【実録】パワハラ事件①
こんばんは。今週もお疲れ様でした。
今年度、早期退職予定の公務員です。
この度は、ワタシの社内であったパワハラ事件について、お話しします。
そもそもパワハラの定義とは
パワハラ(パワーハラスメント)は、職場において上司や同僚などから行われる嫌がらせやいじめの一種で、仕事上の権力関係や優位性を背景にした不適切な言動を指します。具体的には、以下のような要素を含むものとされています。
以下の3つの要素が揃った場合に、パワハラと認定されることがあります:
1. 優越的な関係を背景とした言動
職場において、職位や経験、上下関係などを利用した発言や行動。
2. 業務上必要かつ相当な範囲を超えた行為
業務の範囲を明らかに超える不必要な要求や、相手を困らせる言動。
3. 労働環境を害する言動
相手の人格や尊厳を侵害し、身体的・精神的苦痛を与えたり、職場環境を悪化させたりする。
主なパワハラの6類型
1. 身体的な攻撃
暴力や傷害を加える行為(例:殴る、蹴るなど)。
2. 精神的な攻撃
人格を否定する発言、怒鳴りつけるなどの行為(例:必要以上に叱責する、侮辱するなど)。
3. 人間関係からの切り離し
無視や隔離、業務からの排除(例:意図的に孤立させる)。
4. 過大な要求
過剰な業務を押し付ける、達成不可能な目標を設定する(例:短期間で不可能な量の仕事を強いる)。
5. 過小な要求
業務を与えず、能力を活かせない状態にする(例:簡単すぎる仕事しか与えない)。
6. 個の侵害
プライバシーの侵害や過度な干渉(例:家族構成や私生活について執拗に詮索する)。
対策と相談窓口
パワハラの問題が発生した場合は、以下のような対策が有効です
◯職場内相談窓口の活用
人事部門や労働組合などに相談する。
◯外部の専門機関に相談
労働基準監督署や総合労働相談コーナーを利用する。
◯記録を残す
日時、場所、内容を記録しておくことで証拠を確保する。
社内のパワハラは3つの要素を基礎として、精神的な攻撃により、ワタシのフロアの人間が病気休暇に追い込まれました。精神的な攻撃を目の当たりにしていた職員も多く、劣悪な環境下で毎日働かせられているという状況でした。
ワタシは含む管理職で、まずは労働基準監督署へ匿名の通知を送りました。監督署から首長への連絡が入ったようですが、口頭注意のみでした。
調子に乗り過ぎたパワハラ部長は、更に精神的な行動を加速させたため、総務省直下の関係団体へ電話連絡し、相談しました。関係団体からは構成団体へ直接ジャブを打ってもらいましたが、やはり口頭注意のみだったようです。
ワタシも同じのフロアの仲良くさせていただいている職員が精神的な攻撃を受けているのが、あまりにも許せなかったため、弁護士会館に有給を取って出向き、事細かに経緯を説明し、対応について相談させていただきました。
同じフロアの他の職員も、精神的な攻撃に嫌気がさしていたため、連名により公平委員会へ嘆願書を提出させていただきました。
しかしながら、暫くの間、公平委員会からは何の連絡もありませんでした。
ワタシの上司も精神的な攻撃を受けていたため、ワタシ自身から首長へ直接嘆願書を送信させていただきました。それでもなお、動かないのが地方のど田舎の自治体なのです。
本当に嫌いです。明日に続く。