見出し画像

日本は”木の国?”

果たして、日本は巷間いわれるような(木の国)だろうか?

人工物を使いすぎてるような気がしている。うちのお客さんで、国産木材を改質したLBウッドを、時々海外のお客さんから引き合いがあって、作らせていただいた。

圧倒的に、ドイツ出身の方が多いことに、気が付いた。

なんか理由があるのか?と調べてみると、ドイツでは木育がされているようだ。

素材そのものの、風合いを好む国民性なのか?街で見かけるベンチも、プランターもドイツトウヒの改質のようだった。

翻ってみると、日本では、木の風合いを好む感性が薄くなっているようだ。学校の机も木目調だが、似非の工業製品の木。

ある本によると、小中学の生徒に、先生が、”この教室で木でできているのは?”と質問すると、迷わず木目調の工業製品を指す子が多かったと言う。






ミュンヘンでの工事現場での木壁。これ、裏に金属のメッシュのフェンスがあり、それを木で隠してる。
ミュンヘン郊外、淡水湖シュピッツイングの湖畔にあった木製小屋。自然の景観が心地よくなる。
ホテルのレストランのウッドデッキ
上からみたウッドデッキ
ミュンヘンのシュヴァーヴィング地区の個人住宅のフェンス(塗装あり)
マンションの1階~3階の鉄骨フェンスの木製の桟(塗装あり)
遊具は、触る所は、ドイツトウヒ
遊具は、皮むき丸太の保存処理
小屋や小屋を載せてるウッドデッキ

ドイツのお土産は、木製の物が多い。

くるみ割り人形、木製時計、操り人形等々、木工品の塗装ものが多いと思った。

楽器(ピアノ・バイオリン)なども、木製だし。ピアノの鍵盤も、昔、天竜川沿いの、日本楽器の敷地に木の板が天日干しされていたことを思い出した。

故郷が浜松そばだったから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?