アニメの本当の最後って意外と知らない

お久しぶりです。沙耶です。

私がnoteを書きたくなるのは月に一回なんですかね?笑 これからはもっと投稿頻度を上げていきたいと思いますし、いろいろ書きたいテーマもあるので、たくさん投稿することになるかも。

最近パソコンを購入したので、これからのnoteはパソコンで書いたものになります。でもなんというか、noteの操作難しくないですか? これだけでnote一本かけそう。


前置きが長くなっちゃいそうなので本題に入ります。

みなさんアニメは見ますか?

昔だと夜の7時くらいにたくさんやってたイメージなんですが、最近はアニメをやっている時間や放送局が少なくなった気がします。いまだと土曜の午後6時とか、日曜の午後5時の時間帯でしょうか。私の家はテレビがないので、最近いつアニメやってるのか知っている方いたら教えてください。

そういった時間帯のアニメっていろんな方が見ますし、アニメを知らなさそうな世代の方にも名前を言えば「ああ、ちょっとだけ見たことある」なんて言葉が返ってくることもありますね。


しかし、私はこうも思うのです。

アニメの本当の最終回って知らないなあ、と。


大体アニメは3か月周期、長い作品だと6か月周期で変わります。話の数でいうと12話か24話。原作となる作品の一部分を切り取って、12話にまとめているので、アニメでは最終回だけども原作では続いているということになります。(うまく説明できていませんね。すみません)

アニメ12話見たらなんか満足しちゃいません? そこで完結、ってなっちゃうと、終わった気持ちになるというか。よほど好きなアニメでない限り原作を買って読もうとは思わないというか。

私も好きなアニメを聞かれるとたくさん出てくるんですが、原作持ってる作品はもっと少ないし、ほんとの結末を知っている作品も全然少ないです。


だからこそ、愛を綴らせてください。


結界師への愛を!!!!


そうです。ここまではただの前置きです。ほんとうにすみません。

結界師が放映されていたとき私は小学校2年生くらいでした。

もう大好きで大好きで、あの技を出す遊びもやっていましたね。(大絶賛黒歴史。悶えてます)

アニメが終わった瞬間は、本当に本当に虚無でした。幼いながらに感じた結界師ロス。だって夢に出てくるくらい好きだったんだもの。時音ちゃんのこと好きな良守くんが好きっていう設定だったし(多分私の夢女歴、悲恋好きはここから始まってる)、私の結界はピンクだといいなとか、あの四角の紋様は右の太ももだなとか、アニメが終わった後も飽きずに毎日毎日妄想してましたもん(黒歴史再来)

アニメが終わり(確か黒芒楼の話で終わりましたよね。なにこの黒芒楼っていうワード。懐かしすぎんか)、数年後の小学五年生で再びオタクをこじらせ、その時原作という存在を知りました。けど当時の経済力でマンガを買うことができるわけもなく。

中学生になり自転車を与えられ、行動範囲が広くなった私は見つけてしまったのです。それは…


ブックオフ。


なんですかあの夢の空間。本1冊100円て。安すぎんか。

そこで幼いころ死ぬほど好きだった結界師を見つけ、おこづかい、少ない貯金のすべてを捧げました。ありがとうブックオフ。私がお金持ちになったらブックオフの株買うからね。

安いママチャリのカゴに結界師を乗せ、どうか事故らないよう願いながらチャリを漕ぐこと30分。ヘルメットをかぶってこなかったことをあんなに後悔したことはない。

無事家についたことで冷静になり、そこで初めて「こんなにマンガ買ったら怒られるかも…」と思いました。うちには本を買って読むという文化がなかったので、特に。お金の使い方に関して親はとても厳しく、一応おこづかいという形でお金を与えられてはいましたが、何を買うにも怒られるので使われることもなくお金がたまっていく一方でした。けれど、その当時の私には、早く読みたいという気持ちのほうが強かったのです。

作品への愛は、怖い親にも勝つのです。

おびえながら玄関の扉を開けると、いつものように親が待っていました。もう怖い。思い出すだけで怖い。大きなブックオフの黒い袋から覗く大量の結界師を見て、父は意外にも「懐かしいなあ」といったのです。

勝った、と思いました。

悩んだけど、読みたかったから買ったと言うと、「俺にも読ませてくれよ」と言ってくれました。完全勝利。まあ今考えると幼い私の拗らせ加減を知っていたから許してくれたんだろうなあとは思いますが。

夕飯を食べ、部屋にこもって死ぬほど読みました。いつもは早く風呂に入れと怒る父も、今日ばかりは静かです。

もう死ぬほどおもしろかったですよ。アニメでは描かれていなかった部分を読んでうるうるしたし、白の過去の話であったり、黒芒楼編のラストでしっかり泣きました。リアルに。

それ以上にアニメでは描かれなかった話がおもしろくておもしろくて、その日はお風呂にも入らず読み漁りましたね。

確かこの時にはまだ完結していなかったというのと、原価で本を買うことにはまだ否定的だったので、ブックオフに通いながら少しずつマンガを集め、高校生くらいで最終巻まで集めきりました。

最終巻、最終話を読んで思ったのは、

え?こんなもん?


でした。いやもうほんとに。あんなに好きな作品だったのにね。

完結したときにはある程度もう大人だったというのと、オタクをこじらせ色んなアニメを見ていたので、舌(この場合、目?)が肥えてしまったのか、ひどくつまらなく感じました。マンガは人気がなくなると打ち切りになりますし、決められた期間の中で作品を終わらせるには、そのラストしかなかったのかもしれません。けど本当につまらないと感じましたし、あっけなかった。

けれど、私は今でも好きなアニメはなにかと聞かれれば「結界師」と答えますし、私の人生の半分以上を占める作品といっても過言ではありません。

結界師は、大学生になった今でも読みかえす大好きな作品です。

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愛してやまない結界師の中でも、特に大好きなお話があります。

それは、『ジュリア』というお話。


彼氏に振られ、「死ぬー!!!」と校舎から飛び降り自殺をはかったジュリアという女の子を間一髪、良守くんが助けます。これによってジュリアは良守くんに恋をし…というお話なのですが、良守くんの成長を感じますし、良守くんが時音ちゃんに「アレ」をやります。もうめっちゃくちゃキュンキュンするし、ギャグもあって面白いし、一番大好きな話です。

私のnoteを読んで、確かにアニメ作品の本当の最後を知らないなあと思った方、ぜひブックオフへ行ってみてください。そして、私の大好きな作品「結界師」も、「ジュリア」も、ぜひ読んでいただきたいです。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。



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