堀内@理学療法士

地方の病院に勤務している9年目の理学療法士です。急性期・回復期・訪問リハを経験。 知識…

堀内@理学療法士

地方の病院に勤務している9年目の理学療法士です。急性期・回復期・訪問リハを経験。 知識のアウトプットの場として、利用させて頂きたいと思います。

最近の記事

理学療法士が県外、知らない土地に就職してみた感想。

現在、当院に臨床実習の学生さんが来ています。             話をしていると、希望している病院の募集が出なかったり、そもそも病院関係の募集が少ないなど、理学療法士学生の増加やコロナ禍の影響が、大きい印象を受けます。 私自身は、大学時代は勉強があまり出来ず、卒業論文や国家試験をなんとか通過するような底辺レベルの学生でした。               就職活動も、出身地周辺の病院を2回受けて不合格。大学の先生のツテで、どうにか県外の病院に就職が決まりました。実家から約

    • 認定・専門理学療法士は今後、診療報酬に影響を与えられるのか?

      理学療法士として私は9年目になります。               今後のスキルアップや転職が視野に入り、何をアピール出来るだろうか、資格を持っておいたほうがいいんじゃないかと考えることが増えています。 理学療法士ならば、まず資格として考えるのは認定・専門理学療法士です。今回は認定・専門理学療法士の診療報酬について考えてみました。 2020年10月1日時点で129,396名の総会員数のうち、認定理学療法士は10,271名(実数)でした。新生涯学習制度の変更に合わせて、取得者

      • 今年は猛暑予想!?ベッドサイドにペットボトルが置いてあるのかを確認しよう。

        最近、本格的な梅雨になり蒸し暑い季節となりました。         病棟でも暑さで汗を流しながら、リハビリをする機会が増えました。    天気予報を確認すると、雨は今週末で終わりそうです。 ニュースを読むと、今年は猛暑予想らしいですね。           引用:ウェザーニュース 今年の夏は”ダブル高気圧”で猛暑予想 7月下旬と8月下旬に暑さのピーク(閲覧日:R3.7.8)               猛暑に備えて

        • 30歳平凡理学療法士が、2040年にむけて行っていること

          前回まで3回にわたり、「2040年に理学療法士業界がどうなっていくのか」の私個人の考えを書かせて頂きました。                今回は、病院勤務で平凡な理学療法士の私が2040年に向けて何を行っているのか、紹介させて頂きます。                     簡単に活用できることだけですが、少しでも参考になれば幸いです ➀継続的な勉強週間を作ること                    私たちは患者様・利用者様と関わるうえで、常に課題が生まれます。   

        理学療法士が県外、知らない土地に就職してみた感想。

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。③理学療法士の給料は上がるのか?

          第3回です。テクノロジーに包まれた未来で、私たちの給料はどうなっていくのでしょうか? 厚生労働省の統計では、2019年理学療法士・作業療法士の平均年収は409.6万円(残業代やボーナス含む)です。ただし、対象年齢が33.3歳、継続年数が6.2年と年齢層が若いことが影響していると思います。         リンク→厚生労働省『令和元年 賃金構造基本統計調査(職種・性、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額)』(e-Stat)      

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。③理学療法士の給料は上がるのか?

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。②理学療法士はどこで働くのか?

          第2回です。2回目は、2040年に理学療法士を取り巻く環境、どんな働き方をしているのかを考えてみたいと思います。 下の図は理学療法士の会員所属施設分布を示しています。        現在、理学療法士の主な勤務先は医療施設です。            私自身も病院で勤務していますので、病院を基本に考えてみます。                               引用:リガクラボ→リンク(閲覧:R3.7.5) 病院について考えた時、医師不足が問題になりそうです。  

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。②理学療法士はどこで働くのか?

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。      ~➀理学療法士の対象となる方は?~

          今、図書館で元日本マイクロソフト社長の成毛眞さんの「2040年の未来予測」を読んでいます。今から20年後の未来にどんな変化が起こるのか、データに基づいて分かりやすく書かれています。一読の価値、ありです!                                               今回は、この本に書かれているテクノロジーの進化を基に、私たちのリハビリがどう変化するのかを想像してみようと思います。          あくまで一個人の予想です。 〇理学療法士がリハ

          [2040年の未来予測]を読んで、理学療法士の未来を想像してみる。      ~➀理学療法士の対象となる方は?~

          介護予防に関する無料のマニュアル

          6/29、7/2(再放送)にWebシンポジウム「コロナ禍での介護予防・フレイル対策の推進」が行われ、各領域の研究者がデータに基づいた解説をされていました。私も再放送を視聴しましたが、非常に勉強になりました。     その中で介護予防のパンフレットやマニュアルなどの紹介をされており、 今後に私たちが活動する際のためになるのでは?と思い、リンクを掲載しようと思います。 〇介護予防ガイド 通常版                       〇介護予防ガイド 実践・エビデンス編  

          介護予防に関する無料のマニュアル

          新人理学療法士はここから加速して増えていくか?

          理学療法士の堀内です。治療と同じくらい、今後のキャリアプランやマネジメントなどに興味があります。 今回は理学療法士が増えている中で、今後も今と同じように増加するのかを調べてみました。 2021年度の「第56回理学療法士国家試験」の結果では、         受験者数11946名に対し、合格者9434名、合格率79.0%でした。     合格率79%は過去5年間で最低数値です。                  毎年、約10000人弱の新人が、後輩・仲間・ライバルとして卒業

          新人理学療法士はここから加速して増えていくか?