い方、最初はわりとキッパリしてたのに千秋楽はもっと消え入るような声で。
野球部の先輩を倒す時の白崎の気持ちがわかった小鳥遊。
傷を負ってもすぐ治る柳楽。控えめに言って地獄。
小鳥遊の元に戻ろうとする天音と言い争う黒瀬。
「小鳥遊はいいんですよ、でも増やすのはやめましょうよ」言えた小鳥遊かっこいい。

25. それでも生きろ

カンザキイオリ「命に嫌われている」

黒瀬の歌う歌詞がブッ刺さる。
襲われる小鳥遊を助けるも噛まれてしまう白崎。柳楽を2人で押さえ込んでもすぐ振り払われる。
上で手を伸ばした百瀬と乙女、手が届かず倒れてしまう。
黒瀬の「朝も夜も春も秋も」、凄みが増している。感情の入り方がどんどん増していってた。
特に乙女のダンスの激しさに目を奪われる。
柳楽に噛まれる小鳥遊、止める白崎が噛まれる。噛まれながらも小鳥遊に伸ばした手、届いたんだろうか。白崎に互いの血を飲む提案をする小鳥遊…

26. 裏門の惨劇

裏門に到着した段と水城。天音と黒瀬が合流。
柳楽を見捨てた後悔に苛まれる水城。合理的な判断をする彼が…
そこに最悪の柳楽登場。怪演という他ない。
声のエフェクトがやばい。自分の手を殴りつけるシーン、みんな見てられなくて目を背けてる。
完全なバケモノ発言をする柳楽。柳楽を映画に誘ったことで巻き込んでしまった責任を感じて立ち向かう水城…
天音も箒で立ち向かう。
パワータイプの柳楽はタチ悪すぎでしょ…
しかも絵を描くはずの段も黒瀬も腕を切りつけられている。絵が描けなくなるじゃん…
箒を真っ二つにされ、噛まれる天音。ここで助けに入る水城。黒瀬は遅れて向かうが倒される。
夜行になるくらいなら死んだほうがマシな水城、わざわざ切りつけられた後に噛まれる。段も…
柳楽による被害甚大すぎるだろ。
黒瀬に目配せし、2人で立ち向かう天音。殴りつけたところを背中に箒の柄を刺して拘束。
段の「ざまあ!」千秋楽はちょっと元気がなかった。

27. 天音優人

「俺は夜行だから」という天音に狼狽える黒瀬…
お前の映画が好きと言われた天音の「なにそれ」しんどい…黒瀬は言ってなかったんだ、本当に。

何が良かったの天音、満足そうに笑わないで。天音を日差しから守ろうとジャケットを翳す黒瀬、その手を下ろす天音。
だからひとりでうれしくならないで。独りよがりだな君は。

Mrs. GREEN APPLE「僕のこと」

この曲が至さんがインタビューで言っていた「ここにすべてを懸けたいくらいの曲」なんだと一発でわかった。
どうしても泣きそうになってしまう。
ジャケットを翳す黒瀬…
支え合って立つ白崎と小鳥遊。
ありし日の姿…
天音と黒瀬、最後こんなに泣いてなかったじゃん。大千秋楽は大泣き。

みんな灰になって黒瀬以外の人影が消える。

28. のこされたもの

164「天ノ弱」

黒瀬が悲しすぎる。遺品を抱きしめ、遺灰で絵を描き。
「天性の弱虫さ」最初は弱々しかったのにこんなに強く言うように…
客席までスポットライトが広がる。起こる拍手。

暗転、ニュースのアナウンスだけが流れる。

29. 本番前の楽屋

冒頭の404のメンバー達。重い空気に包まれる。
校庭に灰で描かれた絵って、黒瀬だ…
みんなさっきまでの役とは別人すぎる。豹変。

スー「夜行がいない世界か」
和馬「説得できる気しないね」言い方がかわいい。

30. ライブパート

ここから404 not foundメンバー7人によるライブパート。

「ブラッディ・ララバイ」
ドラマでお馴染み。バンド編成ではなく全員が歌って踊るのが新鮮すぎた。ドラマの演奏シーンでは慎一郎と玲矢しか歌ってないから…
こんなにうつくしくて血まみれでドスの効いた子守唄、ある?
戦う振り付けが多くて興奮した。
ラスサビ前、慎一郎が玲矢を見つめて歌い上げる場面、それぞれの表情がドラマの2人の関係を痛いほど表していてせつない。
まだまだそれぞれのメンバーの好きなところを上げていきたいけど、キリがないのでひとまず割愛させてください。

「SHORYU(→↓↘︎+P)」

夜行として(あるいはスパイとして)生きる覚悟を決めた7人の曲だった。生きることは戦いだから。

「RONDO」

7人が向かい合って歌う。この舞台でもドラマでもたくさんあった別れに対する悲しみや怒りを込められているような。鎮魂歌みたいだった。

11/19ソワレで起きたマイクトラブルについては今は詳しく書かないでおきますが、のちに追記するかも。トラブルに冷静に対応する彼らの姿に胸がいっぱいになりました。

「レイトショー」
このお話の中では404にとっての新曲だけど、龍宮城にとっての新曲でもある。音楽劇のためにつくられた曲。
一度聞いたら覚えてしまうくらいキャッチーでまばゆいのに、どこかさびしい。
玲矢以外のセリフパート、ドラマの6人のセリフだって気付いて鳥肌立ちました。フードを被っているスー…

31. フィナーレとお見送り

そのままカーテンコールへ。
SHORYU(→↓↘︎+P)が流れてキャストが1人ずつ登場し、深くお辞儀。
最後に全員がステージに集まり、フィナーレへ。
最終日のマチネ・ソワレではグランドフィナーレと称して、キャスト全員からそれぞれ挨拶がありました。
最終公演に限っては、客席も含めた集合写真の撮影も。加えてグランドフィナーレ後に幕が下り、ここで終わりと思いきやもう一度幕が開いて、観客全員が立ち上がって。いわゆるスタンディングオベーションがこの舞台で初めて起きました。今までの公演でも立ちたい気持ちはあったけどこうはならなかったから、胸がいっぱいになった。
感無量の観劇体験をさせてもらえました。

また、このあと全公演でキャストによるお見送り会が実施されました。最終公演はカメラが入っていたように思うのですが、あれはどこかで公開されたりしないのだろうか…?それぞれのキャストさんと観客の皆さんのやりとり、見てるだけで幸せになれたので見られたら嬉しいなと思います。

さて、今私が願うことはただ一つ。この音楽劇の映像化です。公式のアンケートにも長々と感想と共に要望を書いて送りました。
まだ音楽劇の彼らに心を掴まれ続けている人がたくさんいるようなので、どうか叶ってほしいと願わずにはいられません。



ここまで読んでくださった方がいたら、大変お疲れさまでした。
気力があればそれぞれの登場人物について考えたこと、いわゆる考察らしきものも書きたいと思っています。その時はまたお付き合いくださいね。

霞ヶ丘高校で灰になった彼らが、いまもどこかで笑い合いながら歌っていることを祈って。

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