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変化(ジャッジする)①

無謀運転の自転車

自転車で職場から帰る途中、後ろから来た無謀運転の自転車。10代後半から20代前半の男性とお見受けした。

私、歩道で信号が変わるのを待って、片側二車線の道路で横断歩道を渡る。歩行者に注意しながら、そっと自転車をこぐ。

その私の目の前を横切って、すごいスピードで駆け抜けた自転車。下り坂の車道を突っ走ってきて、こちらの横断歩道から、向こうに見える横断歩道にかけて斜めに走っていく。しかも、すごいスピードを出している。20km/hは出てるんじゃないか。

いやいや!めっちゃ怖いやないかい!!そんな車道をまっすぐ走る勢いで!横断歩道を渡る私の目の前を横切るとは、なんという不届きもの!!!

と、以前だったら、怒りが冷めやらず、しばらくプンプンしていたと思う。

私がゆっくり動いてたからいいものの、もし私もびっくりするような速さで横断歩道を渡ってたら、がっちゃんこの大事故やったで!交番の目の前の交差点で、よくもそんな危ない運転ができるわね!

と言いたくなりそうなところを、ぐっとおさえる。

以前と違うのは、うぉー危なかったー!!の次の自分の感情の扱い方なんだと思う。

前の私、
あんな危ない自転車の乗り方をするなんて、けしからん!ホンマ腹立つわ!みたいなことで、なかなか怒り冷めやらず、しばらく怒り続けていたと思う。

最近の私、
むむっ!ぶつかりそうで危なかった。あの人の自転車の乗り方危ない!交番の前であんな危ない運転ができるんや!
ぐらいで、ストップする。

びっくりはするし、こわかったーとドキドキするものの、少ししたら、まぁ、私にはあの人のことは関係ないし、どうでもいいやー、とまたご機嫌に自転車に乗り続ける。

腹を立てたり、けしからんと思ったり、ジャッジすることを手放したように思う。

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