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【カルドアンシェル】ドロー解説【テーマ解説】
はじめに
今回は【ドロー】テーマについて解説していきます。
記事のタイトルが「ドロー解説」ってなってて、
いや、山札からカードを引くことくらいわかるだろ…ってなりそう。
あくまでテーマ解説ですから!
【ドロー】テーマとは
カードゲームにおいて、ドローは最強…とまではいきませんが、
少なくとも新しくカードを引けば事態が好転する可能性があるため、
ドロー自体は強力な行動と言えるでしょう。
そんな強力な行動なんだから、
それが【テーマ】なら強いよなあ!…とはちょっとなりません。
なぜなら、ドロー自体は火力のでる行動ではないためです。
「いやでも、強いアタックカードを何度も引けばダメージも…」
と言いたくなりますが、カルドアンシェルの仕様上、
1ターンに捨て札のリシャッフルは1度しか行われません。
そのため、調子にのってドローしまくった挙句、
「あれ?思ったより火力でないままカード循環しきっちゃったよ…」
となりがちです。
ですが、もちろんきちんと仕様を理解し立ち回れば
非常に強力なテーマなのは間違いありません。
ディーヴァ解説
マジカルMotion(水鏡 環(フレイリート))
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(にゃーん、にゃんにゃんにゃにゃん)
条件難易度:中
カードを8枚引くということは、少なくとも2枚以上は
カードを使用しなくてはいけません(もちろん不可能ではないが)
特に序盤、ドローカードも揃っていない状況では
発動は難しいでしょう。
ライブ効果:序盤中、後半やや弱
ライブ効果をギリギリ発動できる序盤であれば、
ベストなタイミングで0コストドローが生成されデッキが回りますが、
後半になるとドローは足りていることが多く、
その状況でドローカード2枚生成されても
「なんだかなぁ…」となることも多いです。
また、条件を満たしたタイミングで手札が埋まっている可能性も高く、
ライブ発動!生成せず!という状況が頻発します。
ただ、手札なし、残り一枚のこのドローカードにかける!
という状況でこいつが発動するとかなり状況立て直せるため、
そういう状況であれば活躍してくれるでしょう。
(そもそもそういった状況をつくらないようにはしたいですが…。)
ターン開始時については、一応ターンを跨いだ際に安定するため、
メリットがなくもないです。
配置:強【11/20追記】
初手から0コストドロー2枚が加わり、更に必殺技も使えるため、
手札が停滞することがありません。
手札がいっぱいで生成されないということもないため、
実は配置するために生まれてきたディーヴァなのかもしれない。
それから、また(戸松 詩歩(白千鳥))
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条件難易度:易
必殺技をうたないと1枚からでは5枚ドローは難しいですが、
複数枚使用で条件を満たしてもよいため、発動は容易でしょう。
ライブ効果:強
ドローで火力をだせないこのテーマにおいて、
ドローで火力をだそう!という唯一のディーヴァになります。
効果でカードを引く度、という文章がわかり辛いですが、
実は、カードを引いた枚数分だけ効果が発動します。
(例えば4枚ドローならブースト4得る)
なんなら、手札がいっぱいで引けなくても効果の枚数分発動します。
(手札が8枚の状況で5枚ドローすると、2枚しか引けないがブースト5得る)
そのため、このディーヴァが発動している際は、
なるべく手札がいっぱいでドローできない状況でドローを行うほうが強い、
というある意味カードゲームの常識の逆を行くケースがあります。
(デッキの循環をなるべく抑えるため。
例えばまだ捨て札がリシャッフルされていないターンで
ドローカードが複数手札にあれば、
山札を引き切らないようドローすることで、
リシャッフル後にそのドローカードを再度使えるようにする、等)
もちろん手札にドローカードが少ない時はなるべく空きを作って
ドローをするほうがよいです。
配置:強【11/20追記】
条件を満たす度発動する効果はやはり配置だと強いです。
初期手札にドローカードが無くとも、
ワイルドカードからドローカードを生成し、
必殺技を切りドローをするだけで5,6ブースト得られるのは強力です。
一匹と一人の約束(ツクモ(九魂の久遠))
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条件難易度:やや難
必殺技を使わず効果でカードを1度に4枚引くカードは実は少なく、
ドロー+や『灯火の主』などで補助してやらないと
発動しないことも多いです。
必殺技でドローカードをプレイしたいのに、
ディーヴァが発動しないから必殺技が打てない!
という状況もそれなり。
ライブ効果:やや弱
弱にするか悩みましたがまあ1コスト回復はえらいかな…となりました。
他のディーヴァ同様、「各ターン初めて~」は弱いですし、
ライブ効果を発動させるために発動条件とは別に
1度に4枚以上引かないといけないため、難しいです。
ドロー+が3増えたところで、
安定して4ドローできてる時点で別に要らねえよ!となります。
一応、ツクモ発動⇒ドローカードを必殺使用⇒ツクモ条件満たし、
増えたコストとドロー+でドローカードを使い大量ドロー、
というデザインなのだと思います。
この流れが出来ればそれなりに強力ですね。
ライブ発動時+ターン最初の効果でもいいんじゃない?
とはちょっと思ったり。
配置:やや強【11/20追記】
配置であれば、ライブ効果の発動が
初期手札またはワイルドカードのドローカードを必殺技で使い狙える為、
かなり効果的に発動が出来ると思います。
わりと配置オススメのディーヴァです。
強いカード
ドロー効果をもつカード自体は
0コストのカードも多く使いやすいものが多いため、
どれを入れても活躍はしてくれると思います。
あえて挙げるなら
素でプレイするなら『冷静沈着』、
必殺でプレイするなら『花言葉:「幸運」「私のものになって」』かな。
ただ、『花言葉:「幸運」「私のものになって」』は
【ドロー】テーマデッキだと『エラー』が邪魔になるので微妙かも。
必殺でプレイするとドロー数が増えるだけでなく
コストが下がるものも多いので、きちんと確認しておきましょう。
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そんな中、【ドロー】テーマのデッキには是非入れたい強カードはこちら
ごく普通?の幼馴染(玉前 なな子(ぎゃる☆がん2))
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効果としては、
デッキにある0コストのカードをドローするというものです。
このカードが強い点は2つ
①0コストのカードをかならず持ってこれるということ
②このカード自体が0コストであるということ
①は、すなわち
"0コストのカードをサーチする効果"と言い換えることが出来ます。
例えデッキにある0コストが1枚だけでもそのカードで事態が好転するならば
このカードを使う価値は十二分にあります。
また、
【ドロー】テーマであれば0コストのドローカードがデッキに多く入る為、
『ごく普通?の幼馴染』からドローしていく展開に持っていきやすいです。
②により、このカードを使用してもまだ行動の余地を残せるのはもちろん、
『ごく普通?の幼馴染』で『ごく普通?の幼馴染』を引くことができます。
これが滅茶苦茶強い。複数積みでも全然OKです。
欠点としては、レアリティがレジェンドである点と、
この"0コストのカード"はデッキしか参照せず捨て札を参照しない点です。
捨て札のリシャッフルは行われないため、
「よっしゃ『ごく普通?の幼馴染』で大量ドローや!」と思ってプレイし
何もドローできない、という現象には十分注意しましょう。
また、【ドロー】テーマであれば欲しい
ドローを増やすカード、ダメージを伸ばすカード以下の2枚も
是非加えたいです。
灯火の主(ルークス(幻想忌憚))
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NO MORE!映画泥棒の片割れ。
効果は単純なカードドロー枚数+1枚ですが、
ディーヴァの発動へのもう一押しや
『それから、また』のブーストの細かい底上げなど
地味ながら強力なサポートをしてくれるカードです。
単純なドローカードだけでなく、
『フリーズ』のドローや『禁忌の魔導書』のドロー、
クオンのチートコードによるドローなど効果範囲は多岐にわたるため、
結構馬鹿にならない効果を持っているカードです。
このカードにクオンのチートコードが付くと0コスト2ドローになります。
何枚入ってもそこまで恩恵はないため、
デッキには1枚いればいいと思います。
ゲーティア(必ず初期手札に来る)がついたものが欲しいですね。
妖精の檻(カーベア(幻想忌憚))
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NO MORE!映画泥棒のもう一人の片割れ。
(どっちが泥棒側だろう…)
ダメージを出しにくい【ドロー】テーマの攻撃力を底上げするカードです。
効果自体は自然と上限まで溜まっているはずです。
こいつを2,3枚ピック出来れば、それだけでブースト20~30出せるため、
見かけたらピックしてもいいカード、と言えるくらいには強力です。
相性の良いテーマ
【サーチ・コピー】と同様、いやそれ以上に、
ドロー自体が全てのデッキで必要な強力な効果なため、
全てのテーマと相性が良いと言えるでしょう。
ただし【サーチ・コピー】以上に【ドロー】だけではダメージを出せず、
火力についてはもう片方のテーマに頼りきりになることが多いです。
特に『それから、また』が来ず『妖精の檻』が拾えない場合は、
【ドロー】テーマはあくまでドローによるデッキ回しの補助を優先し、
もう片方のテーマを主軸にすることも考えていきましょう。
まとめ
ドロー自体はほぼ全てのシチュエーションで強力な効果ではあるが、
全体的にダメージをだせるカードが少なく、
また強力なディーヴァも少ないため、火力不足に陥りやすいテーマです。
なるべくもう片方のテーマで火力が出せるよう、
『それから、また』や『妖精の檻』でのブーストを狙いつつ、
ドローでデッキの回りを補助し立ち回っていきましょう。
ドローは強い、ドローは気持ちいい。
でもカルドアンシェルにエクゾディアはいないのです…。
皆様も、是非にゃんにゃんにゃにゃんしまくりましょう。
ご精読ありがとうございました。
おわり