心の中
易経とタロットの共時性 18
易経は雷沢帰妹→離為火
タロットは塔→皇帝
易経の雷沢帰妹はあんまり良くない卦として本に書いてある。
上下逆の沢雷随は陰である沢が上、陽である雷が下。
陰は下に行く性質、陽は上に行く性質がある。
なので、上の陰は下がり、下の陽は上がり交わるので随、相従う意味にっていい。
その反対である雷沢帰妹は陽で上にいく性質のある雷が上にあり、陰で下に行く性質の沢が下にあり、それぞれが離れる方向に動いてしまう。
上の卦が周りの人、環境などが雷のように激しく、自分である、あるいは内面である、下の卦を沢、欠けさしてしまう。
あるいは、沢、自分の欠けたところを埋めるように雷、動いてしまうので良くないのかもしれない。
上下の八卦は陰陽なので助け合えるけども、位置が良くないために手助けするけども悪い方向にいってしまう、みたいな。
居場所がなくなり家出してきていくところのない子共に優しく声をかけて悪事に引き摺り込んでいく、みたいな。
ストレスで苦しんでる人に楽になるよとオクスリを売って?打って?楽にさしてあげてるけども、依存さしてしまうとか。
助けてるようで、ん、、、みたいな。
離為火は上下の八卦の2つとも火。
火がつく、というように火は何か燃えるものについて燃える。
燃えるものがなければつかないので燃えない。
火がつく、火が存在するためには何かにつかないといけない。
何について燃えるのか?
何に火がつくのか?
ロウソクとかにつけばコントロールできる火になる。
明るくてらしたり、何かを温めたりと役に立つ火になる。
家とか山につけば、コントロールできない火になり火事となる。
周りに危害や被害をもたらす危険な火になる。
周りが良い人なら、良い環境ならば、その影響を受けて人の役に立とうとか協力、助け合おうって気持ち、心になる。
良くない環境なら、人が困ってても自分の利益のために動いてしまう。
自分の利益のために人が損しても構わない考え方になってしまう。
雷沢帰妹のように、良くない事に導かれると、それに火がつくと、大変な方向へ行ってしまう。
何につくかは大変大事。
自分の行動とか思考も何に基づいてるのか?
何を燃料としてついてる火なのか?
人に明るさや暖かさを与える火なのか?
恐怖や危害、被害を加える火なのか?
その火の灯りで何が照らされて見えてるのか?
物事には表裏一体、良い面と悪い面あるいはサイコロみたいに6面、多面体やともっとたくさんの面がある。
あなたの心についてる火はどの面を照らしてるのか?
どの面を浮かび上がらせる火をつけてるのか?
何を燃料にしてるかで火の種類が変わり、照らし出されるものも変わってくるかもしれない。
見えるものも変わってくるかもしれない。
この世のかは理不尽、みんな好き勝手して欲まみれのクソみたいな世の中に見えるのか?
調和された自然、万物の助け合い、協力、補い合いが見えるのか?
その火は何を照らしてる火なのか?
タロットは塔→皇帝。
塔は荒波の中に建ってる塔に雷が落ちて塔が崩れている絵柄。
今まで気づきあげてきたものが崩れるという意味。
成功とか手に入れてきた生活が崩れるかもしれないし、既成概念とか常識がくつがえるかもしれない。
当たり前が当たり前ではなくなるかもしれない。
皇帝は統治して城の上から街を見下ろして平和だなぁと言うてるような絵柄。
安定という意味があるみたい。
塔みたいに崩れた後の皇帝?
塔みたいな変化を乗り越えて、皇帝のような落ち着いた感じになるのかもしれない。
今は平和な皇帝も、過去、大変な思いをしてきてるのかもしれない。
大変な思いの上に、今の安定が気づかれているのかもしれない。
その人の今見えてる部分だけを見ても人のことは分からないのかもしれない。
誰でもその人なりの苦労をしているので、他人が羨ましく見えるかもしれないけど、その人になれば、その人なりの苦労や悩みやらが色々あるのかもしれない。
その立場にならないと分からない事はたくさんある。
下手に裏ましがらずに、自分は不幸やとか運が悪いとか恵まれてないとか思わずに、皇帝のようにドンと構えてたら良いのかもしれない。
もしかしたら人から羨ましく見られてるかもしれない。
こちらの苦労も知らずに、オタクは良いですね。と羨ましがられてるかもしれない。
その人にならないと分からないから、そんなに自分を卑下せずに、ドンとしてたら良いのかもしれない。
易経とタロット、だいぶんと違う解釈になったかも。
他の解釈もしています。
読んでみてください。
八卦と四大元素
数字
サポートありがとうございます。 よりお役に立てるように頑張ります。