監督責任

街中で精神障がい者の方が暴れている光景は珍しくない。私の感覚では、月に1回は遭遇するものである。
生まれながらか、後発的なものか定かではないが、可哀想であると思う。
過去に、精神ではなく半身に障がいを抱えておられる方から、可哀想と思ってくれるな、分け隔てなく接して欲しいと言われた事もあるが、まあそういった方々へも可哀想だと思って接している。

少し話が逸れたが、精神に障がいを抱えている方は、常識では考えられない行動をとってしまう。それは“多動”などの言葉で表現されるが、私からすればいつ何をするか全く予想ができないということである。もちろんそれは理解しているし、咎めるつもりも毛頭無い。意見できる立場でもない。

しかし、それは障がいを抱えている本人にであって、保護者に対しては違う。

以前私はショッピングモールの地下街(完全に室内でショップが並んだ清潔感のあるフロア)を歩いていた時に、あろうことかウンコをふんでしまった。
本当に何が起こったのか、非現実的すぎて正しく伝えるのが難しいが、とにかく、ショッピングモールの室内でヒトのクソを踏んずけた。クソは多く、私の靴で踏んでもはみ出るくらい、ほんとに思い出したくもないが、ズルっと滑るくらいにはしっかりと踏んだ。
幸い靴以外は汚れず、転倒することも無かったので靴を捨て、靴下での帰宅で済んだが、あの時の私は史上最大に可哀想である。後の確認でウンコをしたのは精神障がい者の方で、保護者が見ていない隙にしてしまったことが分かった。なぜその保護者がウンコをスルーできたのかは分からないが、どこかイカれているのだろう。そうとしか考えられない。

ほんとに迷惑な話であり、心底不快である。
これは障がい者に対してではなく、その保護者の監督責任に言及する感想である。ウンコを持って帰って欲しい事を初め、もう片時も目を離すべきではない。得にウンコをしてしまうような状態の方は外に連れ出すべきではないと、私は思う。

今回は茶化すようにウンコについて言及したが、精神に疾患がある方、何をしでかすか予測不能な方は、ぜひ外に連れ出さずにして頂けると嬉しい。

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