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最新!英国大学院23-24留学費用

長くて暗い冬が終わり春の訪れを感じた2月のハイドパーク。初めてのロンドンの冬はつらかった・・・
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お久しぶりです。
学費と寮費の日本円負担額が確定したので、今後イギリス大学院に留学を予定・検討している方のご参考になればと思い、記事をまとめています。
私が通っている大学院(SOAS)はロンドンのど真ん中ですので、同じイギリスでも地方や郊外に居住される方はもちろんこれより少ないはずです。
ロンドンの場合これくらいかかるんだなーと思っていただければ。

学費

まず、学費です。
年間でGBP 24,350かかり、3回の分割(初回はデポジット扱い)にて支払いました。
1回目(2023/5):GBP 4,000 = JPY 721,433 / GBP=180.36
2回目(2023/9):GBP 81,75 = JPY 1,506,555 / GBP=184.30
3回目(2024/2):GBP 12,175 = JPY 2,303,929 / GBP =189.23
合計 GBP 24,350 = 5,018,994

1回目ですが、この時期なら為替レートはもう少しよかった(170円くらい)のですが、支払い方がよくわからずクレジットカードで支払った結果、かなりレートが悪くなりました(涙)
1年間の学費だけで500万円かかるという結果になりました。
一括で支払っておけばよかったと思いますがレートがどうなるかなんて誰にもわからないですしね。

寮費

続いて寮費です。こちらは4回の分割払い(初回はデポジット扱い)です。
私はSOASの大学院生が住む寮で52 weeks(9月の修論提出締め切りまで)で契約をしています。
他にもいくつか寮がありますがここが最安なので、最低限これくらいかかるんだとお考えいただければと思います。
ちなみに自分でフラットを借りている人などもいますが、基本的にこれより高い、あるいはロンドン中心部から離れたゾーンに住んでいる=通学費用がかかります。
1回目(2023/5):GBP 400 = JPY 64,152 / GBP=160.38
2回目(2023/8):GBP 3,413.48 = JPY 628,661 / GBP=184.17
3回目(2024/1):GBP 3,601.62 = JPY 649,8786 / GBP =180.44
3回目(2024/4):GBP 3,389.76 = JPY 643,204 / GBP = 189.75
合計 GBP 10,804.86 = 1,985,893

単純計算で毎月16万円以上を居住費として支払っていることになります。
ちなみに私の寮の場合は水道・光熱費込みですので、生活費としてかかるのは上記以外に次の項目の食費や交際費、交通費、携帯代等となります。
なお、私はレートがいい時やソニー銀行で両替手数料がかからないときにちまちまと両替していたので、上記のレートは必ずしも支払日時点のレートとは一致していません。

その他生活費、交際費等

これは生活の仕方によって違うのでなんとも言えませんが、私は貯金がそれなりにあり、奨学金ももらっていることから、あまり厳しく節約はしていません(もともとお金をあまり使わない方でもあり)。
ロンドンに着いたばかりのころは、ベッドリネンから調理器具、調味料等色々と買い揃える必要があり費用はかなりかかりました。
また、Term 1はやはり交際費が多く、金曜の授業後にはみんなでパブに行ったり等出費が多くなりました。学期末の課題シーズンになるとみんなそれどころではないのでかなり減りますが(笑)
そしてロンドンの外食はご存知の通り高いです。学生が行くようなチェーン店でも満足できるものを食べようとすれば10ポンド以上はかかりますし、学食(ホットミール)も少なくとも6ポンドはします(それでもめちゃくちゃ安い)。サンドイッチなど簡単に済ませればさらに抑えることは可能です。
私の場合、これまでの半年で学費・寮費以外のすべての費用を平均するとだいたい毎月400ポンドくらいになりますので、本日時点の為替レート190円で計算するとGBP 400 x 12か月= GBP 4,800 = JPY 912,000になります。

旅費

上記以外に大きな出費としては旅行費用でしょうか。
私は旅行が大好きで、ロンドンという交通アクセスの素晴らしい場所に住む以上、日本からは行きづらい都市に遊びに行かないという選択肢はありませんでした!
なおこれまでの約半年で4か国、国内の日帰り旅行もしています。
予算は各自次第ですね。

合計

GBP 39, 954.86 = JPY 7,916,887 (上記のうち旅費は含まない)

私はオファーレターをもらった頃のレートが150円台、実際に進学を確定させた頃が160円台でしたので、MAX180円と考えて手元に800万円ほどあれば足りるだろうと思っていました。
それがみるみるうちに190円まで突破してしまい、800万円という当初の予算では足りない結果となりました。
もちろん、もっと節約しようと思えばできますし、旅費を抑えることも可能ですので、あとは個人の生活スタイルによる部分が大きいかと思います。

また、学生ビザでは週20時間までバイトをすることが可能です。私の周りでは、奨学金等金銭面でのサポートがない学生は渡英直後から、また授業や課題に慣れたTerm 2からバイトを始める学生もいました。
ロンドンの最低賃金は4月から約12ポンド/時間となりますので、それなりに稼げますが、何をしに留学に来ているのかということを考えると、バイトありきで金銭的に無理をしながら留学することはもちろんおすすめはできません。
ある程度(ポンド円はボラティリティが高いので、幅広に)の為替レートの変動を踏まえても耐えうる資金計画と貯金をしたうえで渡英されることが一番です。私の場合、オファーレターをもらってから今日まで30円以上円安が進んでいることになります。これからは円安ではなく円高に進む方向性であることを期待したいですが、金銭面はいまの日本人留学生にとって非常に大きなリスクですので、こちらの記事が少しでも皆様のご参考になれば幸いです!



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