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違い

易経は地天泰→山風蠱
タロットは運命の輪→賢者

地天泰、上に地があり下に天がきてる。
初めて見た時は天地逆転してるから良くないんやと思った。
でも、陰である地が上、陽である天が下にあり陰は下に行く性質、陽は上にいく性質があるので陰陽混ざるので良いらしい。
易経で大切な変化、循環するから良いらしい。

逆に上が天、下が地の天地否は上にある天が陽でさらに上へいき、下にある地は陰でさらに下にいき交わらずに離れていくので否。
あんまり良くない。

面白い。
違いが循環を生み、交わる事で変化していく。
違いがあり、どっちが正しい?と自己主張になると争いの種になるし、その違いに興味を持ち尊重できれば協力して助け合えるかもと思う。

山風蠱は山に風が遮られて、風の通らないところは空気が淀んで悪くなる意。
風が通らなければ、空気が入れ替わらなければ、どんどん悪くなっていくので、風通しが必要。

交わる事の大切さ。

この地天泰、下の天は雷2つを上から山形抑えて止める形になってる。
上の地は地面の上の窪みを風が吹き抜ける爽快な形。
雷のような激しい思いは心の中に持っておいて、爽やかな風のようなのがいいのかも。
あんまり激しい、熱い思いを出し過ぎても押し付けとかに感じ周りの人は大変なるので。

1番下の雷が6と9、老陰と老陽なので陰陽が変わり、雷が風になる。
1番上の風も9の老陽が陰になり水になる。
下の風は雷と風の上に山があり、押さえ止められてる。
上の山は地面の上の窪みを水が流れている。

雷も風も激しい動きを表してる。
風は横に広がるので伝えるとかの意もある。
山で押さえて止められてるけど、自分の考え、思いを周りにも広げたい意思が見え隠れ。
周りを自分の思うように操作したい?

上の卦の窪みを流れるのが風から水に変わり、地から山になり、地天泰と交わってたものが山風蠱と交わらなくなった。
水は変わらない意思を表す。
習慣とか信念とか変わらないのは大事やけど、頑固なのは困るかも。

地天泰、天はエネルギー、地はそれを受け止める器。
その人自身の明るく元気な性格で居るだけで周りを元気にさせるような感じ。
その人の明るさ、素直さ、優しさが周りをホッコリさせる。

そこに下卦の心の中の1番下の雷が風、周りを操作する意に変わり、上卦の1番上の風が水になり、周りを操作するために自分の考えを譲れない感じになる。
ってなると風が通らなくなり、周りの事を考える事ができなくなり、淀んでしまうのかも。

タロットも運命の輪と賢者がでた。
運命の輪のように巡る事が大切で、あんまり賢者のように自分の内側を見つめすぎると良くないのかも。

違う事の大切さ。
違うから交わり、変化して循環してゆける。

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