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金属汚染・・・汚染というと言葉は誤解されるが、木材表面の色を変えるということです。

よく知られている現象ですが、金属(例えば鉄・銅など)と木材中のカテキンとの化学反応で起こる現象のようです。(写真は倉敷の美観地区)

これは、シュウ酸水溶液でおちます。ただ、木材自身も新品のようになってしまいます。

鉄釘(鉄分を含んだ釘など)の場合、木材中の成分との化学反応で出やすいようです。

銅成分加圧注入の木材の色変化(最初は、銅の発色でグリーンの色が強い所に柿渋を塗ったら、茶系に変わった)

を奇貨として、同じように柿渋と同じくらい渋みのある、濃厚に煮出したお茶を塗ってみるとグリーンから茶系に変わりました。

この現象を、つくばの森林総合研究所が協力して下さって論文(未発表)にまとめて頂きました。



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