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罪悪感でも扱うか

何か自分にとって不都合なことが起きた時に「まぁ、仕方ないか」と思う。
一方で、その不都合なことに自分が少しでも責任があると「罪悪感」が生じる。もっと上手く出来たはずだ。自分に対してはよくかける言葉だ。

チームで働き、チームのパフォーマンスが上がらない時、他人のパフォーマンスに関しては「まぁ、仕方ないか」と思う。チームのパフォーマンスを引き出せなかったり、自分のパフォーマンスが上がらないことに対して「罪悪感」がある。

人は変えられない。自分しか変えられない。まぁ言ってることは正しいさ。
過度な自責は毒である。まぁ言ってることは正しいさ。

世の中正しいことだらけ。物差しで何が正しいのか変わるのなら、正しさと呼ばず要素と呼ぼう。大事なのは要素の配合設計。

「お客さん、いつでも自責のストレートを飲んでいらっしゃいますね。たまにはこちらは如何でしょうか?自責に他責に環境のせいを絞ったカクテルになります。お客様のご要望で、それぞれの割合を変えれますよ。おすすめは自責2に他責1、環境のせいを1/4カットになります。」

好きな割り方を見つけよう。

不都合な自分の性質を見つけた時、その性質の利益を考えてみよう。

Q.罪悪感があることの利益はなんだろう? 
A.変化成長へのモチベーションにでも使ってるのだろう。

では罪悪感が生じる目的が変化成長へのモチベーションであるなら、問いを2つ立てたい。
①どう成長したい?そもそもその変化成長は必要か?
②変化成長への燃料は罪悪感以外に代替可能か?

うん。燃料、代替可能という言葉が出てきた。まるで発電だ。発電であるなら、発電効率も考えたい。
嫉妬はクリエイターにとってエネルギーの1つの源だという。要は認知の仕方だ。これらの考え方は性に合う。思考を進めよう。

今ではだいぶ解放されたのだが小さい頃から燻っている罪悪感に、面白いことが意図的に言えない、というものがある。
面白いことが言えないと、好きな人と一緒に居れなかったり、そのコミュニティに居てはいけないと思っている節がある(セトウツミ)。
現在所属している勉強会のメンバーは自分の他4人で、そのうち3人が学祭やサークル内でよく漫才を披露していた人たちだ。その人たちの会話はやはりテンポがいい。それに追いつけない。追いつけないまではいい。そこに罪悪感と窮屈さを感じる。その人たちのことは好きなのだが、一緒にいても自分は笑わせられないので、居てはいけない気がする。などと弱っている自分がいる。その感じることが不本意だ。書きながら自分で笑えてくる。ユニークな認知だなぁ。

さて今回の、テンポが良くて面白い会話に自分が入っていけない、自分がその会話を作れないことに対しての罪悪感に先にあげた2つの問いをぶつけてみよう。
①面白い話はやはりできるようになりたい。人生において笑いはとても重要なものだ。ユーモアがあることは大事だけど、でもテンポが良い会話ができるようになることにはそれほど魅力を感じない。ノンスタイルの魅力もあれば、馬鹿よ、貴方はの魅力もあるのだ。
②面白い話ができるようになる、という状態へのより燃料効率の良いものはあるだろうか?笑わせたいというモチベーション?もっと具体的にしてみよう。。。

【この人】を笑わせて【みたい】、という【悪戯っ気】が一番しっくりくる。

この人、と具体的に考えると、もっとその人の嗜好にアンテナが立つ。
〜してみたいは最近お気に入りの言葉である。気軽だ。
悪戯っ気は子供心である。末っ子ならではか。

罪悪感の燃料効率が40%ならば、この悪戯っ気は50%と言ったところか。小さな前進である。でも、まぁ、嬉しいもんだ。
ここまで考察してなんだが、人を笑わせたいのなら笑わせたいとか考えるよりも、ただリラックスしてその時思ったことをそのまんま口に出す方が面白いことがよくある。思いつきはカオスである。思いつきは早い。早い混沌は、人を混乱させて、混乱が面白さになる。どちらも試してみよう。

罪悪感は感情だ。感情なので、都合よく扱えないもので、そこはまぁ仕方ないかと諦めて、長期的に関わってみよう。
ここでいう長期的とは、その罪悪感にいろんな解釈、翻訳を当てはめてみて、どれが一番しっくりくるかゆっくり考えてみようということだ。すぐにはしっくりくるやつは見つからないだろう。まぁ、そんなものだろう。

ピタリ名翻訳をしたらおめでとう。感情も喜び輝くことだろう。
(思いつきメモ。感情翻訳アプリができた世界をショートショートで書いてみよう。)

まとめ

罪悪感に限らず、扱うのがしんどい感情を見つけたら
①その感情の目的を考える
②その目的を本当に自分が欲しているか考える
③その目的の別の達成方法はないか考える

#はぐくむコーチング  的には、①の前に「まずはその感情を感じる」というのが入るが、説明が難しいかつ具体的に話しにくいのでパス。いつか書く。獣に襲われた動物から学ぶ、感情処理のプロセスを。

今日はそんなところか。
読んでくれた方はありがとう。
ご自愛くださいね。

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