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マスクの毒性が検証されるーマスク着用義務は公衆衛生法違反ー

割引あり

こんにちは。今日はそろそろ流行りが終わりかけていると思ったら、また流行ってきそうなマスクについてのお話です。お話と言っても、科学的に検証された論文をメインにした解説です。マスク好きの方は「夜寝る時もマスクを着けています!」と、いう方もいます。筆者は冬の寒い時はマスクを着けると暖かくすごせたり、飛行機内ではエアコンによる乾燥を防ぐためにマスクを常用していました。しかし、世の中にはいろいろな事情からマスクを着けられない場合もあります。マスクをすると頭痛がするとか、めまい、息苦しさ等です。実際、運動中に小学5年生が突然死した際にはマスクを着用していたと見られています。筆者も、妊娠中で突然、呼吸が苦しくなり、動けずに息切れしてしまうことがありました。そんな時は座ってやり過ごすしかありませんでした。立っているのも困難でした。そんなですので、コロナ渦での外出中にマスクはできませんでした。しかし、商業施設に入ると、変に目立つわけです。お店に入れば「マスクはお持ちですか」と言われ、強制のように着用を求められました。学校や商業施設、職場でマスク着用を強いられ、公共交通機関でも強いられ、結局気づけば一日中着用していたということが多かったのではないでしょうか?実は今、アメリカではオミクロン株の変異型XBB1.5の流行と同時に、マスク規制を再起動しようとしています。アメリカが凄いのは、学校でのマスク着用義務です。これは文字道理、義務=強制であって、マスクをしていないと学校へ入れないのです。実はこれが大問題になっています。市民団体は「自由呼吸法」という法律まで提案して、特に子ども達をこのマスク強制から守ろうとしているのです。これには大きな理由があります。

二酸化炭素への暴露

下記は「異なるタイプのマスクを着用した内側と外側のCO2レベル」という、2022年の論文からです。

少なくとも5分間マスクを着用し続けた261人の被験者において、3種類のフェイスマスクの裏側のCO2濃度を測定し、マスク前面のCO2濃度と比較しました。これらのCO2濃度は、無作為に選ばれた数名の被験者において、5分間の歩行後にも測定されました。

平均49分間のマスク連続使用で、マスク後方(3176ppm)のCO2濃度は前方(843ppm)に比べ遥かに高い数値でした。全対象者のうち76.6%がマスク裏のCO2濃度が2000ppm以上(臨床症状の閾値)、12.2%が5000ppm以上(労働衛生暴露限界値)でした。工事現場や医療機関でしようするN-95マスクの背後のCO2濃度は最も高く(特に労働後)、布製マスクの背後では最も低い数値でした。暖かい周囲温度、N-95マスク、運動、若い年齢の組み合わせが、毒性のある非常に高いCO2濃度を誘発したようです。

マスクは医療従事者や空気感染する病気の蔓延を抑えるために必要かもしれませんが、我々はマスク着用中にCO2濃度が上昇することを発見しました。CO2濃度の上昇は、歴史的にCO2中毒の症状を引き起こしてきました。有害な影響を避けるためには、指定された場所での定期的なマスク休憩が必要と思われます。

結論は、マスクの使用がその背後の空気中のCO2濃度を、歴史的に見て人体に有害なレベルの毒性にまで上昇させた。

では、この歴史的に見ても明らかな毒性濃度のCO2を吸入し続けること、つまり、マスクをし続けることで、どのような人体への危険が及ぶのかを、2023年の最近の論文から見ていきましょう。

二酸化炭素の毒性

下記は「フェイスマスクの使用に伴う慢性的な二酸化炭素曝露、特に妊婦、小児、青少年における毒性の可能性 」という論文からです。(この論文はスコーピオンレビューと言って、入手可能な研究文献の総数や範囲についての目安を把握するための初期評価であり、研究エビデンス(現在進行中の研究を含む)の内容と規模を特定することを目指しています。)

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