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アクセル・ワールド27-第四の加速-感想



1前巻の振り返り

前巻から、約二年たって発売された今巻。前巻の内容を忘れた!と言う方もいるのではないでしょうか。なので、ざっくりおさらい。白の王の配下となった、シルバー・クロウこと有田春雪は、敵の本拠地・聖私立エテルナ女子学院(通称:ルナ女)へ、そしてなんやかんやあり、白のレギオン《オシラトリ・ユニヴァース》のメンバーに正式に認めれれる事に。その後、黒雪姫と再会し本名を混ぜながら、告白。そして、キス。ハイエストレベルへw。そして、そんな感動シーンの後黒雪姫と、一旦分かれ春雪の自宅に突如現れた、チユリ。春雪はチユリと、終焉神テスカトリポカ討伐隊に加わったチユリの友達コットン・マーテンを探すべく、一緒に無制限中立フィールドへ。そこで、目にしたのは。終焉神テスカトリポカの崩壊と「トライアル・ナンバーツーは、今日でサービス終了だ! 消えたいヤツは消えればいいし、しがみつくヤツにはオレたちが引導を渡してやる……このゲームの正式バージョン、その名も《ドレッド・ドライブ2047》がな!!」と宣言する。10人の見知らぬアバターの登場だった。

2悲劇の全貌

前半のあらすじ終焉神テスカトリポカに挑んだ三百を超えるメンバーを持つエクセルキトゥス。皆、無限EKに陥り約、二百人ものバーストリンカーのポイントが全損に陥ってしまう。終焉神テスカトリポカの崩壊まで何とか、耐え忍んだバーストリンカーの前に現れた10人のドライブリンカー。バーストリンカー達は果敢に立ち向かうが、1人相手に圧倒されてしまう。

前半の感想無限EK中、蘇生しても逃げれずただやられるのを待つしかない。大切な人の全損する所をマジマジと見つめなきゃ行けないという辛い心境が書かれるところから始まった今巻の話。ようやく逃れたと思ったらサービス終了を告げる使者の襲来。パーストリンカー達にとっては踏んだり蹴ったり、悲劇の連続。よく、ドライブリンカー達に立ち向かったよ…

3《超速の翼(スピードスター)》vs《原初の牙(プラマイル・ファング)》

中間のあらすじDD2047《ユニファイアーズ》の切り込み隊長、《ユーロキオン》が数多のバーストリンカーを追い払っていく。不意打ちを狙う、ハルユキだったが弾かれてしまう。そして、ユーロキオンはこう呟く「やれやれ、やっとサイオンを使えるヤツが出てきたか」。サイオン=インカーネーションシステム(心意)だと知った春雪は驚愕する。心意に対抗できるのは心意のみ、数多のバーストリンカーやられたのはこれが要因だ。更に相手のレベルが9だという事を知る。大して春雪(シルバー・クロウ)のレベルは6。ユーロキオンの提案で《超速の翼》シルバー・クロウvs《原初の牙》ユーロキオンの勝負は、クロウが5分間生き残るという勝利条件に。そして、辛くも春雪は勝利を納め、ライム・ベルの協力もあり8人のドライブリンカーをポータルの外に追いやる事に成功。

中間の感想強すぎる、ドライブリンカーの強さの正体はまさかの心意。バーストリンカーの心意とは「心意による攻撃は、心意による攻撃を相手が使った時にしか使ってはならない」という鉄則があるほどの特殊なオーバーパワーの技で、感情に乗れる事で制御できなくなってしまう危険なものなに…それがデフォなのが相手なのかよ…と思ってしまいました。そりゃ強いわ。そして、相手はレベル9…おいおい。仮に2047年1月からリリースがあったとしても9ヶ月でレベル9になれるのかよ…春雪の方がプレイ時間長いだろ…もしかして加速量が違うのか…。しかも、それが10人こっちは7なのに…勝てるのか…

4ドレッド・ドライブ2047vsブレイン・バースト2039

後半のあらすじBBの無制限中立フィールドに残ったユニファイアーズのコンプリケーターは告げる「我々が勝てば、あなたたちの世界が消える。あなたたちが勝てば、我々の世界が消える……これは、二つのゲームを創り、動かしている何者かによって決められた不可変のルールです。我々はDD2047を失うなど御免蒙るし、あなたたちもBB2039を諦めるつもりはないでしょう? ならば、あとはもう戦争しかないじゃないですか?」と。つまりこれは、一方的な蹂躙ではなく、サーバー間バトルだと。そして、ユニファイアーズの撤退後、白の王と接触した春雪はブレイン・バースト側の勝利条件を知る。「ファイナル・ステージ勝利条件。以下にリストアップされたビーイング・ユニット七体を、JST2047─07─31、24:00:00まで防衛すること。MN2─01メタトロン。SJ2─01バリ。SJ3─01ウシャス。BK1─01シーワンムー。KT2─01ルドラ。CY1─01アマテラス。SY─01ニュクス。七体のうち四体以上が破壊されればブレイン・バースト2039の敗北となり、トライアルは終了する」。春雪はここまで得た情報を黒雪姫率いるネガ・ネビュラスにも伝える

後半の感想おいおい、ついにファイナル言っちゃったよ…っていうのは一旦置いといて。リストに挙げられたのは最上位ビーイング。言わばブレイン・バーストのエンドコンテンツの討伐対象。それを守れか…。普通に考えればBB側は性能差的に不利だから共闘しなさい。って事だけど第1形態のままじゃ、それは不可能。つまり、BB側が打てる手は春雪の言った通り「ドライブリンカーたちがボス部屋に辿り着く前に迎撃するか……あるいは事前に僕らの手で、第一形態を全て破壊するかです」いや、割ときついな。底知れない強さのドライブリンカー。こっちのレベル9の内2人は割とそこそこ知れてるし…てか、ビーイングお前ら敵ってより味方として活躍するのかよwまー、これからどう展開していくのか楽しみ!

5無限への跳躍

終盤のあらすじインフィニットバーストや、今後に繋がろうであろう物語。夢に向かって跳ぼうとするリサの物語。

終盤の感想一応番外編ポジなので、ここは控えめに。次巻本編合流するようなのでそこで触れます…えっ、次巻で合流する?まじ?恐らくアクセル・ワールドの物語はインフィニット・バーストで終わり。。と言う事はあと2巻で完結…悲しいよー。とりあえず、一旦置いといて感想。初期のアクセル・ワールド。アクセル・ワールドアニメ1期のボスも似たようなことしてたなって感想。フィジカル・バースト。懐かしい…。おっと一緒にしては行けませんね。今回は割り真っ当な練習ですから。にしても、BBのアバター感覚を現実世界でも再現できるのは凄い技術だな…欲しい。

6まとめ

今巻は、次巻に続く慣らし、設定大公開パートでしたね。黒雪姫がそんな出てこなくて悲しい…2年待ったんだよ…。ただ、2年空いたから前回までのあらすじが、随所に組み込まれてあー、今こんなん状況だったな。なんて思い返しながら、楽しく読めました。そして、あらすじでは省きましたが、リアルパートの生徒会選挙。どーなるでしょう。こっちも意外と楽しみです。BBvsDDも、勿論楽しみです!どーなっていくのでしょうか?川原礫さんのことだから後4巻位はこのドキドキを楽しめそうです。そして僕はまだ、アニメ2期をあきらめてないんですよ

二〇二三年は各シリーズ本編以外の短編や掌編の執筆、諸々の監修タスク等が重なり、薄暗い仕事場でそれらに取り組んでいるうちに長い夏と短い秋が過ぎ去って、気付けば年の瀬となっておりました。この本が刊行される頃には二〇二四年のお仕事の見通しも立っているかと思いますが、なるべく本編に集中できる年にしたいな……と思っています

あとがきより


各シリーズって言はSAOだけじゃないな?絶対ナル孤独者の方は情報殆ど無かったし。あっ、デモンズ・クレスト…確かこれにかなり尽力してたよな。。アクセル・ワールドのメディアミックスあるのでしょうか…これの外伝ってあんまりないよな…てな感じで長くなったのでここで締めます。まさかの3000字越えですねwあっ、そうだ。前巻26巻の感想がGoogleとYahooでトップ記事に読んでくださった方、本当にありがとうございます。♡の方押してくださった方々も!今回も何卒よろしくお願いします。

そして、僕のTwitterいや、今はXですね。のアカウントも変更してます。これからもよろしくお願いします。あっそうだ!僕はBrinkLordから水戸純に名前が変わりました!!よろしく…近々どこかでラノベっぽいもの(物語)を書きますでよろしくお願いします!

ではまた!!https://x.com/BrinkLord_main?t=JyUtKuRomtstYfvY1Ln_NA&s=09

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