易経とタロットの共時性 9

易経は雷水解→水地比
タロットは正義→魔術師

雷水解はなくなる。
目の前のものがなくなるという意味。
雷のような上に溜まっていた激しいものが雨が降って発散されるそんな象徴。
目の前の問題がなくなれば嬉しいけど、目の前にあるのがうまくいってる状態ならば、それがなくなってしまう。
えぇ、、、
でも、なくなる方がいいのかもしれない。
偏って循環しなくなってる状態を解消してくれるわけやから。
うまくいってるけど、うまくいかすために無理をしている偏った状態かもしれない。
家族との時間を持てなかったり、働きすぎで健康を害していたり、休む間もなく趣味や遊ぶ時間をも犠牲にしてしまっていたり。
そんな偏った上にある成功、うまくいってる状況かもしれない。
いずれ、家庭崩壊とか病気とかで動けなくなり、うまくいかなくなる。かもしれない。
そんな偏った上に成り立ってる無理のあるものは続かない。
続くかもしれないけど、続ければ続けるほど、失うものが大きくなる。

自分の夢とかが叶っているのかもしれないけど、、、
自分1人だけで生きているのではないので、やはり、周りとの関係も考えないといけない。
水地比は馴染むとか仲良くするという意味。
水が地面に染み込んでいく様。水と土が混ざっていく事でたくさんの植物が育つ。
いろんなものを育む大地になる。水が土に馴染まなければ、そのまま地表に溜まり、流れていき、海に帰っていく。
土地は干からびたまま。
水も土を通る事で自然の濾過フィルターで綺麗になって海に帰っていくのに、馴染まずに地表を流れただけならば、汚れた水のまま海に帰っていく。
海では土からミネラルとか色々海の生物の栄養になるものを水が運んできてくれるのに、土と馴染ます地表を流れた水なら海は土からの恩恵を受け取れない。
海も死んでしまう。
水が海から蒸発して雲になって雨として降って流れて海に戻ってきても、土と馴染んでなければ、水がただグルグルと循環してる何の役にも立たないものになってしまう。
土に染み込んで植物や生物を育み、土の栄養を海へと運ぶから、水が循環する中で他にも色々と役に立っている。
水自身も溜まっていれば腐ってしまうので循環する事で綺麗さを保てる。
お互いに役に立ってる。

雷水解は偏った状態を解消してくれる。
偏った状態を水地比のように循環させる事で解消してくれる。
目の前の問題や困難が解けてなくなるけど、成功とかも解けてなくなる。
もし、それがうまくいかすために無理して成り立ってる成功ならば、偏りが循環する事で消えてしまうのかもしれない。
ちゃんと循環する事で成り立ってる成功ならば大丈夫かもしれない。

自分の夢、やりたい事を叶えるのも大切やけど、無理の上に成り立ってるものは偏っているので、いずれ健康を失ったり、大事な人を失ったり、犠牲にしているものを失ってしまうかもしれない。

それを防ぐには水地比、馴染む、仲良くする、周りを見て、自分だけのことではなく。
そうすると自分の夢を叶えられないかもしれない。
でも、無理の上に成り立つ成功も長くは続かない。
偏っているものは自然の理で均一化される方向に働くから。
自分だけの思いなら偏るので均一化されるし、周りのためになる事ならそれ自体が循環して均一化している事で自然の理にあっているので安泰かもしれない。

タロットでは正義。
天秤と剣を持った人が描かれている。
剣は風の象徴。
風は散り散りにものを吹き飛ばす。
細かく分ける、分析する、理論。
なので剣で細かく分析して天秤にかけて判定する。
魔術師の絵柄は大衆にお披露目してるように見える。
剣と天秤を使い分析して理論立てて考えて、その結果を聴衆に伝えてる感じ。
魔術師の前のテーブルの上には4大元素の象徴である杖、杯、剣、金貨が置いてある。
万物をら構成している4大元素。
分析して秤にかけた結果を4大元素に分けて天地の理、万物の理を説明している。

あれ?
似てる??
雷水解の解消する。
正義の細かく分けて秤にかける。

水地比の馴染む、仲良くする事が偏りを作らない秘訣ですよ。
魔術師が万物の構成要素の4大元素に基づいて説明してくれてる。

似てる?
無理矢理よせてもたかな?

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