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受験日本史を語る(第2話:過去問の活用法)

 日本史の過去問。何回もやって全部覚えればいいんでしょ?そんなことを思っている受験生は多いのではないでしょうか?
はっきり言いましょう。それ、効率悪いです。1回でいいんです。その意味を以下で説明しましょう。

過去問1回の意味


 日本史という科目は非常に勉強のしやすい科目です。なぜなら、私大のほとんどの問題はわかるか、わからないかの二択だからです。わかれば答えることができます。一方で、わからなければ答えることはできません。だからこそ一回でいいんです。でも、この前提には、皆さんの日本史勉強は、ノートやテキストなどの通史を勉強する愛用の教材が必要です。(第1話でも話しましたが、ノート型の教材でやっているとメモも取りやすいし、勉強もしやすいです。)私が過去問は1回でいいという理由は、わからなかったものは、愛用のノートに付け足せば、普段日本史を勉強するときに何回も触れることができるからです。それでいいんです。わからなかったこと、ノートに書いていなかったことをどんどん付け足してどんどんノートを充実させましょう!

1回だからこそできるだけ早く過去問をやれ!!


 これは、絶対に覚えていて欲しいことです。絶対に、過去問をとっておくなんてことはしないでください。理由は明確です。わからないことを見つけるために過去問をやるからです。みなさん1月に過去問をやってわからないことだらけだったらどうしますか?当然、焦るでしょう。だから、焦らないためにも、過去問やっては、わからなかったところをノートに付け足して、復習ということをやっておくんです。過去問を終わらせる理想は11月です。そこから2ヶ月あれば、十分に復習できると思います。何回もノートを復習して、定着させることができると思います。是非、どんどん過去問をといて、自分の愛用している教材を充実させてください。

最後に


 正直、日本史の過去問活用法に関して言えることはこれだけです。つまり、日本史の過去問は、早めにやってわからないところをしらみ潰ししろ!ということです。わからないことは、全く恥ずかしくないです。なぜなら、まだ本番じゃないんだから!!とにかく地道にわからないところを潰していきましょう!

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