中には何がある？？

易経は火水未済→地水師
タロットは女教皇→節制
八卦と四大元素で解釈してみました。

易経は火水未済、上の卦が火、下の卦が水。
地水師は上の卦が地、下の卦が水。

タロットは女教皇→節制。
四大元素を表すコートカードを易経と合わして上下２枚引いてみた。
女教皇は上が金貨クイーン、下が杯クイーン。
節制は上が剣キング、下が剣ペイジとなった。

火水未済は上が火、下が水。
火は上に登り、水は下に流れていくので火と水が交わらずに離れていくので未済、不完全という意味になってる。
火は明るいとか派手とか太陽
火がつく、というように何かについて火がつくので、何に従うか？という意味にもなる。

水は陥れるとか。
真ん中が陽で上下から陰で挟んでるので、危険をはらんでる、とか変わらない信念とかいう意味もある。

火に照らされて水の陥れるの穴みたいのがハッキリ見える様な卦かな？
自分を陥れたり、人を陥れたりする良くない部分が火明かりに照らされるとか、火、明らかな知恵とかでハッキリ見える、みたいな。

地水師の地は受け取るとか養うとかの受け身。
天と地の地、天の気を受けて万物を養う地でもあり、天の気の切り替わりの時にパックリと口を開ける鬼門の土でもある。
変化しきれない物を土へと還していく鬼門、土の働き。
土の栄養になり、変化の助けになっていくので無駄ではない、必要なもの。

そんな地の下に水がある。
陥れる物、危険なもの、変わらない信念、習慣。
土の中にある水、土と混じり、土の養うのを助ける。
そこから草木を育てるのか？
井戸となり役に立つのか？
土を削って上を通った時に地面を崩れやすくする危険になるのか？
崖崩れとか地滑りとか土砂災害の原因になるのか？

火水未済、火で照らされて明らかになった水、陥れる性質。
土水師で土で隠す方に働けば上を通った時に崩れたり、土砂災害の原因になる。
土の中の危険になる。
隠すのではなく、危険が分かったからそれをもとに改善する方に行けば、土の中の水は植物を育て、井戸として役に立つものになる。

雨は降るから土の中に水があるのは普通。
災害の原因になるのか？
万物を養う助けになるのかは紙一重？

タロットの女教皇の上が金貨クイーン、杯クイーン。
金貨は土、物質化とか現実。
クイーンは水、心とか感情。
土の中で凝縮されて石や岩や金属ができる。
水もいろんな物を溶け込ます、混ぜ合わす。
吸収する様な意味が共通してる。
中に何かを含む。
金貨クイーンは土の中の水。
杯クイーンは水、水。
女教皇は自分の内側を見つめると意味が大きい。
思慮深くみたいな。
金貨の土も杯の水もうちに何かを含む。
しかも女教皇で両方クイーン。
感情、精神面からも、物質、現実面からも両方からキチっと物事を考える。

と節制、上が剣キング、下が剣ペイジ。
剣は風、分析するとか理論。
キングは火、やる気、元気、いわき、ダァーーー！みたいな。
ペイジは土、受け身やから初心者みたいな。
剣は風、理論とかで色々と分析する。
面白いのが上がキングで下がペイジになってるところ。
上から下へ形ないものを形にする。
下から上には形からの解放。
思いを形にして現実にする。
その現実に囚われてしまうと、固執してしまうと動けなくなるので、上へと解放する。
その循環でうまくいく。
節制は器から器へと中身を移し替えてる。
まさに、一つの形にして、それを解放してるみたい。
一つの事に囚われずに別のことへと。

自分の心の中には色々な事がある。
外からの影響を受けて色々と作られていく。
それにとらわれると、怒りや不満の原因になったりする。
気にしなければなんともないけど、気にしてしまうとカッとして言い返して喧嘩になったり、気にしてしまって許せない気持ちが出てきてギクシャクしてしまったり、気にしてしまい落ち込んでしまう原因になったり。

火水未済の様に火で照らされて水の陥れるダメなところが分かったり、女教皇の金貨クイーン、杯クイーンで精神、現実を見つめてみると、色んな事が見えてきてしまう。
良いことも悪いことも。
心の中には特に、人から見えないので押し込まれてるものがたくさんある。

地水師の様に土の中にある水、危険を及ぼすのか？万物を育む助けになるのか？両方の可能性がある。
雨が降ったりで土の中には水があるのが普通。
脅威となるのか？役に立つのか？

節制の剣キングと剣ペイジ。
剣、理論で分析して、思いを形にして、形からは解放する流れになれば万事うまくいく。
剣が人々の役に立つ。
理論で人々を安心させて、勇気を持たせて前向きに元気や勇気を与えれる。
考えすぎて動けなければ、考えてこだわりすぎれば、思いと形の循環はなくなる。
剣が人々を傷つけるものになってしまう。
人を論破して、自分の主張を押し付け、相手の間違いを露わにして、ズタボロにしてしまう。

自分の中にあるもの。
誰にでもあるもの。
どうするかで、人を傷つけるのか？
人の役に立つのか？
変わってくる。

別の解釈もしてみました。
よかったら読んでみてください。

数字

大意