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隈研吾氏の設計による、新国立競技場


コロナのパンデミックのなかで、開かれた2021東京五輪。設計段階で安藤忠雄氏の推薦する脱構築主義建築の高名な女性設計家、故ザハ・ハディド氏の設計に決まりかけたが、高額な建築費が掛かると言うことで、伊東豊雄氏と隈研吾氏二人での、コンペとなった。

建築中も、興味があったので遠巻きに見たりしていた。伊東氏や隈研吾氏の設計案が公開されていたので、特に興味のある、使用木材部分を見ていた。
工事で使われるコンパネ(原料は主に熱帯材)の合法性が問題になってたような?
合法国産材を風雨にさらされる露出の屋根がかりに使うにあたって、保存材のハザードレベル・・(腐朽に対する保存材の耐性基準をK1~K5で評価したもの)を見させて頂いた。

21世紀に、建築材料として、ますます無機的な材料が増えていくのは、そうなのかもしれない、が、有機物として存在するヒューマン・ビーイング。せわしなさがますます進んでいく時代の中で
一時の安らぎが長期にわたって得られる”有機物・木”の存在はありがたい。

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