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[ライブレポ]2023/02/10(金) My Hair is Bad アルティメットホームランツアー @大阪城ホール

はじめまして、あとりえと申します。
noteアカウントを作ったものの、しばらく放置していたので、これが記念すべき初めての記事となります。

早速ですが本題へq꒰*ゝω・꒱ノ″
この記事ではセットリスト1つ1つを語るのでしっかりネタバレします。



2月10日金曜日、天候の悪い平日でも大阪城ホールは大賑わいで、グッズ売り場もフォトスポットも長蛇の列。
私は割と開演ギリギリに同行者と合流したので、すぐに入場しました。

入場口にツアー名の看板が施された大阪城ホール



入場すると、両面にそれぞれ2019年3月の『ファンタスティックホームランツアー』の大阪城ホール公演の写真・今回のツアーのファイナルアリーナステージ編の告知が刷られたポスター、パンフレット、紙チケットをもらいました。形に残る特典は嬉しいですね。

入場者特典のポスター・パンフレット・思い出の紙チケット、入場チケット、購入したピンク色のラバーバンド



開演まで、ステージ左右のモニターに今回のツアーのファイナルアリーナステージのイメージ画像と、昨年4月13日発売の最新アルバム『angels』のジャケット写真が交々に表示されていました。

間もなく開演というところで、他のお客さんたちの「やばいやばい!」という興奮した声がたくさん聞こえ、私も期待が高まりました。

開演までのステージのサイドのモニターの表示

そして会場内の明かりが落とされ、ついに開演。



【セットリスト】


本ツアー告知動画でおなじみのギターとベースのメロディが響き渡り、そこにドラムが加わり、

1.カモフラージュ

のイントロへ。
やっぱ1曲目はこれだよね。
私は昨年の『ダイナマイトホームランツアー』の神戸ワールド記念ホール公演2日目に参戦したのですが、恐らくツアー内で唯一この曲を歌わなかったのです。椎木さんが20代でやる最後のライブだからと、代わりにアンコールで『音楽家になりたくて』を披露してくれました。
いやーやっと聴けた!!

2.サマー・イン・サマー

『カモフラージュ』同様に青い春を感じられる曲。合わせて聴くとより良いですね。

"日曜の映画館に着いて
 二人が買ったのは
 思い出だったんだね"

"僕たちは自転車5台で"
からの
"あの頃の5人はレンタカーで"
うん、いい。

3.18歳よ

きたーーーー!懐かしい!narimiの曲!
ちょうど2月なので、冬の描写が今の時期にしっくり来ました。

この曲のあと、椎木さんが「雨の中こんなにたくさんの人が来てくれたことに対して、言うことは決まってるぜ…」と言ってタイトルを告げて始まった曲は、

4.ドラマみたいだ

いや繋げ方かっこよすぎる。そしてこの曲生で聴けるの嬉しすぎる。


5.翠

まってまって!!!私が『angels』収録曲の中で1番好きな曲!!!個人的に今回のツアーの大本命!!!
ステージか綺麗な緑色に染まりました。

6.最愛の果て

うわーーーー!嬉しい!4年前の城ホで切なさに心を揺さぶられた曲をまた同じ場所で聴けるなんて…!
後奏で椎木さんが「許すっていうのは、相手のことだけじゃなくて 自分のこともだよ」と言っていたのが印象的。

この曲の後、椎木さん1人にスポットライトが当てられて始まった曲は

7.正直な話

ラブラブ同居純愛曲。でもって
"愛しているだとか 大切だよだとか
 言葉だけじゃ 言葉だけだ"
うわーーー刺さる、、、
口では何とでも言えるもんね。それを行動で示さなきゃ。いつも言葉を巧みに操って歌詞やMCを綴ってる椎木さんに言われたらもう。。

「正しい恋愛と正しくない恋愛があるとしたら、これは正しくない恋愛だと思う」「でもあの時の俺の気持ちに嘘はなかった」「同じ境遇に悩んでいる人に寄り添う気持ちで、当時の自分になって歌います」と言って始まった

8.綾

切ない記憶を呼び起こしながら歌っていたんでしょうね。特に熱がこもった歌い方に見えました。

9.ふたり

きたきたきた、、懐かしい曲、昔の椎木さんらしい等身大の切ない曲、、、
聴けて嬉しい!
後のMCで「高3の時に作った」と語っていて目が飛び出ました。


うろ覚えで申し訳ないですが、「何で別れたのかももう覚えてない」「楽しい思い出ばかり思い浮かぶけど会うときっと嫌なところを思い出す」という旨の短い弾き語りが始まり、『卒業』とか『恋人ができたんだ』とかかな?と思いきや、

10.真赤

定番曲ですが、始まり方が粋!!!切なさUP!!!!


バラード続きが終わり、「俺のことドキドキさせてくれよ!」で次に始まったのは

11.アフターアワー

もうこの曲はマイヘアのライブに必要不可欠だと思います。青く染まったステージも相俟って爽やかな疾走感がたまらない曲。


大阪城ホールに革命を起こしに来た!と言って始まった次の曲はもちろん

12.革命はいつも

私は初めて生で聴いたのですが、ライブ化けするタイプの曲に思えました。ほどよいリズム感で盛り上がれる!

土曜の感覚でいたけどこの日は金曜で平日なので、「みんな仕事お疲れ!学校お疲れ!」と言って始まった次の曲は

13.仕事が終わったら

The・最初から最後までアップテンポノリノリ曲。ちょうど華金ですしね。

14.ディアウェンディ

この曲はほとんどのライブでやってますね。昨年の『ダイナマイトホームランツアー』あたりから、サビ以外のAメロBメロ等は歌詞ではなくアドリブっぽいセリフですね。こっちの方が好きです。


15.リルフィン・リルフィン

ダークでかっこいいメロディに強く生きる女性の心情を乗せた曲。椎木さんのインスタ曰く、タイトルのリルフィンとは「リトルフィンガー」、つまり小指の略だそうです。これも聴けてよかった!


ギターをジャカジャカ鳴らしながらの心揺さぶる叫びで始まったのは毎度お馴染みの

16.フロムナウオン

これぞマイヘアのライブって感じ。


17.戦争を知らない大人たち

世界が大混乱の今、そろそろ私たちも戦争が他人事じゃなくなりそうだからこそ刺さる。


20代の終わりが差し迫り、いろんなこと挑戦したいと思ったところでコロナ禍になってできることが限られて悔しかった、でもだからこそこの曲ができたというという椎木さん。

18.花びらの中に

"二十代の始まり あまりに幼かった
 傷付けたことにも気が付かないくらい
 もし振り返ったら 許せなくなるから
 僕はもう先にいくよ"
私にとって、ここの歌詞が1番沁みます。
無自覚に人を傷つけていたことに後から気づくとその時の自分を許せなくなる、でも時間は巻き戻らないから前に進むしかない。

19.白春夢

"楽しいことがないか
 退屈そうに話してた
 あの時間が楽しかったって
 いま気がついてしまったよ"
"今日からもう
 ないものを探すよりそばにあるものを
 大切にしたい"
突如強いられた厳しい生活様式の中からこんな見解を生み出せる椎木さんはやっぱりすごい。


「1個じゃなくてもいいです、大切なものを思い浮かべながら聴いてください」と言って始まったのは

20.味方

本当に、大切な人や大切なものをを思い出しながら聴くと心が温かくなる曲ですね。
自分は正義でも悪でもない、強くもない、ただ君の味方でいたい。


「1番優しい曲!」と言って始まった次の曲は

21.宿り

優しい方がいい。。。
シンプルだけど椎木さんなりの人生の教訓を綴った曲。


22.熱狂を終え

これもかなりライブ化けする曲だと思ってます。生で聴いてからより好きになりました。
"実家の壁にかかっていたあの時計がまだ動いた頃…"のところからサビ手前まで拍手で盛り上げるの楽しかったな。


23.歓声をさがして

さがさなくても会場全体に響き渡ってますやん!

[アンコール]

24.瞳にめざめて

キラキラ一途ソング。アンコール早々盛り上がりバッチリ。


25.いつか結婚しても

やはりアンコールにはこの曲!
いくら恋人や夫婦でも、大好きで大切で大事だからこそ、1人の人間として好きに過ごしてほしいし、自分もそう過ごしたい。ただ、毎日朝起きた時には横にいて。そんな想いが感じられる曲。

いつも"大好きで大切で大事に思っている 愛してるなんてとっておけばいいよ"のところ歌わせてくれるけど、ほとんどの人が"大好きで大切で大事な君には 愛してるなんていわないぜ"って歌っちゃってる印象が。笑


間髪入れずに始まったラストの曲は

26.クリサンセマム

えっっっ。これ最後に持ってきてるの初めて聴いた(過去のライブではあったのかもしれませんが…)。終わり方はメロディの面ではキレよすぎ、歌詞の面では未練タラタラ。新鮮でした。



【MCなど】

どのタイミングで何を言っていたかは把握できていないのと、丸暗記ではなく要約になってしまうこと、ご容赦ください💧


"4年前よりもじゃない、今までで1番最高のライブにしたい"

"今まででも明日でもそれ以降でもなく、今日を1番最高にしよう"

"いい人である前に、悪い人である前に、人でありたい。一人の男でいたい"

"俺はみんなの悩みなんて知らない、でもみんなだって俺の悩み知らないでしょ?おあいこだ"

"こうやって弱さをさらけ出せる それが俺の強みだ"

"何かもらって帰ってよ"

"俺は別にみんなを笑わせたいわけでもないし、感動させたいわけでもないし、音楽聴いてもらいに来たわけでもないし、正直バンドやりに来たわけでもない。ただただ光りに来た"

"好きにしてもらっていいですからね。踊ってもらってもいいし、拍手してもらってもいいし、静かに聴いてもらってもいいし、みんなでひとつじゃなくてそれぞれで"

アフターアワーの前で"全員でやろう!サボんなよ!"

"この通りめちゃくちゃなんすよ、ロックって。"


マイヘアのライブは、毎回魂を叫ぶようなMCにも心を掴まれますね。曲だけじゃなくてこんな素敵なMCもあってはじめてMy Hair is Badというバンドの公演だと思ってます。




【おわりに】

まず思ったのが、セットリストが私のためだけに組んでくれたのかと思ってしまうほどに好み…!!!昔の曲から最新アルバムの中で特に好きな曲まで…
マイヘアにとっても4年ぶりの大阪城ホール公演、2023年初のワンマンツアーに立ち会えたこと、本当に誇りです。
これだからマイヘア追いかけるのやめられない。私がマイヘアを好きな理由が凝縮された公演でした。



それではこの辺で。
乱文、そして私による偏った目線からの記事で申し訳ないですが、読んでいただきありがとうございました✨

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