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僕はずーっと考えている 02

 音楽、ないし音楽がもたらすものを、割と冷めた目で俯瞰視している自分なのだけど。

 人間って不思議なもので。頭で考えてる事、意識してる事とかは、自分の興味や価値観を変える事が出来るのだなぁ。

 2019年10月手前〜2020年4月アタマまでは、音楽を1回も再生しなかった。ラジオはいままで以上に山の様に聞いた。音楽が無くても全然平気だったし、むしろ音楽がどこかで流れてしまうと苦痛を感じた。

 「音楽とかゆう余計なもの。世の中から無くなればいいのに。」とすら思った。実際は無くならないのだけどそう簡単に。

 ただ最近、「音楽など世の中から無くなったっていい。」と思ってきた反面、最近思うのが「せっかく有るモノを楽しまないのも勿体無いな。」と、思うようになってきた。

 「音楽など無くていい。」と思ってきた弊害が、「音楽が無くても結構平気な自分」が出来上がった事だ。寂しい事だしなんか勿体無い。

 CDやレコード、手持ちの音源でもまだ聴いて無い音源って沢山ある。プレイヤーはある。ミキシングやピッチコントロール、エフェクト等々をして音楽に変化をつける機材もある。CD音源はだいたいデータ化してある。俗に言う「DJソフト」ってやつも入っている。キー操作でたくさん遊べるだろうし、ソフトを動かして音を出力出来るコントローラーもある。
 それらをデータとして、又はカセットテープやMD等々に記録して残す事も出来るし、それをまた活用、応用して使う事も出来る。

 出来上がった楽曲で無くても良い。
音の出る鍵盤や、音自体やビートやメロディーを作れる機材もある。幾つもの掛け合わせパターンを作れる。

 また、自分が音楽を楽しめるであろう馴染みの場所も少しはある。「その気が無い」意外に、行かない/行けない理由は無い。あえて言うなら少しばかりのお金の余裕の無さ程度で。

 それならば、「音楽や、音楽を取り巻くエトセトラを楽しめる自分」の方がよっぽど生きてて楽しいのでは無いか??と。

 音楽を不要としていた代償は大きくて。なるべく意識して、現状のコロナ渦の中でも自分だけで、音楽や音を触ろうと思うものの、なかなか積極的に触らないのが現状。過去の自分の長尺MIXや74min. MIX_CDを車のプレイヤーに刺して聞き流してるのがせいぜい。
 レコードや自宅になると1時間触ってるのがせいぜい。面倒に思うし飽きてしまう。なんと悲しい事よ。

 コレから、音楽とゆうものにもっと前向きに、考えたりたまには動いたり、姿勢を変えていくのにも時間がかかるだろうけど、せっかくだから楽しんでいきたい。音楽。

 僕は音楽が好きなのだと思う。

 今日小寒い。


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