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材木名は、かなりあやふや。特に、ウッドデッキに使う熱帯材などにその傾向がある。

(アイアンウッド)とは、というネットの記述をたまたま遡上に上げて、2005年のある研究会の時に議論があった。

アイアンウッドと称される材種があるように記されていた。ここでは、ピンカドとウリンが”科”が違い性質や、耐久性が違うのに、いっしょくたにされている。


ウリンはクスノキ科である。
ピンカドはマメ科。

勿論、同一樹種でも、ほ乳類と同じで呼び名が変わることはある。
大事なことは、同一樹種であれば、同じアジア地方でも多少生育地により性質が若干違うことはあるけれど、ほぼ同一の性質をもつので
その性質が、使用法を考えることが出来るわけだ。

木材の呼び名は、学名・その国の呼び方・商品名とバラバラになりがち。
天然木の場合、利用する場合、(耐久性)(力学的性能)などの論拠が欲しい場合、専門書を読んだ方が早いし、学名で調べた方がより正確だと思っています。


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