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独自(?)視点でローコードを選ぶ

リーズナブルにシステムを構築する手段として「ローコード」が注目されていますね。各種サイトで選定基準やできる事そうでないことがたくさん書かれており参考にさせていただいております。まとめをしてくれる方々の行動力と変革への意識は頭が下がる毎日です。

まあまあ重めのシステムがチョチョイのチョイでできてしまいますね。もうビックリ。これを設計面の知的資産の積み上げとして構築できるといいなぁ・・・なんてことを考えつつ、少々異なる切り口で語ってみます。

結論から言うと、最近は以下のいずれかを使っています(来週には違うこと言っている気がする)

●ちょいむずだけど、なんでもできるBubble(チュートリアル超えれば怖くない)
●すっきり簡素にこれからに期待の、Softr(チュートリアルすらいらない) ※問い合わせると、開発マイルストーンに沿ってしっかり説明してくれる。完成は1年以内かな
●上記いいところどりだけど、最後の最後に深く考えるadalo

このあたりが候補に挙がります(他あったら本当に教えてほしい&ディスカッションお願いします)


このあたりの結論に至った私がローコードを選ぶ際に重要視していることは諸先輩方のご意見を加味したうえに付け足すと

a. 毎日、3年間使いづづけられる快適性
b. 完全社内なのか、サービスを作りたいのか、社内を飛び出す可能性があるのか
c. 3年間のコスト累積

このあたりを重視します。もうね、機能面についてはこの記事なんかより他の記事をご参照ください。身がよじれるくらいイカした記事がたくさんあります。

「a. 毎日、3年間使いづづけられる快適性」は言ってみれば見た目。一日何時間使うのだろう・・・ということを大真面目に考えていい時期に来ています(3年間、日々4時間使う=2880時間)。〇〇〇〇〇〇とかすごい便利だけど、古いWEBの世界を知っているほどに興奮しないんですよね。5年前に比べて「動いて当然。その次が必要」と私は思っているんだけど、「気持ちよさ」をもっと大切にしてもいいと思うこのごろ。

「b. 完全社内なのか、サービスを作りたいのか、社内を飛び出す可能性があるのか」これ超重要。ここで選択を間違えると「振出しに戻る」になってしまう。不思議なんですが、一部を除いて日本国内のプロダクトは「完全社内」に全振りしている印象。このあたりは私の狭い知識故な可能性が高くご意見賜りつつ、ディスカッションなどおつきあいください。

「c. 3年間のコスト累積」は、独自システムを組むにせよ、ローコードを使うにせよ「誰が面倒を見るのか、見れるのか」を含めた長期の運用についての算出を是非に推奨します。合同会社LOOGOでは先数年のチームビルドから提案していますが、これがなかなかに難しい。IT投資というと、どうしても初期投資になりがちですが、5年、10年、30年とどうするかを考えていくためには、考えるためのチームなり、経営者の意思がとても強く介在します。(丁寧にやっていますが、そろそろだれた手伝って・・・)・・・余談ですが、IT担当者のセンス的な側面の成長が求められている気がします。私も教育を起こっていますが、「センス的な側面」さえあればローコードだろうがスクラッチだろうがそれほど変わりません。

こんな感じでローコード選びについて「モノサシ」を改めて考えるといいと思います。ローコードは何かに置き換えられるものではなく、新たな「選択肢」が増えたと考えると少し気が楽になると思います。

※「Access、FileMakerがあるじゃないか!!!!」という点には触れていません。なお、私はACCESSに長年寵愛を受けていたので、ローコードと親和性は高い気がします。



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