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歳月

ろくに自分の足で立つ事も

できなかったそんなぼくが

今ではアクセルを踏むだけで

移動する手段を

身につけてしまった

一人で立つ事にも

一生懸命で蝸牛のように

努力していたはずなのに

今ではぼくの鼻歌は

時速60キロの世界を

駆け抜けていく

親の背中を追いかけていた

あの頃が懐かしい

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