見出し画像

山形

①山寺
閑さや 巌にしみ入 蝉の聲
ちょうど私が訪れたのも、蝉の聲が巌にしみ入る季節でした。
寺の建造物に落書きが目立ったのはとても残念でしたが、寺も山道も寺からの眺望も素敵でした。
大きさや華やかさを競うのではなく、でも風情がある、絵に描いたような「山寺」
俳句に特別興味があるわけではありませんが、芭蕉の句に誘われて良いモノ見せて(&聞かせて)もらいました。

②楯野川
川の名前じゃなくて…日本酒の銘柄。
山形市内の居酒屋に入ってたまたま飲んだのがきっかけで、以来、大のお気に入り。タクシーの運転手にお勧めの居酒屋を聞いたら連れていかれたんですよね、そのお店。
そこでは、カワハギの刺身を肝醤油で食べたのも鮮明な記憶。同じ刺身を頼んだ隣のお客さんに大将が「肝入れます?」って野暮なこと聞いて「入れない人いるの?」の反問に沈黙してたのがおかしかった。それで覚えてるんだと思います。何が思い出になるかわからないものですね。野暮大将に乾杯  ♪

③山形城跡
仙台伊達家と並ぶ東北の雄藩、出羽山形藩57万石の藩庁。
といっても、最上家は藩祖最上義光の死後10年も経たずに改易となってしまったので、印象薄い。
山形城も当初は日本屈指の規模だったようですが、江戸時代にはすでに十分な維持が難しくなっていたようで、現状は特に城好きの方でなければピンと来ないかもしれません。

④山居(さんきょ)倉庫
偶然、バスの車窓から見つけて「雰囲気のある倉が並んでるな~」と思いながら通り過ぎ、あとで調べたら山居倉庫でした。
もう少し下調べしておけば…と思ったけど、後の祭り。
ゆっくり見学はできませんでした。
一棟だけならそれほどインパクトなかったかもしれませんが、ずらっと並ぶと独特の雰囲気を纏うようになりますね。

⑤本間美術館
行ったはずだけど…確かな記憶がない orz
こういう不覚もNOTEを始めた一つの理由。

⑥上杉家廟所
かの上杉謙信をはじめ、歴代上杉家当主の廟(お墓)がずらりと立ち並び、なかなか壮観。
越後の龍と呼ばれた上杉謙信も米沢(旧国名でいうと出羽になります)の地で眠っているんですね。

⑦米沢城跡
本丸跡地には上杉謙信を祀る上杉神社があります。本丸跡地に神社?と思ったら、明治時代になってから移されてきたんですね。有名な直江兼続の「愛」の兜を見ることができたのは収穫でした。
石垣と堀くらいしか遺構がないからか、お城としてはあまり記憶に残っていません…やっぱり顔としての天守閣は重要ですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?