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【英国大学院】出願準備

アメリカのセドナで訪れたChapel of the Holy Cross。
この時のアメリカ旅行はめちゃくちゃ暑かったー!
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だいぶご無沙汰してしまいました。
仕事やら勉強やら留学手続やらで忙しくしています。
ポンド円、現在174円いってます。誰かどうにかしてくれー!!!

前回は出願にあたりエージェントと契約すべきかについて記事を作成しましたが、今回は出願先の選定と書類の準備です。
私は頭ではよく考えながらも最終的にはフィーリングで決めていくタイプなのであまり参考にならなかったらごめんなさい!

私の場合の出願スケジュール

まず最初にイギリスの大学院の出願スケジュールについて書いておいた方が良いと思います。
イギリスの大学院はだいたい早くて9月頃から、Rolling Adimissionで出願が開始されます。
出願締め切り日はなく(もちろんコースが始まる直前では無理)、出願が開始されれば定員が埋まるまでいつでも出願可という方法です。
つまり、出願が早ければ早いほど、オファーを出している数が少ないので、合格しやすい可能性があります。
大学院によって審査スケジュールなど異なる(KCLはいつまでに出願すればそのタイミングで審査する、とか書いてあったようななかったような)ので、出願先が決まったらよく調べてみると思います。
イギリスの大学が休暇に入って現役学生が動きやすいクリスマス前に出願できると良いという情報をどこかのブログで見かけました(ただの受け売り・・・)。

私の場合の出願スケジュールはだいたい以下の通りでしたのでご参考まで。
エージェントに出願書類の準備を急かされていた(エージェントでのネイティブチェックが重なって時間がかかってしまうため)のでこのようなスケジュールですが、全部自分でやるならIELTS以外はもっと後でいいと思います。

2022年5月:大学院への進学を検討、エージェントと面談・契約
~2022年7月:IELTSのスコアメイク
~2022年8月:出願書類の準備、推薦状の依頼
2022年10月:順次出願開始
2022年11月:オファーを受領
2023年1月:オファーを受諾してSOASに進学確定

ちなみに、奨学金の利用を検討している方は、自分が留学を希望する時期のざっくり1年前から準備を進める必要があるので注意です。
12月から翌年の留学に向けて奨学金を探し始めてもかなり数は少なくなってます。
私が調べた中では、一番早い奨学金はたしか7月~8月上旬の締め切りで、私も間に合いませんでした。
奨学金については今後別の記事でまとめますが、出願先の選定と並行して(あるいはそれよりも前に)自分が受験資格を満たす奨学金をリストアップする必要があります。

出願先の選定

前回の記事でも紹介したように、当初の私の中ではイギリスの大学院=LSEだったので、LSEには出願しようと考えていました。
その他に名前を知っていたのはUCLとSussex、あとは周囲に学生時代の交換留学で行っている人がいたエジンバラやバーミンガム、Sheffieldなどです。
正直SOASはこの段階では知りませんでした。

SI-UKスタンダードコースのサポートでは、自身の希望に合いそうな大学院・コースを探してリスト化してくれますので、それも参考にさせていただきました。

自分自身の作業としては、QS Rankingの上位の大学院について、各校のHPで関心に合いそうなコースの授業の詳細を見ていきました。
ランキングにはそこまでこだわりはないですが、大金を払って留学するのであれば世界的に認められている大学院が良いと思っていたので、「開発学で有名な大学院集」みたいな感じで参考程度に利用しました。
QS World University Rankings for Development Studies 2022 | Top Universities

開発学といってもその内容は多岐にわたり、環境の中でも気候変動、水、生物多様性、循環経済、社会の中でも人権、ジェンダー、教育など本当に様々で、コースによって履修できる授業とそうでないものがあるので、自分の関心事項をよーく考えて、気になる大学院の授業の内容を一通り調べた上でコースを厳選しました。
厳選する中では、エクセルファイルに授業料や授業の内容等をまとめて整理していました。
あとは卒業した方のブログを探して読み漁っていました。
この時にSOASは大学院の卒業者の方をほとんど見つけられなかったので、いま私がこのブログを始めたきっかけにもなっています。

結果、出願を想定して選んだ学校は以下の通りです。
・LSE
・SOAS
・Sussex
・KCL

本当はUCLもネームバリュー的には魅力的だったのですが、どのコースの授業を見ても自分にはピンとくるものがなくて、断念しました。
UEAやLeedsも一応調べましたがなんとなく日本人が多い印象があり、またロンドンから離れているので、外しました。

出願書類の準備

出願先がだいたい決まってくれば、次は大事な大事な出願書類の準備です!
すでにたくさんの方が詳細に説明済だと思うので手短に。
イギリスの大学院ではだいたい以下の提出が求められます。

◆ Personal Statement / Statement of Purpose
→簡単に言うと志望理由書で一番大事な書類です。
大学院で勉強したいことが明確であれば書く内容に困ることはありません。
同じ大学院でもコースによって単語数が異なることもあるので、よく確かめる必要があります。
私はSI-UKのサービスを使ってネイティブに添削してもらいました。

◆ CV
→これまでの経歴を多くてもA4 2枚くらいに収めて記載します。
学歴、職歴、ボランティアやインターンでの活動など。
これもSI-UKで添削をしてもらいました。

◆ IELTSの成績
→大学院によって求めるレベルが異なるので、出願先が決まってきたら一番先に確認して英語の勉強を進める必要があります。
私の場合の勉強方法については次回。

◆ 成績証明書、卒業証明書
→卒業大学から取り寄せる必要があります。
GPAは3.0以上あれば大学院の基準を多少下回っていても絶対無理ということはないのではないかとは思いますが高いに越したことはありません。
私の卒業大学は当時GPAを算出していなかったので自分で算出し、その計算方法を出願書類に含めました。
結果、GPAは3.4だったので、学生時代の自分にめちゃくちゃ感謝しました(笑)
一方でGPAが高いという理由だけで合格することはあり得ないので、志望理由をしっかり書くことが重要だと思います。

◆ 推薦状
→めちゃくちゃいやだったのがこれです。本当に。
たいてい2通求められるので、二人にお願いする必要があります。
Oxfordとかは3通だと思います。
私は現職の上司と大学のゼミの教授にお願いしました。
前者については自分で下書きして上司に確認を依頼・署名という流れでした。
留学を理由に退職するかもしれないのにその上司にお願いしなければならないことがまずつらかったです。
書く内容はSI-UKのサポートで推薦状のサンプルも見れるのでものすごく参考にさせていただき、添削もしてもらいました(決して回し者ではない)。
後者については、お忙しい方で何週間もメールの返信がなく単純に何度も心が折れました(笑)
パッとしない学生だった私ごときに何か書いていただけることがあるのか不安でしたが、最終的にご快諾いただきました。
結局、教授の推薦状は奨学金団体のみに提出し、推薦者から直接送付だったので内容については私は全く把握していません。
自分のために超多忙なお二人に時間を使わせてしまうことがとても申し訳なかったですね・・・本当に感謝しかないです。

ざっくりこんなところでしょうか。
正直、大学院の出願よりも奨学金準備の方が何倍も大変だったので、どなたでも大学院の合格自体はどこかしらからはもらえると思います。
これまでとこれからのキャリアとその大学院・コースが合っているか、という点が重要だと思います。
これまでのキャリアと異なる専攻の場合には、それをロジカルに情熱をもって説明することが求められます。

駄文でお恥ずかしい限りですが少しでもどなたかの参考になれば!

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