誰もいない電車
誰もいない電車から見える
誰もいない街
どこにも辿り着かない線路と
行き着く事のない駅舎
徒然に季節が流れていく
ぼくの肉体は骨になって
灰になって車内に積もる塵芥
窓の外は麗かな春模様
桜の花びら舞い散る季節と
脱ぎ捨てられた人の皮
その墓場
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誰もいない電車から見える
誰もいない街
どこにも辿り着かない線路と
行き着く事のない駅舎
徒然に季節が流れていく
ぼくの肉体は骨になって
灰になって車内に積もる塵芥
窓の外は麗かな春模様
桜の花びら舞い散る季節と
脱ぎ捨てられた人の皮
その墓場
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