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若いって羨ましい?

こんばんは、あとりえです。

昔から年長の方によく言われる言葉、「若いっていいなあ」「まだまだ若くて羨ましい」。

いや、年齢を羨ましがるって何?

特に昔はそう思っていました。

確かに歳を取ると顔もしわしわになるし、髪も白くなったり抜けたりするし、体が思うように動かなくなるし、脳の働きも低下するし、若い頃なら楽しめたファッションが似合わなくなるし、何より寿命が近いです。

そう考えると若いっていいのかもしれないけど。

それに、高校を卒業してからは少しはその気持ちが理解できたかもしれません。


もう学校の制服に身を包んだり、JCやJKなんて自称したり、休み時間に友達と駄弁ったり、みんなで文化祭や学校行事に向けて準備を進めたりすることがないと考えると、「今のうちに楽しんで」なんてたくさん言われたことも理解できるし、コロナ禍でそれが叶えられなかった子達はものすごく不憫だなとも思います。


毎年お祝いされることだけじゃなく歳を取ることも楽しみだった誕生日も、18を過ぎたら途端に「歳とりたくない!(祝ってもらえるのは嬉しいけど)」と思うようになってしまいました。自分の中に年相応じゃないところが多すぎるのに、昔思い描いたような大人になれていないのに、大人の年齢になりたくないのです。


まだ20代前半なのに、私ももう「若いって羨ましい」って思うようになっちゃってるのかなあ。


それでも「若いって羨ましい」というフレーズにどうしてもモヤモヤしてしまう理由は、


人間誰しも、しわしわになるまで生きられる保証なんてないからです。



これまでに災害、事件、事故などに遭って命を落とした人たちは、その日のその瞬間にそんな目に遭うなんて予想できたでしょうか。
その時の年齢なんて関係ない。若くても生まれたてでも、明日を生きられる保証なんてありません。
重い病気もそうだし、精神的に思い詰めて命を投げ出すようなこともいつ起こるかわかりません。


だから、それまでどんな人生を歩んできたかはどうであれ、年長者の方々の方が、長い間生きてこられたという事実があってすごいと思います。

もう歳取りたくない、誕生日なんかおめでたくないと言う人も多いし私もわずか18歳からちょっとそう思い始めたけど、無事にその歳になるまで生きてこられたという動かぬ事実は喜ぶべきじゃないでしょうか。


とはいえ、その時にしかできないことっていうのはたくさんあるので、後々歳を取るにしてもこの世を去るにしても後悔しない生き方をしたいです。





以上、ひとりごとでした。乱文失礼しました。

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