Medical knowledge weekly review 10/8-10/15
予習・復習(内省的実践プロセス)とか歯磨きみたいなもの。やらない方が気持ち悪い。
・腎機能低下があるとそれだけで痒い。腎排泄できない老廃物がかゆみの受容体を刺激するからだ。抗アレルギー薬、抗ヒスタミン薬、塩酸ナルフラフィンを使用する。
・丹毒と蜂窩織炎と筋膜炎の違い:炎症の首座の違い。丹毒はA群β溶血性連菌球菌が真皮に感染し、ASO高値となる、ペニシリン系が効く。蜂窩織炎は真皮から皮下組織で、放っておくと壊死性筋膜炎となる、セフェム系抗菌薬を使用。ペニシリンは耐性がとられている。壊死性筋膜炎は真皮下層から筋膜。高熱、CTで皮下にガス像を認める。デブリと切開排膿ドレナージ。
・ルーリッヒ症候群:最も重篤な合併症はミオグロビン尿による急性尿細管壊死、CPK↑↑、尿中ミオグロビン⇧⇧。また横紋筋融解症を合併する。
・脳梗塞に対する血栓回収療法は24時間以内と適応が拡大している。t-PA(プラスミノーゲンをプラスミンに変換する)は0.6mg/kg 投与で最初10%注射、残り90%を1時間点滴
・Alberta Stroke Programme Early CT Scoreの略. 定義された各領域の初期の虚血性変化の所見について、 中大脳動脈領域を10ヵ所に区分し、 10点満点から1点ずつの減点式で算出する
・NIHSSは「National Institutes of Health Stroke Scale」の略称で、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など脳卒中の神経学的重症度を評価するスケールの一つです。「意識」・「運動」・「感覚」・「発語」などの全11項目を判定表に従って評価し、点数化します。
・潰瘍とびらんの違い(引用そのまま):表皮の部分的欠損で、表皮基底層に留まるもののことを指します。瘢痕を残さずに治癒し、水疱や膿疱が破れた痕にも見られます。潰瘍表皮を超えて真皮または皮下組織に達する組織欠損で、多くの場合瘢痕を残して治癒します。性病における潰瘍は「下疳(げかん)」と呼ばれ、硬性下疳(梅毒性)と軟性下疳(軟性下疳菌によるもの)があります。
・フィルグラスチム:体温37.5℃で好中球500以下または1000以下で減少傾向の時にFNを疑い、セフェピム(orカルバペネム)+フィルグラスチム(G -CSF)とを投与。好中球が1000以上になったら投与終了が当院ルール。
・CKDではHb治療目標が異なる。そもそもエリスロポエチン作れず腎性貧血になりやすいからね。上級医は10以上と言っておった。ESA(erythropoiesis stimulating agent 赤血球造血刺激因子製剤)有効らしいけど使ってるとこ見たことないな。あとCKDはエコーで大体わかる。腎輝度、腎皮質菲薄化、腎萎縮が起こっている。実際に見てみよう。次もエコーがある病院がいいな。
・hemophilus parainfluenzaはまれに菌血症,心内膜炎,および脳膿瘍を引き起こす。知らない菌が出てきたら、プラチナをみよ。
・AFL心房粗動:治療はサンリズムにベラパミル(ワソランを併用する)。サンリズムはNaチャネル遮断薬。活動電位の立ち上がりをおそくする。遅くすることで相対不応期の時にリエントリーで活動電位が発火することを防ぐ。ワソランはCaチャネルを遮断し、心筋の興奮時間を延長させ、不応期を延長させる。。。らしいが、それでもまだよくわからんな。
・AKIと尿沈渣:
腎後性:神経障害による膀胱疾患(neurogenic bladder)やリンパ腫、後腹膜線維症、抗コリン(ブスコパン、風邪薬)
腎前性:volume評価方法4選(IVCエコー、輸液反応性、HR↑・BP↓・尿量↓・体重↓、Hb上昇、Cre↑、BUN↑)、尿検査ではFENa(1)(ラシックスやサイアザイド使っていると使い物にならない)とFEUN(2)を見る。
尿中ナトリウム排泄率=(尿中Na/血中Na)/(尿中Cr/血中Cr)=FENA<1 →(腎臓はこう考える「私のとこ水分足りない…」)
FEUN<35% これらはprerenalっぽい
CKDの脱水の時は腎濃縮がダメのため、脱水でもFeNa⇩にならないかも。
(1)(2)が低くても腎前性じゃないとき、
①hepato renal synd(オクトレオチド、ミドドリンでめちゃ効く)
②ACS
腎性:
JATECの復習をしたい
あとは皮膚科reviewを終わらせられるとスッキリ
散歩して、リコール、Anki
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