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マッキーが好きだ2

この前、久しぶりにマッキーこと槇原敬之の歌を聞いて、またハマりそうな予感がしたけど、やっぱりハマってる。

通勤の自転車をこぎながら、マッキーの「No.1」を歌ってハッピーな気分で仕事に向かう。

週末にまた、YouTubeの槇原敬之 Official Channelで歌を再生して、疲れた心身を癒す。

前にも書いたけど、最新曲の「うるさくて愛おしいこの世界に」がすごく良くて。また、ふと聞きたくなって聞いて、聞きながら涙ぐんでしまう。何なんでしょうね。

「独り」でいるのは、人のことを気にしないでよくて気軽で。でも、いろいろめんどくさいし、ちょっと無理しながらだけど、愛おしくも感じる世界を知ってしまったら、楽なのに「独り」にはもう戻れない。

私の子育て関連で巻き込まれにいってる世界も、同じなのかもしれない、と思う。自分のことだけだったら、独りで楽なんだけど、「子どものために」と七面倒くさいことを請け負うことで、この世界のことを学んでいるのかもしれない。そんな気持ちが刺激されるのかな。

今回、また違う歌たちにも心が反応したので、メモメモ。

No.1(1993年)

独りだった気持ちをお互いに覚えていれば、きっと最高の恋になる。こんな自分を好きになってくれる人なんかいない、ずっと独りかもしれない、と思ってたけど、君に出会えた。ずっとずーっと一緒にいようね、という感じ。最高にハッピーな瞬間だと思う。チョコレイト工場のにおいがする夕方の河原に行きたくなる。

今回、この「No.1」をYouTubeで探したときに、下のバージョンを見つけた。なんと!アルコさん・河原和音さんの「俺物語!!」の猛男くんとマッキーじゃないですか!!!このマンガ、めっちゃ大好きで。猛男くんがめっちゃ良い奴で。猛男くんが幸せになる姿が、読んでる私もめちゃくちゃ幸せで。2015年に実写映画化されて、この歌が主題歌だったんですね!最高の組み合わせ!


軒下のモンスター(2011年)

今回、なんかやたら心に刺さったこの曲。
おおっ。宇宙人ですか!という始まり。
モンスターか。

「普通」ではない自分。普通ではない相手を好きになってしまう。誰にも本当の気持ちを言えない。
いっそ妖怪になって軒下で隠れて見ていたい。
夜に誰もいないところで、こっそり心の口をふさぐ手をどける。心はその人の名を呼ぶ。叫び出したい気持ち。
でもやっぱり人には言えずに、心の口をふさいで軒下に潜む、僕はモンスター。

もう、曲の途中から心がぎゅーっとしてしまって、涙が出てきてしまう。
本当の自分を隠さなければならない、本当の気持ちを隠さなければならない。
親を悲しませたくもないし、自分の心に嘘もつきたくない、という。

私はもう、悲しくて。何回も聞いて、涙が止まらない。

人と違うからって、あなたはモンスターではない。普通とは違う人を好きになるからって、モンスターではない。

自分を隠してしまいたいなんて。いっそのこと妖怪になって軒下に潜んで隠れていたいなんて。
自分を否定して隠してしまいたいその気持ちが、すごく響いてきて。

恋する「好き」の気持ちが強くなればなるほど、その感情を感じている自分を隠したくなる。そのあらがえない気持ちの矛盾に心が痛む。

「そのままのあなたでいい、そのままのあなたがいい」と抱きしめて、一緒に泣きたくなる。
恋ってさぁ、全開でハッピーで喜びあふれるもの、でいいやん。

あぁ、また泣けてくる。

あまりにも、心が揺さぶられる曲でした。

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