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短期離職とこれから~その3~

転職先へ入社前の打ち合わせに行って参りました。

給与面についてお互いに合意し、私の転居先については近日中にいくつか候補をピックアップしておきますという話がメインでした。
面接の時もそうでしたが、面接官の方(以降は「部長」とお呼びします)は入社前後のミスマッチが発生しないよう何かにつけ心を砕いてくださっているように感じます。
部長より入社日を早められないかというお話もいただきました。期待されているようでありがたいことです。私も今の職場をさっさと離れたいのですが、弁護士か社会保険労務士かに入れ知恵をされて作られたと思われる書類にうっかりサインをしてしまったものですから、私の判断で退職日を早められないのです。
正常な判断を下せなくなると正常な行動をとれなくなるという当たり前のことを痛感し、後悔の念に駆られています。

同じテナントビルに地元名産品の販売店がありまして、帰り際に何気なく入ってみました。そのお店は転職先の関連企業でもあり、どこまで手広く事業を展開しているのか確かめたいという思いもあったのです。
お店のスタッフさん、とても気さくな方でしたが、話をしていくうちに部長のご夫人でいらっしゃることが判明。面接日の夜にご夫人は「いい人が応募してきてくれた」という話を部長から聞いていらしたそうで。
こっそりと「主人は熱くなるとつい激しい思いが言葉になって出てしまうことがあるのです。事前にお伝えしておきますね」と部長のお人柄を教えてくださいました。わかっていれば対処のしようもあるというものです。
「いつでもいらっしゃってくださいね。いくらでも話を聞きますから」
それはありがたいことです。部長に目を付けられない程度に通わせていただきます。

もう転職はしたくありません。とてつもなくエネルギーを使いますし、どんなにいい会社であっても人間関係を一から構築しなくてはいけませんし。
どうか今回の転職先が私にとって終の職場となりますように。

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