「頑張ればできる」は「できない」でいい
年度末。にわかに仕事も忙しくなった。上司の異動が重なり、え、そんなに変わる?ってぐらい変化する。
異動が多いとやることが増える、私の仕事。4月に向けていろいろ調整したり、準備したり。
今年度は小学校PTAの役員をやっていた。月1回の会議参加と、PTAの希望者向けの講座の企画・運営をした。仕事でやっていたような内容だったので、苦にはならなかったけど、有給休暇の消費が激しく、自分のために休む日が取れなかったからか、この冬、体調を崩しまくっていた。
次年度は子ども会役員をすることになった。まだ年度が始まっていないのに、新年度準備でやることが多い!むしろ、私の仕事は年度が始まるまでが全てなんじゃないかと思うぐらい。
古くからある自治会のプレッシャーが強すぎることに、子ども会役員になることが決まってから気がついた。確かに役員経験者の自治会への印象は、常に苦笑いとともにある気はしていた。
ついつい、頑張ればできる、と思ってしまう。重たい気持ちを引きずって、限界までやろうとしてしまう。
でも、「頑張ればできる」は「できない」でいいと気づかされた。
無理やり頑張ってやりきる方法を考えてたら、それは「できない」でしょ、と夫に指摘された。
へい。すみません。
あきらめが肝心かもですね。
それから呪文のように唱えてる。
「頑張ればできる」は「できない」でいい。
できないと宣言して、助けてもらおう。
自分が良い気分でできて、さらさらーっと片付くことに集中しよう。
それで十分。
自分を犠牲にしてまで頑張って、みんなが無理やりやってきた。その後に残るのは、すごく嫌なドロドロとしたエネルギー。
その残り香みたいな重たいエネルギーにあてられて、体調を崩す人も。わたしもかなりエネルギーを吸い取られた。
「もう、そんな無理な頑張り方はやめよう」とお互いに言い合えるメンバーであることが、本当に救いだと思う。
もう一回唱えとこう。
「頑張ればできる」は「できない」でいい。
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