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そうだ、台湾へ行こう

夏日の続く11月、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
この記事は、来月12月に開催されるEXILE初の海外単独ライブ『EXILE LIVE 2023 in TAIPEI』に飛行機・ホテル・チケットを全て個人手配で行う人向けの情報となります。

先日締め切られたオフィシャルツアーが普通に良心的な値段だったので、そちらに応募した人が多いと思いますが、日程などの都合で個人手配になった方や、まだ行くのに悩んでいる方もいると思います。

私も日程の都合などでオフィシャルではなく個人手配になったので、迷っている人がいたら誰かの背中を押せたらいいなと思い、LCCで行って安いホテルに泊まってLCCで帰ってくる、安心・安全・安い!をコンセプトにした情報を書き残しておきます。

ライブのチケットはこのサイトから日本のクレジットカードで購入可能です。発券は現地台湾のファミリーマートのファミポートからですが、空港にも街中にもめっちゃファミマあります!


予算

LCCを利用すれば往復3~5万円もあれば往復可能なため、予算的には2泊3日でチケット代やホテル、飲食代、おみやげなども含めて10万円程で収まります。

また、現在購入できる可能な最安の飛行機(往復37000円)と、可能な限り安いホテル(1泊5000円)などで探していけば、ライブチケット代含めて6万円台に収めることも全然可能だと思います。

パスポートがない!

今からパスポートを取っても全然間に合います!!必要書類などは外務省のホームページに記載してあるので、こちらを参考にしてください。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html


また、住民票の写しや戸籍謄本といった書類は役所の他に、マイナンバーカードがあればコンビニ交付が可能です。

https://www.lg-waps.go.jp/01-06.html

ただコンビニ交付のための申請が必要で、そちらにも5日ほどかかるため、平日に役所に寄る時間がない方向けです。

パスポートは土曜・日曜・祝休日・年末年始を除き、申請から6日で受け取ることができるので、最悪12月1日に申請をして8日に受け取って、翌日に現地に飛ぶことも不可能ではないと思いますが、飛行機を取る際にもライブのチケットを取る際にもパスポート番号が必要なため、少なくとも11月25日には申請した方が安心だと思います。

また、少し前にパスポートの期限が足りずに海外への出国ができないトラブルが話題になりましたが、台湾では日本のパスポートへの制限が緩いため、有効期限が旅程に被っていなければ問題なく出入国できます。
ただ、あまりにギリギリだと、万が一災害などで予定日に出国できなかった場合にめんどうなことになるので、有効期限が1か月未満しか残っていない場合などは、しっかり更新はしておいた方がいいです。

飛行機を取ろう!

※限界オタク旅がコンセプトなので、LCCのみ紹介しています。

現地の空港(台湾桃園国際空港/台北松山空港)まで、羽田/成田からだとおよそ4時間程度で、大阪からは約3時間、福岡など九州からだと2時間半もあれば到着します。早朝便や深夜便から、昼前に日本を出て夕方には台北に着くような便まで複数選択肢があり、時差も1時間なので時差ボケの心配もありません。

航空券はスカイスキャナーで比較をして、便を決めたらサイトで紹介されている予約サイトからではなく、各航空会社の公式サイトから予約するのが良いかなと思います。

予約サイトを経由すると手数料が余分にかかったり、トラブル時のサポートが悪かったりすることもあるので、慣れているサイトなどがない場合は公式から買うのが一番だと思います。

航空会社選びについて強いておすすめするなら、peach航空は日系の企業で日本語でのサポートが強いので、あまり海外旅行に行かないタイプの方も安心して使えます。

https://www.flypeach.com/

ただ、日本語でのサポートは少し弱いですが、海外系の航空会社であるスクート、ジェットスター、タイガーエア台湾も毎日バンバン日本⇔台湾で飛行機を飛ばしているので、あまり航空会社についてはこだわらず、予算と時間で決めるのが良いと思います。

LCC全てに言えますが、基本的にキャンセル不可で、JALなどのフルキャリアに比べると欠航も多いです。その分値段が半額以下なのが利点です。
また、機内持ち込み荷物の制限が7キロ(タイガーエアは10キロ)なので、荷物の多い方やおみやげを多く買う予定の方は追加で預け入れ荷物の枠を買う必要があります。

ホテルを探そう!

台湾は日本語対応のホテルがめちゃくちゃ多いので、チェックインなども安心です。
中心地から少し離れると値段はぐっと安くなりますが、ライブの日程付近であれば1人で宿泊する場合は1泊1万5千円~、2人で宿泊する場合は1人1泊8000円~を予算の目安にすると、安くて安心で便利な宿が選べると思います。

本当に寝るだけなら、日本と同じようにカプセルホテルや5000円くらいの格安ホテルもあります。タイやベトナムと違って危険なホテル(鍵が壊れてるし害虫に襲われる)もないとは思うので、レビューを見て大丈夫そうであれは安い場所でもあまり警戒しないでも大丈夫ですし、台北のホステルは割と綺麗なところも多いです。

あと、私はagodaヘビーユーザーなので、ここではagodaの検索画面と地図で紹介しますが、楽天トラベルなどの日系予約サイトもかなりの数のホテルを網羅しているので、そちらの方が予約しやすいです。

ちなみに、ライブの行われる会場・台北流行音楽中心 (TAIPEI MUSIC CENTER)はMRT『昆陽駅』からアクセスできます。いかにもな名前の台北アリーナの方ではないので、ご注意ください。

会場は少し台北駅から離れているので、ライブ当日の9日に台北入りして、翌日10日の早い時間には日本に帰る、といった限界遠征ルートの方はライブ会場近くか空港に宿を取るのが良いと思います。また、同沿線上のMRT『忠考復興』付近もホテルが多いので、このあたりでも便利だと思います。

ライブ会場付近にもホテルが数軒あります。
忠考復興も繁華街のため、ホテルが多いです。

あと、桃園国際空港第2ターミナルの5Fにはカプセルホテルがあるので、ライブ翌日の早朝便で帰国する場合はこちらもおすすめです。

https://www.chostay.com/ja/

また、ライブの前後に時間の余裕があり、沢山観光もする方は台北駅や中山、西門あたりに宿を取ると便利で、寧夏路夜市や士林観光夜市、饒河街観光夜市といった有名な夜市へのアクセスも良いです。

台北駅付近
西門付近

ただ、この辺りは東京で言うと東京渋谷銀座あたりのイメージなので、予算があまりないとホテルの部屋が結構狭くなります。ゆったりとした部屋に安く泊まりたい場合は、少し台北駅から離れた辺りで選ぶと良いかもしれません。

移動手段

台北の市内はほとんどの場所が地下鉄で繋がっているので、電車移動になると思います。地下鉄はすべて各駅停車で、路線も色で分けられているので、旅行客にも使いやすいです。また、SuicaのようなICカードも普及しているので、これを最初に券売機で購入しておくと切符を買わずに済みます。

見やすい路線図も貼っておきます。

電車だけでも快適に移動できますが、配車アプリのUBERやタクシーは日本の半分以下くらいで使えるので、ホテルの位置や行きたい観光地によっては、こちらも事前に調べておくと安心です。
ただ、タクシーは地味なぼったくり(まあまあな額のお釣り返してくれない)もあるので、受け取ったお釣りなどはしっかり確認するなど自衛は必要です。

TIPS

最後に、「チケット買う前に知りたいよ!」な情報を残しておきます。

【治安】
治安は特に悪くないです。男女問わず夜に人の少ない場所に行くのだけは避けた方がいいのと、夜市では観光客を狙ったスリに気をつけてください。

【服装】
沖縄と同じ亜熱帯のため、東京などの冬よりは暖かいですが、今年は日本の夏がなかなか終わらないので、比較が難しいかもしれません。また湿度が高く、外気が冷えているので、気温が20度以上ありそうでもアウターがあると安心です。

【物価】
物によるので一概には言えませんが、500mlの水が1本スーパーで50円程度、ビールが1缶120円程度です。また、食事も外食文化で種類が豊富で200〜700円とお手頃価格で楽しめるものが多いため、お酒を飲む方でも1日2000〜3000円もあれば食費は賄えるかなと思います。

【海外保険】
海外で怪我や病気で入院となると、医療費が全額負担になってしまうため、海外で使える保険があると安心です。クレジットカードに付与されている場合もあるので、出国前に調べておくといいと思います。私の知人はタイでトゥクトゥクに轢かれて病院に搬送されて割と大変な額の請求をされましたが、クレジットカードについていた海外旅行保険で首の皮が繋がりました。
1日数百円から入れるものもあるので、チェックしてみてください。

【ネット】
海外でスマホを使うためには以下3つが主な方法になります。
①ポケットWi-Fiをレンタルする
②SIMカードを購入する
③携帯キャリアの海外旅行サービスを使う

それぞれメリットとデメリットがありますが、とにかくコスパが良いのは②です。事前にAmazonなどで購入し、SIMカードを飛行機で入れ替えるだけで現地でも日本と変わらずにネットが使え、3日で970円程度です。
ただ、SIMフリーやeSIMのスマホでない限りは元のSIMを抜かなければいけないので、入れ替えると使えなくなる機種もあります。
①は1台借りれば同行者と共有できるのでコスパは悪くないですが、はぐれた時にポケットWi-Fiを持っていない方がネットを使えなくなってしまうのと、紛失や充電切れなどのリスクもあります。
3大キャリアのどれかを利用していて、3日程度の旅行であれば、③に安定感があるのでおすすめします。(auの世界データ定額は事前予約をすれば24時間490円で使用可能)
多少割高ですが、SIMカードの入れ替えが難しい場合はこういったサービスが便利です。


いかがでしょうか?(いかがでしょうか?)
治安の不安もあまりなく、食事も日本人にとって馴染みのあるものも多い台湾は、初めての海外遠征にぴったりだと思います。

26日から販売開始なようですが、グッズの購入特典でグループ撮影やお見送りなどにも参加できるようなので、海外公演ならではの楽しみ方もできそうです。

東京から九州行くのとそう変わらないくらいの気持ちと時間で行けますので、悩んでいる方もぜひ!

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