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ミトコンドリアの立場から見たグルコース、アミノ酸、脂肪代謝

世界は変わる。たった一つ変わらないのは地理だ、と地政学を学び始めたコロナ隔離5日目。
地政学の上での世界史を学び始めたコロナ隔離6日目。
人の身体の中の主要栄養素のエネルギー代謝を復習したコロナ隔離7日目(⇦いまここ)

世界の歴史はバチカンの立場から考えるとわかりやすい、という。
バチカンの立場から考えるとイスラム、モンゴル、日本はやばい。ここは勉強するほど面白いっ!

ミトコンドリアの立場で糖、脂肪、タンパク質のエネルギー変換を考える。

ミトコンドリアがやりたいことはATPの産生。
H+(プロトン)の濃度勾配を利用して、ATPを産生すること。水力(H20)発電と仕組みは同じだ。

生命科学Basic-1_Ⅱ_マクロ栄養素のエネルギー代謝_-_YouTube-3


H+をたくさん作るためにTCA回路をたくさん回したい
TCA回路を回すには炭素と酸素と水素があれば良い。C.H.Oがあればクエン酸回路は回せる。
だからグルコースも脂肪もアミノ酸もC.H.Oの配列の違いはあれど変わらない。切ったり貼ったりすれば同じ。

生命科学Basic-1_Ⅱ_マクロ栄養素のエネルギー代謝_-_YouTube

生命科学Basic-1_Ⅱ_マクロ栄養素のエネルギー代謝_-_YouTube-2


・グルコースはそのまま素直にクエン酸回路に
・脂肪はベータ酸化(炭素2つごとにチョキチョキ脂肪を切ること)を行い、アセチルCoAにしてからクエン酸回路に
・アミノ酸はいろいろいるけど、そこからGlucose作るか、クエン酸回路のどこかの分子に形が近いものはそのまま近いものに変換する。例えばアミノ酸であるグルタミン酸は、一番近いαケトグルタル酸に変換される。

以上、主要栄養素エネルギー代謝

アミノ酸(⇦タンパク質)はNやSなど身体に有害になりうるものを有している時があるから、正直エネルギー効率が悪い。ケトジェニックダイエットはそこがイケテナイ。

脂肪はベータ酸化によってアセチルCoAになるが、グルコースが不足してクエン酸回路が回しにくい時は、アセチルCoAからケトン体にする。ケトン体になると、ミトコンドリアとは別のエネルギー源になってくる。これでも身体を動かせる。

ケトン体は総称。アセトンとβヒドロキシ酪酸、アセト酢酸の総称。βヒドロキシ酪酸は神経細胞への栄養(⇨認知機能向上)、抗炎症効果、リラクゼーション効果に関与するという。βヒドロキシ酪酸のためにファスティングやってる人もいるぞい。

ここまでお読み下さり、ありがとうございます。






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